Day 6 in Rio : Nozomi breaks mental barrier through Akane to step closer to the podium

リオ五輪バドミントン競技6日目、女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組は、5月のユーバー杯で敗れた韓国のエースペアをストレートで退け決勝に進み、金メダルまであと1勝とした。決勝の相手は、想定されたユー・ヤン選手率いる中国ではなく、デンマーク。一方、日本注目の女子シングルス同国対決は、あえて期待とプレッシャーを背負い今大会に乗り込んだ奥原希望選手が、精神的な壁を破って山口茜選手に勝利。目前に迫ったメダル獲得へ弾みをつけた

Day 6-1

Nozomi OKUHARA advanced to the semis after beating one of her rivals and teammates

奥原選手にとって、山口選手はある意味、今回の五輪で最も難しい相手だった。決勝トーナメントに進んだほかのトップ選手に対しては純粋に向かっていけばよく、ここまでの戦いを見る限り、その心構えはできている。しかし、強さを認めるライバルの1人に違いないが、同時に練習のほか寝食まで共にするチームメイトである2つ年下の後輩に、五輪という大舞台のコートでどのような気持ちで対峙すればいいのか。ジュニア時代から負けなしで自信はあるにせよ、大差で奪われた第1ゲームは、韓国ベ・ヨンジュ選手を圧倒した前日の試合とは異なり、とまどいの表情を時折見せていた

Day 6-5

Akane YAMAGUCHI could not reach last 4 but showed her fighting spirit at Rio Olympic

そうした状況を打破するきっかけをくれたのは、ほかならぬ山口選手。試合開始直後から、さまざまなショットを駆使して思い切りよく攻勢をかけ奥原選手を圧倒した。しかし第2ゲームに入ると、それに呼応するかのように、徐々に奥原選手の表情から硬さがとれ、プレーにも本来のスピードと精度が戻ってきた。そして迎えたファイナルゲーム、すっかり自分のペースに持ち込むと、運動量の落ちてきた山口選手の反撃を許さず勝利を収めた

女子シングルス準々決勝ではほかに、第1シード、スペインのカロリナ・マリン選手が韓国ソン・ジヒョン選手を寄せ付けず、好調さをうかがわせた

上位シードのため、決勝トーナメント2回戦から登場の中国勢2人は、ロンドン金メダルの第3シード、リ・シュエリ選手がタイのポーンティップ・ブラナプラサーツク選手を破って順当にベスト4入りを果たした。一方、同銀メダルの第2シード、ワン・イーハン選手は、1回戦でトップの誰もが手を焼く台湾タイ・ツーイン選手を下し勢いに乗るインドのプサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手を打ち負かせず、2大会連続のメダルに挑戦する機会も得られぬまま、2回目の五輪を終えた

奥原選手はこの先、勝っても負けても残り2試合。目標とするメダル獲得へ気持ちをひとつに邁進するだけ。まず、18日の準決勝で、決勝進出をかけインドのプサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手と対戦する

男子ダブルス準決勝は、世界ランク1位韓国イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン組の金メダル獲得の夢を打ち砕いて勝ち上がったマレーシアのゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン組がこの日も勢い衰えず、中国ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ組から第1ゲームを先取する。第2ゲームは奪われるが、ファイナルゲームに入ると再び流れを取り戻して勝利。マレーシア勢として、混合ダブルスに続き2種目目の決勝進出を果たした。マレーシア史上初の五輪金メダルをかけ決勝で対戦するのは、早川賢一・遠藤大由組を破るなど今大会、世界ランクを越える活躍を見せた英国ペアを止めた、中国フー・ハイファン/ツァン・ナン組。フー選手は先ごろ引退したカイ・ユン選手と組み男子ダブルスで、ツァン選手はツァオ・ユンレイ選手との混合ダブルスで、それぞれ4年前、ロンドンで金メダルを手にしている

この日の最終試合には、混合ダブルスの3位決定戦が組み込まれた。準決勝でそれぞれインドネシアとマレーシアのペアに敗れた中国2ペアが直接対決し、第1シードのツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ組がシュー・チェン/マー・ジン組にストレート勝ちして銅メダルを手にした。両ペアは、前回ロンドンでは決勝を戦っていた。表彰式は17日、タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル組(インドネシア)とチャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン組(マレーシア)による決勝の後、行われる

◆男子ダブルス準決勝の結果

ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国)〈18-21,21-12,17-21〉ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア)

フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、第4シード)〈21-14,21-18〉クリス・ラングリッジ/マーカス・エリス(英国) 

 

◆女子ダブルス準決勝の結果

高橋礼華・松友美佐紀(第1シード)〈21-16,21-15〉チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(韓国、第4シード)

ユー・ヤン/タン・ユエンティン(中国、第2シード)〈16-21,21-18,19-21〉クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク)

 

◆混合ダブルス3位決定戦の結果

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、第1シード)〈21-7,21-11〉シュー・チェン/マー・ジン(中国)

 

◆女子シングルス準々決勝の結果

カロリナ・マリン(スペイン、第1シード)〈21-12,21-16〉ソン・ジヒョン(韓国、第7シード)

リ・シュエリ(中国、第3シード)〈21-12,21-17〉ポーンティップ・ブラナプラサーツク(タイ、第12シード)

奥原希望(日本、第6シード)〈11-21,21-17,21-10〉山口茜(日本、第10シード)

ワン・イーハン(中国、第2シード)〈20-22,19-21〉プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、第9シード)

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大会7日目(17日)は、男子シングルス準々決勝の4試合と、最初の金メダルマッチとして、混合ダブルスの決勝が行われる

7日目(17日)の対戦カード

◆男子シングルス準々決勝

リー・チョンウェイ(マレーシア、第1シード)対チョウ・ティエンチェン(台湾、第6シード)

リン・ダン(中国、第3シード)対キダンビ・スリカンス(インド、第9シード)

ビクター・アクセルセン(デンマーク、第4シード)対ラジフ・オウセフ(英国、第13シード)

チェン・ロン(中国、第2シード)対ソン・ワンホ(韓国、第8シード)

◆混合ダブルス決勝★(金メダルマッチ)

タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、第3シード)対チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア)

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