Naoko/Kurumi ready for one last shot at grabbing ticket to Rio

Longest match

Endless match between World no.2 Indonesian and no.9 Japanese lasted for 2h41m ~photo courtesy of PBSI

アジア選手権準決勝、女子ダブルスの福万尚子・與猶くるみ組が、前日の1時間57分をはるかに上回る2時間41分の最長試合を制し、決勝進出。五輪出場権獲得へあと一歩に迫った。五輪切符は、高橋礼華・松友美佐紀組との同国対決に勝った場合のみ、手にすることができる

先に試合をした日本のエースペア、高橋・松友組がアシストの役割を果たした。世界ランク9位の福万・與猶組にとっての五輪レースが、同8位の韓国チャン・イエナ/イ・ソヒ組が決勝に進んだ時点で終わりを迎えるのは、アジア選手権開幕前から分かっていた〈https://badpal.net/2016/04/25/look-who-still-has-a-chance-to-qualify-for-olympic/

韓国ペアにとって最大の山場は準々決勝のロンドン五輪金メダリスト、中国ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン組との一戦だった。これをストレート勝ちで突破し勢いに乗って高橋・松友組に挑んできたが、世界ランク1位の強さは底堅かった。第1ゲームを先取した後、第2ゲームは終盤15-18と3点のビハインドから4連続得点を決めて試合をひっくり返すと、そのまま振り切り勝利を収めた

No losers2

No Side : There is no loser in this particular match ~photo courtesy of Rudy ROEDYANT

これで五輪レースを終えることなく準決勝に臨むことが許された福万・與猶組だが、相手はシンガポールオープンSSを制した世界2位の強豪、インドネシアのグレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ組。対戦成績も1勝5敗と分が悪く、ほぼ2時間続いた元世界1位中国ルオ姉妹との準々決勝の疲れも影響してか、オープニングゲームは一度もリードを奪えぬまま13-21であっさり落とす。第2ゲームに入ると先行する展開に持ち込み、終盤追い上げに遭うが、19-19から連続得点を決め試合をふりだしに戻す

ファイナルゲームはインドネシアペアが前半をリード。後半、日本ペアが追いつくと、そこからいつ果てるともしれない消耗戦に突入する。それでも最後は、早々に五輪出場を確実にしたインドネシアペアを、勝ちたい気持ちで上回った福万・與猶組が、3つのマッチポイントをしのがれながら、日本チームの声援を受け24-22で振り切り、21点ラリーポイント制導入後、最長となる2時間41分の激戦に終止符を打った。試合後には、両ペアとも笑顔で互いの健闘を称え合った

この結果、福万・與猶組は5月1日の決勝で、アジア選手権のタイトルと五輪切符をかけて高橋・松友組と対戦する。世界8位の韓国2番手チャン・イエナ/イ・ソヒ組は今大会をベスト4(6,420点)で終えたことで、5月5日付の世界ランキングに載るランキングポイントは64,876点。これに対し同9位の日本2番手、福万・與猶組は、優勝(9,200点)すれば64,945点となり、69点の僅差ながら韓国ペアと入れ替わって8位に上がり、日本にとってこの種目2つ目の五輪出場権を確保できる。一方、高橋・松友組との同国対決に敗れ準優勝(7,800点)に終わった場合、ポイントは63,545点にとどまり、出場権を得られない9位のまま五輪レースを終える

日本男子唯一の勝ち残り、園田啓悟・嘉村健士組は、第1シードの韓国イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン組に挑んだ。今大会ここまで世界ランク上位につける中国、マレーシア、インドネシアのペアを連破してきたが、この日は世界1位に第1、第2ゲームともに後半突き放されストレート負け。3月29日開幕のインドオープンSSから5週連続で行われた、五輪レース最後の5大会すべてを戦い終えた

男子シングルスでは、北京、ロンドンと五輪2大会連続金メダルの中国リン・ダン選手と、連続銀メダルのマレーシア、リー・チョンウェイ選手の対決が注目されたが、ファイナルゲームでリン・ダン選手が失速し、わずか4点しか取れずに完敗。大会3連覇も逃した。リン・ダン選手は試合後、第1ゲームで20-17と3つのゲームポイントを握りながら逆転を許し先制できなかったことで、第2ゲームを取り返したものの、ファイナルゲームでは集中力が切れてしまった、と敗因を語った

一方、リー・チョンウェイ選手は、リン・ダン選手がここ数年してこなかった国際大会への連続出場(5週で5大会)に踏み切った影響で、ファイナルゲームは体力が続かなかった点を指摘。5大会中3大会に出場を絞った自分とのコンディションの違いに触れた。勝ったリー・チョンウェイ選手は決勝で、世界1位の中国チェン・ロン選手と対戦する

女子シングルスは、2回戦で山口茜選手の挑戦を退けたリ・シュエリ選手と、準々決勝で奥原希望選手に競り勝ち勢いづいたワン・イーハン選手が、それぞれ韓国ソン・ジヒョン選手、インドのサイナ・ネワル選手にストレート勝ち。自国開催のアジア選手権決勝で、ともに通算3度目の優勝をかけて戦う

混合ダブルスは、世界1位の中国ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ組と、同2位インドネシアのタントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル組が順当に決勝に進んだ

準決勝の結果

【男子シングルス】

チェン・ロン(中国、世界1位)〈21-14,21-16〉ティエン・ホウウェイ(中国、世界6位)

リー・チョンウェイ(マレーシア、世界2位)〈22-20,15-21,21-4〉リン・ダン(中国、世界3位)

【女子シングルス】

リ・シュエリ(中国、世界3位)〈22-20,21-11〉ソン・ジヒョン(韓国、世界7位)

ワン・イーハン(中国、世界6位)〈21-16,21-14〉サイナ・ネワル(インド、世界8位)

【男子ダブルス】

イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)〈21-17,21-18〉園田啓悟・嘉村健士(世界17位)

フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、世界4位)〈21-23,19-21〉リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフイ(世界14位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈21-16,21-19〉チャン・イエナ/イ・ソヒ(韓国、世界8位)

グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界2位)〈21-13,19-21,22-24〉福万尚子・與猶くるみ(世界9位)

【混合ダブルス】

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)〈21-19,21-11〉コ・ソンヒョン/キム・ハナ(韓国、世界3位)

タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界2位)〈21-16,21-13〉シン・ベクチョル/チェ・ユジョン(韓国、世界10位)

 

決勝の対戦カード

【男子シングルス】 チェン・ロン(中国、世界1位)対リー・チョンウェイ(マレーシア、世界2位)

【女子シングルス】 リ・シュエリ(中国、世界3位)対ワン・イーハン(中国、世界6位)

【男子ダブルス】 イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)対リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフイ(世界14位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)対福万尚子・與猶くるみ(世界9位)

【混合ダブルス】 ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)対タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界2位)

Advertisements

No comments yet... Be the first to leave a reply!

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: