4年に一度のアジア大会バドミントン競技があす20日、韓国・仁川で始まる。とりわけ個人戦に先立ち行われる団体戦では、5月の国・地域別対抗戦トマス・ユーバー杯で男子が優勝、女子が準優勝した日本チームの活躍に期待が高まる。しかし、トマス杯敗北のリベンジのため世界ランク上位の選手を外し五輪2連覇のリン・ダン選手を第2シングルスに引き上げた中国、自国開催の今大会に照準を合わせ男子ダブルス世界1位のイ・ヨンデ/ユ・ヨンソン組を中心に調子を上げてきた韓国、さらに東南アジアからインドネシア、マレーシア、タイなど難敵が数多く立ちはだかるため、メダル獲得すら楽観視できないのが現実だ。ヨネックス米山勉社長の独占インタビューも絡め、日本の現在の立ち位置を確認しつつ、アジア大会を展望する
Month: September 2014
Three and a half years passed : Two Asian coaches meet at Tokyo finally
2011年3月11日に発生した東日本大震災から3年半。きょうは、先ごろ東京の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われたジュニアの国際大会における、1つの「アジアの出会い」を紹介する
Nozomi gets her revenge over Aya at Vietnam Open GP
ベトナムオープングランプリ(GP)が、9月1~7日にベトナム・ホーチミンで行われ、奥原希望選手と大堀彩選手が女子シングルスの表彰台に立った この種目、日本勢の中でそれぞれ9番手、13番手につける2人だが、ともにGPでは既に2度優勝している。今回、3つ目のGPタイトルを手にしたのは、初戦から1ゲームも落とさずに勝ち上がった奥原選手。決勝でも大堀選手をストレートで下し、7月のロシアオープンGP準決勝での敗戦のリベンジを果たした
New names added to a list of World champions but no ChongWei
デンマーク・コペンハーゲンで開催された世界選手権は31日、決勝を行い、5種目中4種目で新たなチャンピオンが誕生した。今回初めて世界タイトルを手にしたのは、男子シングルスのチェン・ロン選手、女子シングルスのカロリナ・マリン選手、男子ダブルスのコ・ソンヒョン/シン・ベクチョル組、女子ダブルスのツァオ・ユンレイ/ティエン・チン組。その一方で、8度目の挑戦で初優勝が期待された男子シングルス世界ランク1位のリー・チョンウェイ選手は、決勝まで進みながら、またもタイトルに手が届かなかった 日本勢は女子が奮起。三谷美菜津選手と前田美順・垣岩令佳組が銅メダルを獲得した。日本選手が世界選手権で表彰台に上ったのは、前々回2011年英国・ウェンブレー大会で女子ダブルス3位になった末綱聡子・前田美順組以来