Day 4 of TUC : Japan to face France in Thomas and Denmark in Uber

Ayaka-Misaki

Ayaka / Misaki overcame higher ranked Danish rival

トマス・ユーバー杯4日目、日本は一次リーグ1位突破をかけて、男女ともにデンマークと対戦した。このうち女子は、最も難しい試合になるとみられていた第1ダブルスで、世界ランク4位の高橋礼華・松友美佐紀組が、過去2勝4敗と負け越している同3位のライバル、クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール組の攻略に成功。第1シングルスの三谷美菜津選手、第2シングルスの高橋沙也加選手で3連勝し、デンマーク戦の勝利とともに、日本のZ組1位を確定させた

高橋・松友組は試合後、BadPaL の取材に応じ、「(2対2で回ってきて日本を勝利に導いた)昨年の男女混合・国地域別対抗戦スディルマン杯で勝った時のビデオではなく、前月のシンガポールオープンスーパーシリーズ(SS)準決勝で敗れたビデオを見て、この時よりもいい試合をしようと話し合った。早くからデンマークペアとの対戦を想定し、右利きと左利きの男子ペアを相手に練習もしてきた」と明かした。さらに、「チームとして見ると、自分たち以外は勝てる可能性が高く、少し気持ちに余裕を持ってプレーできたことが、結果的に奏功した」と笑顔で振り返った

Minatsu MITANI

Minatsu earned the 1st point for Team

この点に関連して、日本の1番手でコートに立ちチームに最初の1勝をもたらした三谷選手は、「相手が格下で向かっていけるかどうかが課題だった。ただ次の第1ダブルスが厳しい試合になるので、私は負けられないという強い気持ちで試合に臨んだ」とコメントしている

Sayaka TAKAHASHI

Sayaka struggled but managed to win

2対0で出番が回ってきた高橋選手は、「普段ならできることができずに、試合中、悩んでいる時間が長くなるなど、気持ち的に負けた」と、自ら前日の敗戦を説明。そのくやしさからまだ切り替えができていないことを認め、第2ゲームまではうまくいかなかったと話した。ただ「勝っても負けても自分らしいプレーをしよう、と気持ちを切り替えて臨んだ第3ゲームは良いプレーができた」とし、あす以降も、「自分のポジションがいかに大事か言い続けてくれたコーチ陣に信用にしてもらえるようなプレーをしたい」と述べた

Akane YAMADUCHI

Akane’s third consecutive win in Uber Cup

日本は、勝敗が決した後の第2ダブルスで、世界5位の前田美順・垣岩令佳組が単調なプレーで、格下相手にまさかのストレート負けを喫した。一方、第3シングルスの山口茜選手はファイナルゲームまでもつれながらこの日も勝ち、一次リーグ3戦負けなしとなった。山口選手は BadPaL に対し、「アジアの選手と打つタイミングが違ってやりにくかった。出だしは良かったが、2ゲーム目に追い越せなかった」と、反省を含め、試合直後の感想を述べた。ここまで3日連続の出場となっているが、「疲れは大丈夫。(あすも行けと言われれば)次も行ける」ときっぱり答えた

TAGO

TAGO did a great job as the first singles

男子はまず、世界4位の田児賢一選手が、同3位のヤン・ヨルゲンセン選手と対戦。実力拮抗の2人のため接戦が予想されたが、田児選手がスタートダッシュに成功し第1ゲームを21-9で取る。第2ゲームも出だしから飛び出し10-2と大きくリードする。ここからヨルゲンセン選手が本領を発揮し、じわじわと点差を詰め12-11まで迫る。ただこの日の田児選手は相手に主導権を渡すことなく、ここから一気の9連続得点を決め、この試合を制した

田児選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、まず「疲れた」とひとこと。続けて「率直なところ、うれしさより、チームのために仕事ができてほっとしている」と述べた。戦前の予想以上に点差が開いたことについて尋ねると、「入り方がよく、出だしでうまく流れに乗れた。第2ゲームで12-11と1点差まで追い上げられ、相手に傾きかけた流れを引き戻せたのも大きい」と説明した。ただ、「ヨルゲンセン選手は本当に良い選手で、今回たまたま自分の方が流れをつかめただけ。この点差は実力差ではない。序盤にリードされていたら、逆の展開になっていたかもしれない」と冷静に語った。過去に第2、第3シングルスも経験している田児選手は、「第1シングルスは勝たなければいけない。1対0から入るか、0対1になるかで、チーム全体に及ぼす影響が全然違う」とその難しさを指摘。連日、各国・地域のエース級とばかり対戦するポジションに「正直、きつい」と苦笑しながらも、「国の代表として、応援してくれている人のために結果を残さないと」と強調した

続く第1ダブルスに、デンマークはマシアス・ボー選手の大会直前の戦線離脱で、本来、第2ダブルスである世界17位のマッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング組を繰り上げざる得なかった。そのため、世界ランキングから判断すると、世界3位の早川賢一・遠藤大由組の優位が見込まれた。しかしふたを開けてみると、1ゲームずつ取り合う接戦となり、ファイナルゲームでは早川・遠藤組が常に後手に回る展開で、結局一度もリードを奪えぬまま敗れた

Kento

Kento beat Danish rival Axelsen

次にコートに立ったのは、ともに1994年生まれの桃田賢斗選手(19)とビクター・アクセルセン選手(20)。今年2度対戦して1勝1敗の2人は、ジュニア時代のライバルでもある。試合は第1、第2ゲームとも競り合いのまま終盤へ。どちらに転んでもおかしくない接戦となったが、両ゲームを制してチームに次の1勝をもたらしたのは、桃田選手の方だった

桃田選手は試合後、BadPaL に対し、「同学年であり、2月のドイツオープンで敗れた時、喜ぶのを見てくやしい思いをさせられたアクセルセン選手を強く意識した」と明かした。両チーム譲らず1対1のタイで出番が回ってきたこともあり、「前日までの試合とは緊張感が全然違い、ガッチガチで足が動かず、泥臭く勝ちを拾いにいった」という。ただ、「自分の持ち味」と語るネット際でライバルを上回るなどして勝利。「1勝の重みを感じた」と強調する試合を取ったことで、「こういう大舞台で勝てて良かった」と喜びをあらわにした

日本は2対1とリードしたが、続く第2ダブルスでは、即席ペアとはいえいずれも世界のトップで活躍するベテラン2人、カールステン・モゲンセン選手(男子ダブルス世界2位)とヨアキム・フィッシャー・ニールセン選手(混合ダブルス世界5位)の前に、園田啓悟・嘉村健士組は歯が立たずストレート負け。勝敗の行方は、最終種目の第3シングルスまで持ち越された

Takuma

The 3rd man Takuma  did it again

この緊迫した場面に満を持して登場したのは、上田拓馬選手。トマス杯に初めて出場した2年前、中国・武漢大会の準々決勝で、やはりチームの命運をかけた試合に出場。強心臓を見せて格上のインドネシア選手を倒し、日本男子のメダル獲得に大きく貢献した。この日は第1ゲームを先取した後、第2ゲームも先に3つのマッチポイントをつかむ。ここから追い上げられ20-20で並ばれるが、崩れない勝負強さを見せて22-20で振り切り、期待に応えて再度、チームの窮地を救った

上田選手は BadPaL に対し、「思い切ってやればいいという気持ちでコートに入り、それほど緊張しなかった」と語った。その上で、「前回大会での経験が、今回に生きている」と答えた

トマス杯一次リーグ【B組】4日目の結果

【B組】

日本(3勝)3ー2デンマーク(2勝1敗)

【第1シングルス】 田児賢一(世界4位)〈21-9,21-11〉ヤン・ヨルゲンセン(世界3位)

【第1ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界3位)〈17-21,21-17,18-21〉マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(世界17位)

【第2シングルス】 桃田賢斗(世界14位)〈21-19,21-19〉ビクター・アクセルセン(世界15位)

【第2ダブルス】 園田啓悟・嘉村健士(世界13位)〈13-21,13-21〉カールステン・モゲンセン/ヨアキム・フィッシャー・ニールセン

【第3シングルス】 上田拓馬(世界25位)〈21-13,22-20〉エミル・ホルスト(世界55位)

 

香港(1勝2敗)3ー2イングランド(3敗)

【第1シングルス】 ウェイ・ナン(世界28位)〈22-20,21-13〉ラジフ・オウセフ(世界23位)

【第1ダブルス】 リー・チュンヘイ/タン・チュンマン(世界17位)〈13-21,21-17,17-21〉アンドリュー・エリス/クリス・アドコック(世界9位)

【第2シングルス】 ウォン・ウィンキ(世界39位)〈21-11,21-13〉リース・ウォーカー(世界180位)

【第2ダブルス】 ロー・チュクヒム/チャン・ユンルン〈15-21,18-21〉クリス・ラングリッジ/ピーター・ミルズ

【第3シングルス】 グ・カロン(世界83位)〈21-14,21-10〉サム・パーソンズ(世界219位)

 

ユーバー杯一次リーグ【Z組】4日目の結果

【Z組】

日本(3勝)4ー1デンマーク(2勝1敗)

【第1シングルス】 三谷美菜津(世界12位)〈21-19,21-9〉リネ・ケアースフェルト(世界45位)

【第1ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界4位)〈21-15,15-21,21-12〉クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(世界3位)

【第2シングルス】 高橋沙也加(世界13位)〈21-16,11-21,21-11〉サンドラ・マリア・ジェンセン(世界68位)

【第2ダブルス】 前田美順・垣岩令佳(世界5位)〈18-21,15-21〉リネ・ダムケーア・クルス/マリー・ロープケ(世界17位)

【第3シングルス】 山口茜(世界84位)〈21-9,16-21,21-18〉ミア・ブリチフェルド(世界182位)

 

マレーシア(1勝2敗)5ー0ドイツ(3敗)

【第1シングルス】 ティー・ジンイ(世界50位)〈21-13,21-18〉カリン・シュナーゼ(世界36位)

【第1ダブルス】 ウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン(世界23位)〈21-16,21-15〉カーラ・ネルテ/イサベル・ヘルトリッチ(世界39位)

【第2シングルス】 ヤン・リリャン(世界99位)〈21-18,21-17〉ファビエンヌ・デプレ(世界166位)

【第2ダブルス】 アメリア・アリシア・アンシェリー/スーン・フィエチョ(世界30位)〈21-13,21-19〉バージット・ミシェルズ/カリン・シュナーゼ

【第3シングルス】 リム・チュウシエン(世177位)〈21-16,21-15〉アニカ・ドル(世界245位)

 

この日で一次リーグは全日程を終了。最終結果は以下の通り

◆トマス杯(男子)一次リーグ

【A組】:【1位】インドネシア(3勝)【2位】タイ(2勝1敗)【3位】シンガポール(1勝2敗)【4位】ナイジェリア(3敗)

【B組】:【1】日本(3勝)【2】デンマーク(2勝1敗)【3位】香港(1勝2敗)【4位】イングランド(3敗)

【C組】:【1位】マレーシア(3勝)【2位】韓国(2勝1敗)【3位】インド(1勝2敗)【4位】ドイツ(3敗)

【D組】:【1位】中国(3勝)【2位】フランス(2勝1敗)【3位】台湾(1勝2敗)【4位】ロシア(3敗)

◆ユーバー杯(女子)一次リーグ

【W組】:【1位】中国(3勝)【2位】イングランド(2勝1敗)【3位】台湾(1勝2敗)【4位】ロシア(3敗)

【X組】:【1位】韓国(3勝)【2位】インドネシア(2勝1敗)【3位】シンガポール(1勝2敗)【4位】オーストラリア(3敗)

【Y組】:【1位】インド(2勝)【2位】タイ(2勝)【3位】香港(1勝2敗)【4位】カナダ(3敗)

【Z組】:【1位】日本(3勝)【2位】デンマーク(2勝1敗)【3位】マレーシア(1勝2敗)【4位】ドイツ(3敗)

 

Japan v France

Japan v France in the quarter finals (Thomas cup)

この結果を基に、21日の全日程が終了した深夜、各チームの代表らが見守る中、準々決勝の組み合わせ抽選会が行われた。日本の相手は、男子がフランス、女子がデンマークに決まった

◆トマス杯(男子)準々決勝の対戦カード

中国対タイ、日本対フランス、マレーシア対デンマーク、インドネシア対韓国

◆ユーバー杯(女子)準々決勝の対戦カード

中国対イングランド、韓国対タイ、インド対インドネシア、日本対デンマーク

 

 

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