トマス杯決勝、準決勝で5連覇中の中国を倒した日本男子が、マレーシアに3対2で競り勝ち、史上初めて世界チャンピオンの栄冠をつかみ取った。日本はこれまで、1967年、1979年、2010年、2012年の4度、銅メダルを獲得しているが、決勝に進んだのは今回が初めてだった 日本にこの日最初の1勝をもたらしたチームキャプテン早川賢一選手と遠藤大由選手の2人は、準決勝で強敵中国を倒した後、銅メダルだった前々回、前回との違いについて、「前回まではメダルが取れればいい、という感じだったが、今回はそれ以上を狙ってチームみんなで協力してきた。(優勝できたら)ジュニアは既に世界で勝っているが、われわれシニアでもやれるということを日本の人たちに見てもらえる」と話していた