オーストラリアオープンGPゴールド準決勝、今大会ここまで1ゲームも落とさず勝ち上がってきた女子シングルスの高橋沙也加選手が、世界ランク上位の台湾パイ・シャオマ選手相手にも安定した強さを見せ、ストレート勝ち。GPゴールド初優勝へあと一歩に迫った 高橋選手はこの1年で、インターナショナルチャレンジ優勝3回(大阪、モルジブ、スコットランド)、GP準優勝1回(カナダ)と世界を舞台に結果を残してきた。スーパーシリーズ(SS)に次ぐ上位大会のGPゴールドでは昨年5月、マレーシアオープンで決勝まで進んだが、タイの16歳ブサナン・ウンバンルンパン選手に阻まれた。昇り調子にある高橋選手がここで、若手が一段ステップアップする際の壁として存在するGPゴールドのタイトルを勝ち取れるか、注目される
Month: April 2013
Japan relies on Sayaka not only in Sydney but Guangzhou in August
オーストラリアオープンGPゴールド準々決勝、女子シングルスの高橋沙也加選手が、前日に続いてこの日も危なげない試合運びで世界ランク上位のタイ選手に快勝し、日本勢で唯一、ベスト4に名乗りを上げた 高橋選手はこの大会、1つの課題を背負っている。それは現在25位の世界ランクを上げること。三谷美菜津選手(世界10位)、廣瀬栄理子選手(世界13位)に続いて、今月25日時点で24位以内を確保すれば、8月の世界選手権でこの種目、日本に与えられる出場枠が3つに増える。奥原希望選手(世界28位)がアジア選手権(4月16~21日)まで欠場を決めた今、日本が3つ目の出場枠を得られるかどうかは、高橋選手1人にかかっている
No man,only three women advance to Quarterfinals from Japan
オーストラリアオープンGPゴールド3日目、男子シングルス3回戦とその他種目の2回戦が行われたこの日の試合に勝ち、ベスト8に入った日本選手は、女子シングルスの高橋沙也加選手と女子ダブルスの垣岩令佳・福島由紀組のみとなった。垣岩選手はこの大会、藤井瑞希選手と組み第1シードで出場した2011年のベスト8が最高成績。準々決勝では、福島選手とのペアでさらなる高みを狙う 一方、世界のトップを目指すためにGPゴールド以上のシニア大会で結果を残したい男子シングルス世界ジュニアチャンピオンの桃田賢斗選手は、中国チャオ・ビン選手との競り合いに敗れ、ベスト8に残れなかった。
World Jr Champ and his rival into 3rd round of Australian Open
来年、スーパーシリーズ(SS)への格上げが決まっているオーストラリアオープングランプリ(GP)ゴールドの2日目、1回戦を突破した男子シングルスの坂井一将、桃田賢斗両選手が2回戦に臨んだ。桃田選手が順当に勝ち上がったのに対し、坂井選手は昨年、千葉で開催された世界ジュニア選手権の団体戦・個人戦の決勝で桃田選手に僅差で敗れた中国期待の若手シュエ・ソン選手に足をすくわれ、早くも姿を消した ソン選手はこれまで、シニア大会への出場機会がないため世界ランクがついておらず、今回は予選からの出場。次戦では、6月引退まで残りわずかのインドネシアのベテラン、タウフィック・ヒダヤット選手に挑む、おそらく最初で最後の機会を得た
Panasonic abandons badminton as a part of restructuring
電機大手のパナソニックは、業績不振に伴うリストラクチャリングの一環として、会計年度末の3月31日をもって、バドミントン部の活動を完全に停止した。同社は2012年3月期決算で過去最大となる7,721億円の赤字を計上。2013年3月期も7,650億円の赤字に陥る見通しで、会長の引責辞任(6月末)を既に決定している パナソニックが買収した三洋電機から引き継いだバドミントン部の休部の一報が突然伝えられたのは昨年9月17日。この時点では同社のバドミントン関係者ですら内容を把握していなかった。