
オランダインターナショナルチャレンジ(IC)決勝、女子ダブルスの脇田侑・江藤理恵組が、ポーランド(3月24日)、フランス(3月31日)、大阪(4月7日)に続く、インターナショナルチャレンジ4大会連続優勝の偉業を成し遂げた
連覇を果たした大阪インターナショナルチャレンジから2週間に満たない4月19日、2人はオランダ・ウォタリンゲンで1、2回戦に臨み、翌20日に3、4回戦を勝ち抜いて迎えた21日の決勝、相手は世界ランクこそ下位ながら、2011年世界選手権混合ダブルスで銀メダルを獲得したスコットランドのイモジェン・バンキア選手と、シングルス(世界23位)もこなすブルガリアの五輪代表ペトヤ・ネデルチェワ選手が組む強力なヨーロッパペア。

第1ゲームは5-5からじりじりと点差を広げられて14-21で落とす。しかし第2ゲームに入ると自分たちのリズムをつかんだか、一度もリードを譲らぬまま21-18で勝利。続くファイナルゲームも4-4から7連続得点で一気に突き放すと、点差を詰められることなく21-12で勝負を決した
一方、男子シングルスでは、ピーター・ゲード引退の後、デンマークが期待する若手ビクター・アクセルセン選手が、地元オランダのベテラン、エリック・パン選手にストレート勝ちでタイトルを獲得した
各種目決勝の結果
【男子シングルス】 ビクター・アクセルセン(デンマーク、世界23位)〈24-22,21-12〉エリック・パン(オランダ、世界43位)
【女子シングルス】 カリン・シュナッセ(ドイツ、世界43位)〈16-21,18-21〉ベアトリス・コアレス(スペイン、世界54位)
【男子ダブルス】 ヴォイチェフ・スクドラシク/ルーカス・モレン(ポーランド、世界30位)〈21-13,18-21,21-9〉クリストファー・コレス/マシュー・ノッティンガム(イングランド、世界61位)
【女子ダブルス】 脇田侑・江藤理恵(世界50位)〈14-21,21-18,21-12〉ペトヤ・ネデルチェワ/イモジェン・バンキア(ブルガリア/スコットランド、世界98位)
【混合ダブルス】 ミハエル・フックス/ブリジット・ミシェルス(ドイツ、世界14位)〈21-14,18-21,21-17〉サム・マギー/クロエ・マギー(アイルランド、世界46位)