台湾で10月28日~11月6日に開催される世界ジュニア選手権(U19)に、中国が不参加を決めた。1992年以降13回目を数えるこの大会で初めてのこと。政治的な要因も指摘されているが、真の理由は明らかになっていない
個人戦では毎回2種目以上で優勝者を輩出。2000年の第5回大会からスタートした男女混合の団体戦でも、全8大会のうち、金メダル7回、銀メダル1回(優勝は韓国)と圧倒的な強さをほこってきた中国だけに、その影響の大きさは推して知るべし
大会の前半(10月28~31日)に予定される団体戦では、エントリーした24カ国・地域が世界ランクを基に3カ国・地域ずつ8つのグループに分かれて総当たり戦を行う。その後、【W1・1位対W2・1位の勝者】対【X1・1位対X2・1位の勝者】、【Y1・1位対Y2・1位の勝者】対【Z1・1位対Z2・1位の勝者】で準決勝となる
過去に団体戦のメダルを獲得したことがない日本にとって、グループYの1位を決める試合(金メダル1回、銀メダル6回の韓国との対戦濃厚)が大きなヤマになりそうだ
【グループW】(W1:マレーシア、香港、米国)(W2:デンマーク、オランダ、カナダ)
【グループX】(X1:インド、フランス、フィンランド)(X2:台湾、シンガポール、ナイジェリア)
【グループY】(Y1:日本、ロシア、南アフリカ)(Y2:韓国、ドイツ、エジプト)
【グループZ】(Z1:インドネシア、トルコ、マカオ)(Z2:タイ、英国、オーストラリア)