全英オープンスーパーシリーズ(SS)プレミア1回戦、男子シングルスの山田和司選手が、今大会第2シードのタウフィック・ヒダヤット選手(インドネシア)を21-10,21-14で下す金星を挙げた
インドネシアの選手団にとって、今大会初戦は非常に厳しい結果となった。期待の男子シングルス勢4人のうち、ヒダヤット選手(世界2位)、シモン・サントソ選手(世界13位)、ソニー・ドゥイ・クンチョロ選手(世界33位)がいずれもストレート負け。さらに、男子ダブルスのヘンドラアプリダ・グナワン /アルベントユリアント・チャンドラ組(世界10位)、女子ダブルスのグレイシア・ポリー/メイリアナ・ジャウハリ組(世界8位)、混合ダブルスのノバ・ウィディアント/ビタ・マリッサ組など、実績ある選手が相次いで敗れ、初戦に臨んだシングルス4人・ダブルス8組(インドネシア人同士のペアのみ)のうち、シングルス3人・ダブルス5組が早々に姿を消した
インドネシアは2月末に行われた国内リーグの後、前週のドイツオープングランプリ(GP)ゴールドに選手を派遣せず、全英オープンに照準を絞っていた
対照的に、同じく国内リーグに集中するため一部を除き主力選手のドイツオープン派遣を見合わせた中国からは、初戦にシングルス12人・ダブルス11組が登場。しかし、敗れたのは若手のダブルス1組のみ
日本選手は、シングルス5人・ダブルス10組が出場。敗退したのは、女子ダブルス第2シードの末綱聡子・前田美順組、前週のドイツオープン混合ダブルス準優勝の池田信太郎・潮田玲子組を含む、シングルス2人・ダブルス4組だった
1回戦を勝ち上がった日本選手は、【男子シングルス】田児賢一選手、山田和司選手【女子シングルス】廣瀬栄理子選手【男子ダブルス】佐藤翔治・川前直樹組、平田典靖・橋本博且組、早川賢一・遠藤大由組【女子複】高橋礼華・松友美佐紀組、藤井瑞希・垣岩令佳組、松尾静香・内藤真実組
このほかの主要国・地域の初戦の結果は以下の通り
韓国 : シングルス6人・ダブルス9組のうち、シングルス2人・ダブルス4組敗退
タイ : シングルス5人・ダブルス6組のうち、シングルス2人・ダブルス4組敗退
デンマーク : シングルス3人・ダブルス8組のうち、シングルス2人・ダブルス3組敗退
マレーシア : シングルス3人・ダブルス7組のうち、シングルス2人・ダブルス5組敗退
台湾 : シングルス4人・ダブルス6組のうち、シングルス2人・ダブルス2組敗退
インド : シングルス4人・ダブルス3組のうち、シングルス3人敗退
香港 : シングルス3人・ダブルス1組全滅