Day 4 of Finals : One more step to win two Golds for Japan again

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Keigo and Takeshi made the final at Finals

SSファイナル4日目、この日から決勝トーナメントに入り各種目の準決勝が行われた。ファイナル初出場の園田啓悟・嘉村健士組は、一次リーグ初戦で敗れたデンマークペアを破って決勝へ。2年ぶり2度目の決勝進出を果たした高橋礼華・松友美佐紀組とともに、昨年の男女シングルスに続くダブルタイトル奪取を狙う

園田・嘉村組が対戦したのは、一次リーグ3戦全勝と今大会好調のデンマーク、マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング組。3日前に敗れた相手で、この日も序盤から追いかける展開となるが離されずについていき、15-17から6連続得点で第1ゲームを先取する。第2ゲームも前半は先行を許すが、後半は連続得点などでリードを保つ。20-17とマッチポイントを握ったあと1点差まで詰め寄られるが、最後は、甘くなった相手の返球に豪快なスマッシュを打ち込み、ストレート勝ちで決勝進出を決めた

五輪レース終盤、勝てなくなり、気持ちを切り替え、今年の目標に据えたこの大会。初制覇に向け最後に立ちふさがるのは、リオ五輪銀メダリストで今大会も負けなしで決勝まで勝ち上がったマレーシアのゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン

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Ayaka and Misaki aim at their second SS Finals title

高橋・松友組の準決勝の相手は、デンマークのクリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール組。8月リオデジャネイロ五輪決勝で逆転勝ち(18-21,21-9,21-19)したあと、9月ジャパンオープンSS決勝では、やはりフルゲームを戦うが、21-19,18-21,12-21で敗れていた

しかしこの日は、高橋・松友組が圧倒。松友選手が前衛でリスクをいとわぬプレーを仕掛けゲームをつくり、高橋選手は後衛から正確でコンスタントなプレーを一貫して続ける。デンマークペアも決して悪くなかったが、とりわけ攻撃面では、コーチにどうしたらいいかと尋ねざるを得ないほど、日本ペアの堅いディフェンスに阻まれ、打つ手を失っていった

高橋・松友組はこれで、初優勝した2014年に次ぐ2度目の決勝進出を果たし、最終日、日本勢初のSSファイナル2度目の優勝をかけ、10月フレンチオープンSSで不覚を取った中国の19歳ペア、チェン・チンチェン/ジア・イーファン組と顔を合わせる

男子シングルスは、前日、マレーシアのリー・チョンウェイ選手から10戦目で初勝利を挙げたデンマークのビクター・アクセル選手が2年連続で最終日まで勝ち残った。中国ティエン・ホウウェイ選手との決勝に勝って、悲願のSS初優勝を果たせるか

女子シングルスは、一次リーグで山口茜選手の入ったグループAを勝ち抜いた2人、中国スン・ユ選手とインドのプサルラヴェンカタシンドゥ選手が敗退。決勝はグループBの1位と2位、韓国ソン・ジヒョン選手と台湾タイ・ツーイン選手が一次リーグ最終戦に続いて、再び対戦する

混合ダブルスでは、一次リーグ・グループB2位のイングランド、クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック組が、グループA1位のインドネシア、プラビーン・ジョーダン/デビー・スサント組を撃破。全種目を通じ決勝に進んだ唯一のディフェンディングチャンピオントして、連覇をかけ中国の若き2人、ツェン・シウェイ/チェン・チンチェン組の挑戦を受ける

準決勝の結果

【男子シングルス】

ティエン・ホンウェイ(中国、A1位)〈21-17,19-21,21-13〉ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、A2位)

ソン・ワンホ(韓国、B1位)〈17-21,19-21〉ビクター・アクセルセン(デンマーク、B2位)

【女子シングルス】

ソン・ジヒョン(韓国、A1位)〈21-15,18-21,21-15〉プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、B2位)

スン・ユ(中国、B1位)〈19-21,19-21〉タイ・ツーイン(台湾、A2位)

【男子ダブルス】

マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク、A1位)〈17-21,19-21〉園田啓悟・嘉村健士(日本、A2位)

ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア、B1位)〈21-18,21-16〉ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国、B2位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(日本、A1位)〈21-12,21-11〉クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、B2位)

チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、B1位)〈23-21,22-20〉チャン・イエナ/イ・ソヒ(韓国、A2位)

【混合ダブルス】

プラビーン・ジョーダン/デビー・スサント(インドネシア、A1位)〈19-21,21-17,9-21〉クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、B2位)

ツェン・シウェイ/チェン・チンチェン(中国、B1位)〈21-14,21-18〉ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク、A2位)

 

決勝の対戦カード

【男子シングルス】 ティエン・ホンウェイ(中国、A1位)対ビクター・アクセルセン(デンマーク、B2位)

【女子シングルス】 ソン・ジヒョン(韓国、A1位)対タイ・ツーイン(台湾、A2位)

【男子ダブルス】 ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア、B1位)対園田啓悟・嘉村健士(日本、A2位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(日本、A1位)対チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、B1位)

【混合ダブルス】 ツェン・シウェイ/チェン・チンチェン(中国、B1位)対クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、B2位)

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