Day 3 of Finals : SS No.1 Keigo-Takeshi regains own rhythm and advances to semis

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Takeshi and Keigo, the first timer at SS Finals reached last 4 @archives

SSファイナル一次リーグ3日目、男子ダブルスの園田啓悟・嘉村健士組が最終戦に勝って、グループ2位で決勝トーナメント(準決勝)進出を決めた。日本勢でもう1人、次のステージに進む可能性があった女子シングルスの山口茜選手は敗れ、初出場の2014年に次ぐ一次リーグ突破は果たせなかった

SSランク1位の園田・嘉村組は初戦を落とした後、SSファイナル初勝利を挙げた前日に続いて、この日も自分たちが持ち味とするプレーを披露。序盤から主導権をつかむと、第1ゲームは一度もリードを許さず、第2ゲームも、マッチポイント(20-13)をつかんだ直後、6連続得点を許した場面を除けば危なげない試合運びで快勝。通算成績を2勝1敗として、女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組に続く、日本勢2つ目の決勝トーナメント進出ペアとなった

一方、2日目を終えた時点で、3大会連続となる一次リーグ突破を確定させていた高橋・松友組は、最終戦も第1、第2ゲームを通じて、韓国ナンバー2のペアにリードされたのはただの一度だけという安定した強さを見せ、3戦全勝で文句なしのグループA1位通過を決めた

一次リーグ全日程終了後に行われた決勝トーナメントの組み合わせ抽選の結果、高橋・松友組の準決勝の相手は、リオ五輪とジャパンオープンSSの決勝で対戦したデンマークのクリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール組となった

女子シングルスの山口選手は最終戦、ここまで2連勝で既に決勝トーナメント進出を決めている好調の中国スン・ユ選手から、第1ゲームを奪う。しかし第2ゲームを取り返されると、ファイナルゲームは開始早々0-10まで引き離され、結局その差を埋められないまま10-21で敗れた

山口選手には、グループBのもうひと試合、くしくもリオ五輪決勝と同じカードとなった「カロリナ・マリン(2敗)対プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(1勝1敗)」でマリン選手が勝てば、1勝2敗で3人が並び、得失ゲーム数の比較で、1位通過のスン・ユ選手に次ぐグループ2位として決勝トーナメント進出の可能性が残っていた。しかしシンドゥ選手が勝利したことで、一次リーグ敗退が決まった

また、最終日を前に一次リーグ敗退が確定していた女子ダブルスの福万尚子・與猶くるみ組と、混合ダブルスの数野健太・栗原文音組は、ともに最終戦も敗れ、3戦全敗で今大会を終えた

この日は、男子シングルスのグループBで、決勝トーナメント進出をかけてリオ五輪銀メダリストと銅メダリストが激突。ファイナルゲーム20-19までもつれた接戦を最後に制したのは、デンマークのビクター・アクセルセン選手。5年前の香港オープンSSで初めて対戦して以来、9連敗していたマレーシアのリー・チョンウェイ選手に、10度目の挑戦で初勝利を挙げた

一次リーグ3日目(最終日)の結果。太字が決勝トーナメント進出者

【男子シングルス】

◆グループA

【1位】ティエン・ホウウェイ(中国、2勝※)〈21-16,22-20〉【2位】ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、1勝1敗※)

【3位】マーク・ツイブラー(ドイツ、2敗※=一次リーグ敗退)〈21-10,18-10棄権〉【―】フ・ユン(香港)

※棄権した選手との対戦結果は遡ってカウントされない

◆グループB

【1位】ソン・ワンホ(韓国、2勝1敗)〈26-24,8-21,11-21〉【4位】ウン・カロン(香港、1勝2敗=一次リーグ敗退)

【2位】ビクター・アクセルセン(デンマーク、1勝1敗)〈14-21,21-14,21-19〉【3位】リー・チョンウェイ(マレーシア、1勝2敗=一次リーグ敗退)

 

【女子シングルス】

◆グループA

【1位】ソン・ジヒョン(韓国、2勝※)〈21-15,21-17〉【2位】タイ・ツーイン(台湾、1勝1敗※)

【3位】ホー・ビンジャオ(中国、2敗※=一次リーグ敗退)〈21-19,10-11棄権〉【―】ラッチャノク・インタノン(タイ)

※棄権した選手との対戦結果は遡ってカウントされない

◆グループB

【1位】スン・ユ(中国、3勝)〈15-21,21-10,21-10〉【3位】山口茜(日本、1勝2敗=一次リーグ敗退)

【2位】プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、2勝1敗)〈21-17,21-13〉【4位】カロリナ・マリン(スペイン、3敗=一次リーグ敗退)

 

【男子ダブルス】

◆グループA

【1位】マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク、3勝)〈21-15,18-21,21-18〉【4位】リッキー・カランダ・スワルディ/アンガ・プラタマ(インドネシア、3敗=一次リーグ敗退)

【2位】園田啓悟・嘉村健士(日本、2勝1敗)〈21-15,21-19〉【3位】ギデオン・マルクス・フェルナルディ/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、1勝2敗=一次リーグ敗退)

◆グループB

【1位】ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア、2勝)〈16-21,21-13,22-20〉【2位】ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国、1勝1敗)

【3位】リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフイ(中国、2敗=一次リーグ敗退)〈棄権〉【―】マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク)

 

【女子ダブルス】

◆グループA

【1位】高橋礼華・松友美佐紀(日本、3勝)〈21-18,21-14〉【2位】チャン・イエナ/イ・ソヒ(韓国、2勝1敗)

【3位】ルオ・ユー/ルオ・イン(中国、1勝2敗=一次リーグ敗退)〈21-18,23-21〉【4位】福万尚子・與猶くるみ(日本、3敗=一次リーグ敗退)

◆グループB

【1位】チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、3勝)〈21-17,21-18〉【4位】ウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン(マレーシア、3敗=一次リーグ敗退)

【2位】クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、2勝1敗)〈21-19,9-21,21-16〉【3位】チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(韓国、1勝2敗=一次リーグ敗退)

 

【混合ダブルス】

◆グループA

【1位】プラビーン・ジョーダン/デビー・スサント(インドネシア、2勝※)〈21-13,21-16〉【2位】ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク、1勝1敗※)

【3位】コ・ソンヒョン/キム・ハナ(韓国、2敗※=一次リーグ敗退)〈棄権〉【―】タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア)

※棄権したペアとの対戦結果は遡ってカウントされない

◆グループB

【1位】ツェン・シウェイ/チェン・チンチェン(中国、3勝)〈21-19,21-14〉【4位】数野健太・栗原文音(日本、3敗=一次リーグ敗退)

【2位】クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、2勝1敗)〈24-22,21-19〉【3位】ルー・カイ/ホワン・ヤチオン(中国、1勝2敗=一次リーグ敗退)

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決勝トーナメント(準決勝)の対戦カード

【男子シングルス】

ティエン・ホンウェイ(中国、A1位)対ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、A2位)

ソン・ワンホ(韓国、B1位)対ビクター・アクセルセン(デンマーク、B2位)

【女子シングルス】

ソン・ジヒョン(韓国、A1位)対プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、B2位)

スン・ユ(中国、B1位)対タイ・ツーイン(台湾、A2位)

【男子ダブルス】

マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク、A1位)対園田啓悟・嘉村健士(日本、A2位)

ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア、B1位)対ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国、B2位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(日本、A1位)対クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、B2位)

チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、B1位)対チャン・イエナ/イ・ソヒ(韓国、A2位)

【混合ダブルス】

プラビーン・ジョーダン/デビー・スサント(インドネシア、A1位)対クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、B2位)

ツェン・シウェイ/チェン・チンチェン(中国、B1位)対ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク、A2位)

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