Kento and Ayaka/Misaki collect more SS titles before Olympic

Kento-F

Kento grabbed his 4th SS title ~photo courtesy of Badminton Association of India

インドオープンSS決勝、男子シングルスで桃田賢斗選手、女子ダブルスで高橋礼華・松友美佐紀組が勝ち、SSでそれぞれ4勝目と5勝目を挙げた。日本勢がSSで2種目を制するのは、◆2011年インドオープンの平田典靖・橋本博且組と末綱聡子・前田美順組◆15年SSファイナルの桃田選手と奥原希望選手◆16年全英オープンの奥原選手と高橋・松友組――に続いて4度目

2回戦でリー・チョンウェイ、ヤン・ヨルゲンセン、リン・ダンといった上位シード選手が揃って敗退。混戦の様相を呈した男子シングルスで決勝までたどりついたのは、次代のバドミントン界を引っ張る存在として期待される東と西の若きライバル、桃田選手とビクター・アクセルセン選手。第1ゲームは桃田選手が序盤4-5から抜け出し、そのまま引き離して21-15で取る。第2ゲームも3-4から飛び出すが、今度はアクセルセン選手も食い下がり2点差まで詰め寄る。しかしそれ以上の追撃は桃田選手が許さず20-15でマッチポイント。その後、ネット際の攻防に敗れ3点を失うが、最後は相手のスマッシュをレシーブで切り返し体勢を崩しておいて、対角へのスマッシュを決め、2年前、トマス杯史上初優勝という栄冠をつかんだ地で、昨年のシンガポールオープン、インドネシアオープン、SSファイナルに次ぐ、SS優勝を飾った

試合終了と同時に桃田選手はコート上に大の字。リードされていた対戦相手の負傷棄権という、消化不良に終わった準決勝から一転、この日は力を出し切った様子がうかがえた

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Viktor AXELSEN ~photo courtesy of Badminton Association of India

アクセルセン選手はジュニア時代、2010年メキシコ大会で世界ジュニア選手権を初制覇。この時点では、1回戦負けだった桃田選手のはるか先を走っていた。しかし翌11年の台北大会でマレーシアのズルファドリ・ズルキフリ選手に屈して準優勝となり、ベスト4の桃田選手との差が詰まる。そして12年千葉大会、第1シードで臨むも中国シュエ・ソン選手に敗れベスト8に終わり、優勝した桃田選手と立ち位置が逆転した

シニアに上 がってからは、桃田選手に先んじて、14年スイスオープンでジュニア有力選手の登竜門ともいえるグランプリ(GP)ゴールドを制し、同年の世界選手権で銅メダルを獲得した。しかし上位大会SSでは、◆12年フレンチオープン◆15年インドオープン◆15年オーストラリアンオープン◆15年ジャパンオープン◆15年SSファイナル◆16年インドオープン――と、6度決勝に進みながら,未だタイトル獲得には至らず。4度の決勝で4度優勝している桃田選手を追う立場となっている

それでも、桃田選手が格上と認める3人のうち、中国のチェン・ロン選手から1勝、リン・ダン選手から2勝を既に挙げている点では、アクセルセン選手は桃田選手をリードしている。今後も互いを意識しつつ、ベテランらに代わって世界トップの座をうかがう、ともに1994年生まれのライバル関係は続く

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Misaki / Ayaka’s 5th SS title ~photo courtesy of Badminton Association of India

女子ダブルスは、ディフェンディングチャンピオンの高橋・松友組が、初めてSSの決勝に臨んだ福万尚子・與猶くるみ組をストレートで下し、大会2連覇。インドオープンの優勝回数で末綱・前田組(2011、13年)に並んだ。さらに、全英オープンに続く、SS2大会連続優勝を達成した

日本のエースペアは今シーズンここまで、5つの国際大会(アジア団体選手権含む)に出場して、通算成績23勝1敗。個人戦4大会で見ると、優勝3回、ベスト4が1回と圧倒的な勝率を誇る。中国をはじめとするライバル国・地域のマークがさらに厳しくなる中、五輪レース残り4大会のうち、エントリーしているマレーシアオープンSSプレミア、シンガポールオープンSS、アジア選手権(大会格付はSSに相当)でどういった戦い方を見せ、さらなる進化を遂げられるのか、注目される

なお、高橋・松友組は今回のSS優勝でランキングポイント9,200点を得るが、前回も優勝だったことから、今月7日に更新される世界ランキングでポイントに変動はない

一方、敗れた福万・與猶組はSS準優勝の7,800点を獲得。世界ランキングの算定基準である過去1年間で成績の良かった10大会のランキングポイントの累計は、現在の55,865点に3,480点を上乗せして59,345点となる。ただ、五輪出場権を得るため越えなければならない壁、世界8位内のライバルを追い抜くには不十分。エントリーしている残り4大会で、今回と同じまたはそれ以上の結果を残す必要がある

女子シングルスでは、昨年準優勝に終わったタイのラッチャノク・インタノン選手が、一時は7位にまで落とした世界ランクを2位まで浮上させてきた中国リ・シュエリ選手をストレートで下し、この大会、2013年以来3年ぶり2度目の優勝を飾った。五輪レース期間中では、インドネシアオープンSSプレミア、タイマスターズGPゴールドに次ぐ3つ目のタイトルとなる

インドネシアペアによる同国対決となった男子ダブルス決勝は、世界17位のインドネシア3番手、ギデオン・マルクス・フェルナルディ/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ組が同10位の2番手を倒した

混合ダブルスでは、インドネシアが男子ダブルスに次ぐ今大会2つ目のタイトルを狙ったが、世界11位ながら中国4番手のルー・カイ/ホワン・ヤチオン組に阻まれ、果たせなかった

決勝の結果

【男子シングルス】 桃田賢斗(世界4位)〈21-15,21-18〉ビクター・アクセルセン(デンマーク、世界6位)

【女子シングルス】 リ・シュエリ(中国、世界2位)〈17-21,18-21〉ラッチャノク・インタノン(タイ、世界5位)

【男子ダブルス】 リッキー・カランダ・スワルディ/アンガ・プラタマ(インドネシア、世界10位)〈17-21,13-21〉ギデオン・マルクス・フェルナルディ/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、世界17位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈21-18,21-18〉福万尚子・與猶くるみ(世界9位)

【混合ダブルス】 ルー・カイ/ホワン・ヤチオン(中国、世界11位)〈21-13,21-16〉リッキー・ウィディアント/プスピタ・リチ・ディリ(インドネシア、世界32位)

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