
中国・南京で17~22日に開催されるユースオリンピック・バドミントン競技。男女シングルスのほかに、今回初めて実施される混合ダブルスのパートナーを決める抽選が8日、世界バドミントン連盟(BWF)本部で行われた。日本代表の山口茜選手と常山幹太選手はそれぞれ、ウクライナのルスラン・サルセケノフ選手、台湾のリー・チアシン選手とペアを組む
4月にマレーシアで行われた世界ジュニア選手権の結果を踏まえ発表された5月初めの世界ジュニアランキングに基づき、男子32人、女子32人のみが出場資格を得るこの大会で、ダブルスが実施されるのは初めて。国際オリンピック委員会(IOC)が、異なる背景・文化を持つアスリート間の国際友好促進を目的に採用したとされる
5月2日付ランキングで世界1位の山口選手のパートナー、サルセケノフ選手は27位。5月のイスラエルジュニアインターナショナルの男子シングルスで優勝している。一方、7位の常山選手のパートナー、リー選手は29位で、昨年のポーランドインターナショナルシリーズで女子ダブルスを制している
世界ジュニア選手権2連覇の山口選手は昨年8月、ユースオリンピックの前哨戦として同じ南京で開催されたアジアユースゲームに出場。女子シングルスでは初戦でマレーシアの選手に敗れたが、古賀穂選手と組んだ混合ダブルスで優勝した