No match goes beyond one hour under new scoring system 11×5

ブラジルオープングランプリ(GP)が、5~10日に開催された。2年後に迫ったオリンピックの開催都市、リオデジャネイロで行われた大会であると同時に、世界バドミントン連盟(BWF)が期間限定(8~10月)での試験実施を決めた新しい得点システム、11点5ゲーム制を採用する最初の国際大会として注目を集めた 結果は、予選を含む6日間の全日程を通じて1時間を超える試合が1つもなく、BWFが提唱する、新たなファン獲得に向けたテレビ放映などをにらんだ試合時間短縮の目的はクリアした。ちなみに、この大会で最長試合となったのは、女子シングルス準々決勝の日本人対決、佐藤冴香対土井杏奈。ファイナルゲームまでもつれた一戦(10-11,11-8,11-9,9-11,11-7)の所要時間は59分だった