6月10日に開幕するジャパンオープンスーパーシリーズ(SS)に、オリンピック2大会連続金メダル、世界選手権5回制覇の中国リン・ダン選手がエントリーした。このまま出場が実現すれば、ジャパンオープンは同じ中国のチェン・ロン選手との準決勝を棄権した2011年 〈https://badpal.net/2011/09/25/fujiikakiiwa-becomes-the-third-victim-of-young-chinese/〉 から3年ぶり。上位大会SSへの出場も12年3月の全英オープン以来となる
ただ、世界バドミントン連盟(BWF)は規定により、今月25日までエントリー後の出場取り消し(罰則なし)を認めている。さらに負傷等で欠場を余儀なくされる可能性もあるため、現在世界ランク58位のリン・ダン選手が東京体育館のコートに戻ってくるかどうかは、もうしばらく様子を見た方がよさそうだ
リン・ダン選手は、ライバルのリー・チョンウェイ選手を4年前に続いて倒し金メダルを手にした12年8月5日ロンドン五輪決勝の後、国際大会から姿を消した。翌13年に出場したのは、4月のアジア選手権(準々決勝棄権)と8月の世界選手権(※特別出場枠から優勝)の2大会のみ。14年はこれまで、4月にチャイナマスターズグランプリ(GP)ゴールドとアジア選手権に出場し、ともに優勝している
リン・ダン選手は今年、4月24日付世界ランクを基に出場資格が決まる8月の世界選手権より、5月の男子国・地域別対抗戦トマス杯、さらに9月に韓国・仁川で開催される4年に一度のアジア大会に照準を合わせて国際舞台に戻ってきたともいわれる。トマス杯ではインドネシアを超える中国の6連覇、アジア大会ではインドネシアのタウフィック・ヒダヤット元選手と並ぶ男子シングルス2連覇がかかる
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