全英オープンSSプレミア1回戦、日本勢では男子シングルス陣が気を吐き、田児賢一、桃田賢斗、上田拓馬、佐々木翔の4選手全員が2回戦に勝ち上がった。一方、前週のドイツオープングランプリ(GP)ゴールドで優勝した女子シングルスの高橋沙也加選手と男子ダブルスの園田啓悟・嘉村健士組は、ドイツで破った格上にいずれもリベンジを許し、初戦で姿を消した
この日は男子シングルスで、◆第3シードのトミー・スギアルト選手(インドネシア)◆第4シードのヤン・ヨルゲンセン選手(デンマーク)◆第7シードのドゥ・ペンユ選手(中国)◆第8シードのグエン・ティエンミン選手(ベトナム)――と、シード選手8人のうち4人が相次いで敗れ、世界のトップ選手であっても上位大会SSプレミアで初戦を勝つのが難しいことがあらためて浮き彫りとなった
日本選手1回戦の結果
【男子シングルス】 田児賢一(世界5位)〈14-21,21-19,21-17〉カシャップ・パルパリ(インド、世界18位)、桃田賢斗(世界15位)〈21-11,21-15〉キダンビ・スリカンス(インド、世界21位)、上田拓馬(世界17位)〈21-12,21-11〉スー・ジェンハオ(台湾、世界29位)、佐々木翔(世界23位)〈22-20,7-21,22-20〉ウォン・デレク・ジリアン(シンガポール、世界50位※予選勝ち上がり)
【女子シングルス】 ベ・ヨンジュ(韓国、世界6位)〈18-21,21-14,21-18〉高橋沙也加(世界13位)、ワン・シーシャン(中国、世界4位)〈22-20,21-18〉廣瀬栄理子(世界15位)、三谷美菜津(世界16位)〈17-21,21-7,26-24〉イップ・プイイン(香港、世界22位)
【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界3位)〈13-21,21-6,21-10〉リュウ・チェン/カン・ジュン(中国、世界54位)、ツァイ・チアシン/リー・シェンム(台湾、世界10位)〈21-17,21-19〉園田啓悟・嘉村健士(世界15位)、平田典靖・橋本博且(世界17位)〈21-17,21-14〉シュミツワフ・バハ/アダム・ツファリナ(ポーランド、世界21位)
【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界4位)〈1-0棄権〉グ・フイリン/グ・フイアン(マレーシア、世界23位)、前田美順・垣岩令佳(世界9位)〈21-17,23-21〉チャウ・ホイワー/プーン・ロクヤン(香港、世界215位※予選勝ち上がり)、樽野恵・新玉美郷(世界36位)〈18-21,19-21〉デラ・デスティアラ・ハリス/アンギア・シッタ・アワンダ(インドネシア、世界49位)
【混合ダブルス】 クリス・ラングリッジ/ヘザー・オルバー(英国、世界16位)〈12-21,11-21〉早川賢一・松友美佐紀(世界18位)、ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)〈21-14,21-12〉橋本博且・前田美順(世界22位)
日本選手2回戦の対戦カード
【男子シングルス】 田児賢一(世界5位)対チョウ・ティエンチン(台湾、世界24位)、桃田賢斗(世界15位)対ラジフ・ウーセフ(英国、世界20位)、チェン・ロン(中国、世界2位)対上田拓馬(世界17位)、佐々木翔(世界23位)対イ・トンクン(韓国、世界45位※予選勝ち上がり)
【女子シングルス】 リ・シュエリ(中国、世界1位)対三谷美菜津(世界16位)
【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界3位)対ミハエル・フックス/ヨハネス・シュートラー(ドイツ、世界38位)、フーン・ティエンハウ/タン・ウィーキョン(マレーシア、世界8位)対平田典靖・橋本博且(世界17位)
【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界4位)対ウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン(マレーシア、世界16位)、タン・ジンフア/バオ・イーシン(中国、世界5位)対前田美順・垣岩令佳(世界9位)
【混合ダブルス】 スッケー・プラパカモン/サラリー・トウントンカム(タイ、世界8位)対早川賢一・松友美佐紀(世界18位)