中国バドミントンスーパーリーグ(CBSL)、第1節の5試合すべてを終えて、北区で青島チーム、南区で湖南チームが負けなしでトップに立ち、予選リーグの前半を折り返した

とりわけ青島チームでは、今回、助っ人として中国リーグに参加している外国人選手の中で唯一、開幕以来、全試合に出場したタイの17歳、ラッチャノク・インタノン選手が、強豪ひしめく中国女子シングルス勢の中で5戦5勝の活躍を見せた
インタノン選手は初参戦ながらここまで、遼寧のジアン・ヤンジャオ選手(2010年ジャパンオープン優勝)、北京のスオ・ディ選手(2010年アジアジュニア選手権優勝)、江蘇のフェイ・シルイ選手(2011年アジアジュニア選手権3位)、浙江のワン・リン選手(2010年世界選手権優勝)、湖北のファン・アイシャン選手――を次々に倒し、チームに貢献してきた
外国人ではほかに、浙江チームのリー・チョンウェイ選手(マレーシア)と広州チームのクー・ケンケット/タン・ブンヒョン組(マレーシア)が勝率100%を保っているが、出場試合数はそれぞれ3試合と2試合にとどまる
一方、遼寧チームの早川賢一・遠藤大由組はここまで勝率66%(2勝1敗)。第5試合には出場しなかったが、チームは勝って北区の2位につけている
この日は、ロンドン五輪で女子シングルス銀メダルのワン・イーハン選手と、男子シングルス銅メダルのチェン・ロン選手を擁する上海チームが四川チームを下し、初勝利を上げた
予選リーグ第2節は、チャイナマスターズスーパーシリーズ(SS、11~16日)とジャパンオープンSS(18~23日)を挟んで、27日から再開される。第1節と同じく、北区と南区に分かれて総当たり戦5試合(9月27,29日、10月6,11,13日)を行い、第1、2節の結果を踏まえ、それぞれ上位4チームずつが決勝ラウンド(11月1日~12月9日)に進む
8日に行われた第1節第5試合の結果
【北区】
青島(5勝)〈4―1〉湖北(1勝4敗)
遼寧(4勝1敗)〈3―2〉浙江(2勝3敗)
江蘇(2勝3敗)〈4―1〉北京(1勝4敗)
【南区】
湖南(5勝)〈3―2〉八一(2勝3敗)
広州(4勝1敗)〈4―1〉広東(2勝3敗)
上海(1勝4敗)〈3―2〉四川(1勝4敗)