フレンチオープンSS準々決勝、日本勢では男子シングルスの田児賢一選手、男子ダブルスの平田典靖・橋本博且組、女子ダブルスの藤井瑞希・垣岩令佳組が準決勝に進んだ SSでのベスト4入りは、田児選手が準優勝した昨年3月の全英オープンSS以来、平田・橋本組がSS初優勝を果たしたインドオープンSS(5月)以来となる。このうち田児選手は、オリンピックレースが行われている今年、上位大会であるSSに的を絞って参戦しているがなかなか結果が出ず、五輪出場枠獲得に必要な世界ランクの引き上げが思うように進まないもどかしい状態が続いていた 一方、現在、日本選手の中で世界ランク最高位につけている藤井・垣岩組は、今年だけで全英オープンSSプレミア(準優勝)、インドオープンSS(準優勝)、シンガポールオープンSS、インドネシアオープンSSプレミア、チャイナマスターズSS、ジャパンオープンSSと、既に6大会でベスト4以上の成績を残している
Month: October 2011
Can Tago and Sato grab chance to reach Last 4s in Paris?
フレンチオープンSS2回戦、日本選手は、【男子シングルス】田児賢一【女子シングルス】佐藤冴香【男子ダブルス】平田典靖・橋本博且組【女子ダブルス】藤井瑞希・垣岩令佳組、末綱聡子・前田美順組、松尾静香・内藤真実組――が勝ち、ベスト8入りを果たした このうち男子シングルスの田児選手(世界ランク19位)は、対戦成績が1勝2敗だった中国のドゥ・ペンユ選手(世界9位)を9-21,21-18,21-10と逆転で下し準々決勝に進んだ。また女子シングルスの佐藤選手(世界15位)は、後藤選手(世界23位)との同国対決を21-18,16-21,21-15で制し、勝ち上がった 田児、佐藤両選手は、次の準々決勝の対戦相手と見込まれていたともに世界4位のピーター・ゲード選手(デンマーク)とサイナ・ネワル選手(インド)が格下に不覚をとったことで、難しい試合が続くのに変わりはないものの、準決勝進出の可能性が広がったといえる この日は、ゲード選手とネワル選手以外にも、男子ダブルス世界5位のクー・ケンケット/タン・ブンヒョン組(マレーシア)と同世界7位のマルキス・キド/ヘンドラ・セティアワン組(インドネシア)、男子シングルス世界8位のグエン・ティエンミン選手ら、世界の強豪が相次いで敗れ、早々にトーナメントから姿を消した
First round of French Open
フレンチオープンSS1回戦、日本選手で2回戦に勝ち進んだのは、男子シングルス1人、女子シングルス2人、男子ダブルス3組、女子ダブルス3組、混合ダブルス1組の合わせてシングルス3人、ダブルス7組だった 世界トップ選手の中では、男子シングルス世界ランク5位のタウフィック・ヒダヤット選手(インドネシア)が中国の次代を担う若手ワン・ツェンミン選手に、女子シングルス世界8位のティネ・バウン選手(デンマーク)が台湾の17歳タイ・ツーイン選手に、女子シングルス世界2位のワン・シーシャン選手が韓国の成長株ソン・ジヒョン選手にそれぞれ敗れ、1回戦で姿を消す波乱があった
French Open kicks off in Paris
オランダオープングランプリ(GP)ゴールド、デンマークオープンスーパーシリーズ(SS)プレミアに続いて、フレンチオープンSSが25日、パリで開幕した 初日は各種目の予選が行われ、日本からは混合ダブルスに早川賢一・松友美佐紀組(世界38位)、数野健太・高橋礼華組(世界57位)、平田典靖・前田美順組(世界66位)の3ペアが出場したが、いずれも敗れた。一方、予選から登場予定だった橋本博且・藤井瑞希組(世界31位)は、予選免除で本戦に進んだ 26日からは本戦がスタート、各種目1回戦が行われる。前週のデンマークでベスト4に入った佐々木翔選手がいきなり世界ランク4位のピーター・ゲード選手にぶつかるなど、とりわけ男子シングルス陣が厳しい組み合わせとなっている
Danish Mixed Pair bags Gold in front of local spectator
デンマークオープンSSプレミア決勝、混合ダブルスで、デンマークのヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン組(世界4位)が、準決勝の中国ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ組(世界1位)に続いて、中国シュー・チェン/マー・ジン組(世界2位)を破り、地元観衆が見守る中、見事、自国優勝の栄冠を勝ち取った ジャパンオープンSS決勝の再戦となった男子シングルスは、中国のチェン・ロン選手(世界3位)が、リベンジを狙ったマレーシアのリー・チョンウェイ選手(世界1位)を21-15,21-18で退け、返り討ちにした。チェン選手はこの結果、チャイナマスターズSS、ジャパンオープンSSに続く3大会連続優勝の快挙を遂げた