台湾オープングランプリ(GP)ゴールド、日本選手で準々決勝に進んだのは、◆女子シングルス:平山優選手、今別府香選手◆女子ダブルス:脇田侑・江藤理恵組――の合わせて4人。このうち今別府、平山両選手は、それぞれ試合時間1時間6分、51分の第3ゲームまでもつれる接戦を制してベスト8入りを果たした

男子シングルスの佐々木翔選手は、世界ランク6位のソニー・ドゥイ・クンチョロ選手を相手に先制を許すも、第2ゲームを奪い返し、最終ゲームに持ち込む粘りを見せた。しかし、最後は振り切られた(10-21,21-16,11-21)

地元台湾の選手では、6月のシンガポールオープンスーパーシリーズ(SS)の女子シングルスで準優勝した16歳、タイ・ツーイン選手をはじめ、カナダ、米国、マカオとGP3週連続優勝中の女子ダブルスのチェン・ウェンシン/チエン・ユーチン組、シンガポールSS、インドネシアSS、カナダGP、USGPの4大会を制覇し波に乗る 男子ダブルスのファン・チーミン/ リー・ シェンム組などが、大きな声援をバックに勝利した

一方、前週に行われたマカオオープンGPの男子ダブルスで優勝した韓国のコ・ソンヒョン/ユ・ヨンソン組を、日本の実業団チーム、トナミ運輸でプレーしていたチャンドラ・ウィジャヤ選手がルルク・ハディヤント選手と組んだインドネシアのベテランペアがストレート(26-24,21-15)で撃破。存在を強烈にアピールした。スピーディーな試合展開に会場も大いに盛り上がった。 同組はあす、世界ランク1位で今大会第1シードのクー・ケンケット/タン・ブンヒョン組(マレーシア)と対戦する
日本選手の準決勝の対戦カードは以下の通り
【女子シングルス】ベ・ヨンジュ選手(韓国、世界20位)対平山選手(世界30位)、ベ・スンヒ選手(韓国、世界16位)対今別府選手(世界93位)
【女子ダブルス】ウォン・ペイティ/チン・エーフェイ組(マレーシア、世界6位)対脇田・江藤組(世界16位)