【PlaceToPlay】 Play in Singapore

シンガポールの愛好家の多くは、各地に点在するコミュニティーセンター(CC)もしくはスポーツ&レクレーションセンターでバドミントンを楽しんでいる。いずれも安価で利用できる公共施設で、さしずめ前者が公民館、後者が市民体育館といったところ とりわけシンガポール・スポーツ評議会(SSC)が管轄するスポーツ&レクレーションセンターは、市民の足であるMRTの駅ごとに合わせて20カ所あり、それらの中にほかの複数のスポーツ施設と一緒にバドミントンコートが併設されている 地元知人に連れて行ってもらったのはそのうちの1つ、南北線(North South Line)のChoa Chu Kang駅にほど近い「Choa Chu Kangスポーツコンプレックス」。正直なところ、行く前はしょせん公共施設とたかをくくっていたが、着いて見ると、入口から圧倒される立派なつくりで管理も十分行き届いており非常に驚かされた また、東南アジアのバドミントン施設ではまだまだ目にする機会が少ないAED(自動体外式除細動器)を配備。さらに更衣室に併設するトイレは、良好な衛生状況が保たれシンガポール環境当局のお墨付きを得ている。日本から見れば大したことではないかもしれないが、ほかの東南アジア諸国で清潔なトイレやシャワー室になかなか出会えない現状に照らすと、さすがはシンガポール!と言える