台湾オープングランプリ(GP)ゴールド最終日、韓国とインドネシアの選手ばかりが名を連ねる中、唯一、両国以外の選手として決勝のコートに立った地元台湾の女子シングルス、チェン・シャオチエ選手に注目が集まった 昨年と同じ組み合わせとなった決勝戦は、1時間を超える壮絶な試合に。チェン選手は格上の韓国ベ・スンヒ選手(世界ランク16位)から第1ゲームを21-11で先取するも、第2ゲームはベ選手が意地を見せて26-24で取り返し、第3ゲームに突入した。チェン選手は、第2ゲーム途中から負傷した足をひきづり、苦悶の表情を見せ始める。それでも観衆の大声援をバックに最終ゲームを戦い抜き、21-17で勝利をもぎ取った。ウィニングポイントを奪った後はコートに倒れ込みしばらく動けず、関係者の肩を借りなければ立ち上がれない状態。気力を振り絞って戦った同選手に、会場全体から惜しみない歓声と拍手が贈られた 試合後、同選手は、会場入りしていたヨネックスの米山勉社長から特別に、優勝賞金とは別に金一封を受け取った チェン選手はBadPaLに対し、