Japan misses another opportunity to bring home Sudirman medal

スディルマン杯準々決勝、日本は前回2011年の中国・青島大会に続いて、初のメダル獲得に挑む機会を得たが、若手の成長により一躍、東南アジアの強国に成長したタイに阻まれ、今回もあと一歩届かず、涙を飲んだ この試合、日本にとって19点が鬼門となってしまった

Day 3 of Sudirman : Japan to face Thailand after overcoming Denmark

スディルマン杯3日目、日本が強豪デンマークとのギリギリの接戦を制して、一次リーグのグループ1【D組】1位通過を果たし、悲願のメダル獲得に一歩近づいた。この日、全日程が終了した午後11時近く、各チームの関係者とメディアを集めて組み合わせ抽選会が行われ、日本は23日の準々決勝で、タイとメダルをかけて対戦することが決まった 日本対デンマークの試合は、結果だけを見ると日本チームが戦前に描いていた青写真通りとなったが、内容は予想を上回った。ダブルスに強みを持つデンマークを日本が倒すには、男子シングルスと女子シングルスで確実に勝って、ダブルス3種目の中でもっとも実力の拮抗している女子ダブルスを取ること、が想定されていた

No Japanese in Finals, but Chinese and Korean only

アジア選手権準決勝、日本選手は女子シングルスに2人、男子ダブルスに1組が勝ち進んだがすべて敗退。一昨年の平田典靖・橋本博且組、昨年の早川賢一・遠藤大由組に続く日本勢の決勝進出はならなかった 高橋沙也加選手は、世界ランク1位の中国リ・シュエリ選手と2度目の対戦。ロンドン五輪金メダルの強豪だが、初めて挑戦した3月のドイツオープングランプリ(GP)ゴールド準々決勝では、ファイナルゲームまで戦い勝っていた 第1ゲーム、前半を11-8とリードして折り返すが、12-9から6連続失点で逆転を許す。巻き返して18-17と再度リードを奪うも、次にリ選手の放ったショットをアウトとみて見送りインの判定。ここから連続失点して18-21でこのゲームを落とす。

HAYAKAWA/ENDO strikes back at All England Champion

アジア選手権準々決勝、男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組が、3月の全英オープンスーパーシリーズ(SS)プレミア決勝で敗れた中国ペアへのリベンジを果たし、昨年に続いて準決勝に進出した 伝統ある全英オープンで日本男子ダブルス初のファイナリストとなった早川・遠藤組の前に立ちふさがったのは現在、世界ランク9位で中国2番手に位置するリュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン組。英国・バーミンガムでは中国ペアの鋭いドライブを主体とした攻撃に11-21,9-21と完敗した。しかしそれから約1カ月後に訪れた再戦の場、台北市では、早川・遠藤組が圧倒。テンポの良い攻撃とドライブレシーブが冴え、第1、第2ゲームともに中国ペアに一度もリードを許さぬまま快勝した

A few good players deserves to win the prestige tournament

全英オープンSSプレミア決勝、早川賢一・遠藤大由組が日本男子初のタイトル獲得に挑んだ。しかし今大会、ノーシードから世界ランク1位のマシアス・ボー/カールステン・モゲンセン組(デンマーク)や、1月のマレーシアオープンSSを制したヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン組(インドネシア)を破って勝ち上がってきた中国リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン組の実力は伊達ではなく、早川・遠藤組は第1、2ゲームを通じて力の差以上に圧倒された印象で完敗。期待された全英ならびにSS初制覇は、次回以降に持ち越しとなった