韓国オープンSSプレミア決勝、今年で最後となる自国開催のSSプレミアで、韓国選手が女子シングルスと男子ダブルスの2種目でタイトルを獲得した。このうち男子ダブルスのイ・ヨンデ/コ・ソンヒョン組は、昨年12月の3週連続優勝(韓国オープンGPゴールド、インドインターナショナル、インドオープンGPゴールド)に続き、国際大会での連勝記録を4つにのばした 一方、男子ダブルスを除く4種目制覇を狙った中国は、同国対決だった女子ダブルスと混合ダブルスの2冠にとどまった
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Minatsu stopped by Non-Olympian WANG in Semifinal
韓国オープンSSプレミア準決勝、日本勢で唯一勝ち残っていた三谷美菜津選手は、昨年9月チャイナマスターズSSで破った中国ワン・シーシャン選手にリベンジを許し、決勝進出を逃した。ワン選手は昨年、オリンピックレースを世界3位で終え出場権を確保しながら、安定感に欠ける一面があり、最終的に中国バドミントン協会(CBA)の判断で3つの代表枠から外れた。しかし、年末に行われた世界上位8人/組のみ出場できるSSファイナルで準優勝し、どん底だった状況から復調してきていることを、自ら笑顔とともに語っていた
Minatsu proves her capability as one of 10 best shuttlers in the World
韓国オープンSSプレミア準々決勝、女子シングルスの三谷美菜津選手が、ここまで台湾のチェン・シャオチエ選手、ドイツのユリアン・シェンク選手と、格上の強豪を連破して勝ち上がってきた勢いに乗るタイのニチャオン・ジンダポン選手との大接戦を制し、きっちりベスト4に駒を進めた。三谷選手は前日発表された最新の世界ランキングでトップ10に入ったが、世界ランク上位に立つ選手として、下位選手に取りこぼしをしない堅実さの一端を示した 準決勝で対戦する中国ワン・シーシャン選手とは昨年、4月のアジア選手権でストレート負けを喫したが、9月のチャイナマスターズSSでは逆にストレート勝ちし、リベンジを果たした。世界ランクで見ると三谷選手が下位ながら、今回はリベンジを狙うワン選手の挑戦を受ける形となる
Takuma, Minatsu and Ayaka/Misaki advance to Quarterfinals
韓国オープンSSプレミア2回戦、男子シングルスの上田拓馬選手、女子シングルスの三谷美菜津選手、女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組が勝ち、ベスト8に入った。中でも三谷選手は、格上のデンマークのティネ・バウン選手に、19-17とリードしながら逆転で第1ゲームを取られるが、気持ちを切らせることなく第2、第3ゲームを奪い返して勝利。昨年後半に続き、今年最初の大会でもここまで、成長を感じさせる試合を見せている
Five Chinese medalists retire in the first round of Korea SS Premier
韓国オープンSSプレミア1回戦、日本選手は男子シングルス1人、女子シングルス1人、男子ダブルス2組、女子ダブルス2組、混合ダブルス1組が勝ち、2回戦に進んだ。一方、ほぼフルメンバーで今大会に臨んできた中国だったが、女子シングルス第1シードのリ・シュエリ選手と第2シードのワン・イーハン選手、男子シングルス第2シードのチェン・ロン選手、男子ダブルス第3シードのカイ・ユン/フー・ハイファン組が初戦を戦い終えることなく棄権し、早々に試合会場を去った