One step at a time, Akane finally makes final

Taking five years for stepping up from qualifying round loss to finalist

全英オープン(SUPER1000)準決勝、山口茜選手が、予選敗退からスタートした全英挑戦5年目にして初めて決勝にたどり着いた。日本勢はほかに、福島由紀・廣田彩花組、渡辺勇大・東野有紗組がファイナリストとなり、2016年に続いて3種目で決勝を戦う

2年連続で準決勝に進んだ第2シードの山口選手は、準々決勝で奥原希望選手を破った第3シードのプサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手(インド)と対戦。第1ゲームはシャトルコントロールに苦しみ、ミスも続いて失う。第2ゲームに入ると徐々にリズムをつかんで19-15とリードするが、ここから追い上げに遭い1点差まで詰められ嫌な流れとなる。しかし、20-19のゲームポイントから山口選手の放ったショットがネットをかすめて相手コートに落ち、この窮地を乗り切る

迎えたファイナルゲーム、再び攻勢に出たシンドゥ選手に中盤7-13までリードを広げられる。山口選手も反撃に転じ14-14で追いつくと、そこから一進一退の展開となり、最後は17-18から4連続得点を決め、勝ちをつかんだ

山口選手の全英デビューは2014年、16歳の時。その年のアジアジュニア選手権を制した直後に初めて渡英したが、慣れない状況の下、思うようなプレーができずに予選敗退に終わった。その後は、◆15年ベスト32(1回戦負け)◆16年ベスト16(2回戦負け)◆17年ベスト4(準決勝敗退)――と毎年一歩ずつ前進を果たすも、3年続けてラッチャノク・インタノン選手(タイ)に上位進出を阻まれてきた

5年目の今年は、ラッチャノク選手との対戦機会はなかったものの、準々決勝でカロリナ・マリン選手(スペイン)、準決勝でプサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手(インド)と、いずれも負け越している難敵2人を退け、前年の成績をまた1つ上回った。決勝では全英初制覇をかけ、世界ランク1位、台湾タイ・ツーイン選手との頂上決戦に挑む

奇しくも、男子シングルス準決勝で韓国ソン・ワンホ選手を破り、2年連続となる決勝進出を果たした中国シー・ユーチ選手も、山口選手と同じ2014年にアジアジュニアのタイトルを手にしている<https://badpal.net/2014/02/24/akane-becomes-the-second-japanese-to-win-world-and-asia-junior-titles/

このほか、男女シングルスの準決勝に臨んだリン・ダン(2000年)、ホワン・ユーシアン(2010年)、プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(2012年)、チェン・ユーフェィ(2016年)の4選手がアジアジュニアのタイトル保持者。男子決勝のリン・ダン対シー・ユーチは、昨年準決勝の再戦であると同時に、元アジアジュニア覇者同士の対戦となる

混合ダブルスで見事に決勝進出を決めた渡辺・東野組も「茜世代」で、山口選手が連覇を遂げた2014年世界ジュニア選手権で、銅メダルを獲得していた<https://badpal.net/2014/04/19/akane-defends-her-world-junior-title-but-not-easy-way-2/

Another upset made Arisa / Yuta into final

昨年に続き2度目となる全英準決勝で、渡辺、東野両選手が顔を合わせることになった中国ツァン・ナン選手とは、ペアリングは違うがこれが2度目の対戦(前回対戦時のパートナーはチェン・チンチェン選手)。数々のメジャータイトルを獲得してきたベテラン相手にも、序盤から臆することなく向き合い、終盤抜け出して第1ゲームを先取する。第2ゲームは相手に先行を許す展開となるが、中盤逆転に成功するとその後の競り合いにも勝って、昨年の結果(ベスト4)を越え、決勝への切符をつかんだ

Sayaka HIROTA / Yuki FUKUSHIMA ~photo courtesy of Jane Piyatat

ベスト4に3ペアが入り、日本勢の決勝進出が確定していた女子ダブルスは、米元小春・田中志穂組との同国対決を制した福島由紀・廣田彩花組のみ、最終日のセンターコートに立つ。両ペアの国際大会での通算対戦成績は2勝2敗。昨シーズンは、インドネシアオープンスーパーシリーズ(SS)プレミア準々決勝とSSファイナル決勝で米元・田中組が2連勝していたが、今シーズン最初の対戦は福島・廣田組が切り返した

一方、全英初出場ながらここまで躍進し、決勝進出も期待された永原和可那・松本麻佑組は、昨年準優勝で今年、全英初制覇に強い意欲を示す、経験・実勢ともに上のカミラ・リタ・ユール/クリスティナ・ペダーセン組(デンマーク)の牙城を崩すには至らず、ここで力尽きた

男子ダブルスで2016年の早川賢一・遠藤大由組以来2年ぶりの決勝進出を目指した遠藤・渡辺勇大組は、過去に2度(2011、15 年)全英制覇を遂げているデンマークのベテラン、マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン組に阻まれ、果たせなかった

もう一つの山からは、世界1位でディフェンディングチャンピオンのマルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ組が順当に勝ち上がり、決勝は女子シングルス同様、第1シードと第2シードの対戦となる

準決勝の結果

【男子シングルス】

ソン・ワンホ(韓国、第5シード)<17-21,14-21>シー・ユーチ(中国、第7シード)

リン・ダン(中国、第6シード)<21-14,13-21,21-11>ホワン・ユーシアン(中国)

【女子シングルス】

タイ・ツーイン(台湾、第1シード)<21-15,20-22,21-13>チェン・ユーフェイ(中国、第8シード)

山口茜(第2シード)<19-21,21-19,21-18>プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、第4シード)

【男子ダブルス】

マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、第1シード)<21-11,21-19>マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク、第6シード)

マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、第2シード)<21-17,21-17>遠藤大由・渡辺勇大

【女子ダブルス】

福島由紀・廣田彩花(第4シード)<16-21,21-10,21-12>米元小春・田中志穂(第5シード)

クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、第3シード)<21-15,22-20>永原和可那・松本麻佑

【混合ダブルス】

ツァン・ナン/リ・インフェイ(中国、第8シード)<14-21,18-21>渡辺勇大・東野有紗

ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第5シード)<18-21,21-14,21-19>マシアス・クリスチャンセン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク、第6シード)

 

決勝の対戦カード

【男子シングルス】リン・ダン(中国、第6シード)対シー・ユーチ(中国、第7シード)

【女子シングルス】タイ・ツーイン(台湾、第1シード)対山口茜(第2シード)

【男子ダブルス】マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、第1シード)対マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、第2シード)

【女子ダブルス】クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、第3シード)対福島由紀・廣田彩花(第4シード)

【混合ダブルス】ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第5シード)対渡辺勇大・東野有紗

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