Nozomi ends runner-up again but proves difference from last year

Nozomi and Marin

Same result but different smile of Nozomi

香港オープンSS決勝、奥原希望選手が現時点における女子シングルスの世界トップと認めるスペインのカロリナ・マリン選手と優勝をかけて戦ったが、惜しくも敗れ、今シーズン2つ目のSSタイトル獲得はならなかった。ただ、マリン選手も試合後、ジュニア時代から知る奥原選手を「同じレベルにいる選手」と指摘し、その実力を認めていることを確認した

F-Nozomi-Marin

Nozomi admitted that Carolina is real No.1

第1ゲームをマリン選手、第2ゲームを奥原選手が取り合い迎えたファイナルゲーム、奥原選手は8-5とリードしたところからマリン選手の反撃に遭い、6連続得点を決められ8-11で前半を折り返す。後半に入ると、さらに勢いづいたマリン選手に押し込まれて点差は開き、ついに14-20。敗戦は確定とみられた。しかしここから奥原選手が丁寧なレシーブをベースに1点ずつ返しはじめると、しびれを切らしたマリン選手のミスも誘発して、結局、6つのマッチポイントを凌ぎ切り、20-20で追いつく。最高潮に達した会場内のボルテージから判断しても流れは完全に奥原選手の側にあったが、精神的に追い詰められたはずのマリン選手がここで、世界チャンピオンたるゆえんの1つであるメンタルの強さを発揮。次の2点をもぎとって、1時間25分に及んだ熱戦に幕を引いた

奥原選手は表彰式を終えた後、BadPaL の取材に応じ、「結果は同じ準優勝に終わったが、昨年とは大きな違いがある。負けてくやしい部分はもちろんあるが、何もできなかった昨年と違い、内容的に納得のいくプレーができた。次につながる」と自分の言葉でしっかり話した。また、昨年は準々決勝で日本人対決を挟んだが、「今回は1回戦で中国リ・シュエリ、準々決勝で台湾タイ・ツーイン、準決勝でタイのラッチャノク・インタノンと、シード選手ばかりを破って決勝に進んだのも大きい」と指摘。あらためて「今大会は充実していた」と述べ、ミックスゾーンに来るやがまんしていた涙が一気にこぼれ落ちた昨年の取材時とは対照的に、さっぱりした表情を見せた

ファイナルゲーム、14-20から追い上げ、追いついた場面について、勝てると思ったかと尋ねられると、「勝ち負けは考えていなかった。マリン選手でも大きくリードしてマッチポイントを握りながら追いつかれることが分かったのは収穫。ただそれでも勝つのがマリン選手の強さで、勝てなかった自分との差」と現実を真摯に受け止めていた

奥原選手は今大会の準優勝で、来月アラブ首長国連邦・ドバイで開催される、各種目の上位8人/組のみで争われるSSファイナルへの出場資格を確保した。初めての出場となるこの大会に向けての抱負を聞くと、「全試合が決勝戦のような大会。全日本総合選手権を間に挟むので、コンディションが落ちないようにしたい」と述べた

F-Nozomi

Carolina also treats Nozomi as one of the toughest rivals

一方、今シーズン、世界選手権を含むSS以上の大会で6度目の優勝を飾ったマリン選手は BadPaL に対し、2011年世界ジュニア選手権でともに表彰台に上がった2人、ラッチャノク・インタノン選手と奥原選手について、「あの時ジュニアで争った3人が今、そろって世界のトップ10で、同じレベルにいる」と指摘。奥原選手のことをライバルの1人として、常に注意を払ってみていることを認めた

F-LCW

ChongWei got a bit tired after winning three consecutive SS titles

男子シングルスは、マレーシアのリー・チョンウェイ選手が中国ティエン・ホウウェイ選手をストレートで破り、フレンチオープン、チャイナオープンに次ぐSS3連勝を決めた。ただ試合直後には、久しぶりに2週連続で世界1位の中国チェン・ロン選手をはじめとする強豪相手に決勝まで戦い抜いたこともあって、「疲れた」と苦笑いを見せた。試合後の会見では、現在の仕上がり具合を聞かれ、「調子は8割程度。まだ、大きくリードした後、相手に追い上げられることがあり、集中力が不足している」との認識を示した

なおリー・チョンウェイ選手は今シーズン、ドーピング違反による資格停止でSS参戦が出遅れた。9月のジャパンオープン以降、6つのSSに出場し3大会で優勝したが、ジャパンオープン、韓国オープン、デンマークオープンでの不振が響き、SSファイナルの出場資格を得ることはできなかった

F-YOO-LEE

World No.1 Koreans grabbed 6th SS title in this season

男子ダブルスは、全種目通じて欧州勢唯一のファイナリスト、デンマークのマシアス・ボー/カールステン・モゲンセン組が、これまで対戦成績5戦全敗の第1シード、韓国イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン組に6度目の挑戦。第1ゲームをわずか7点しか取れずに落とした後、盛り返してファイナルゲーム18-20まで迫ったが届かず、6連敗を喫した

一方、世界ランク1位の韓国ペアはこれで、今シーズンSS12大会のうち6つのタイトルを手中に収め、SSランク1位を維持したまま、来月のSSファイナルで連覇を狙う

E-Zhang-Zhao

World No.1 Chinese Mixed pair also got 6th SS title this year

ともに中国ペア同士の決勝となった女子ダブルスと混合ダブルスは、いずれもディフェンディングチャンピオンのツァオ・ユンレイ/ティエン・チン組、ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ組が勝って連覇を達成した。このうち混合ダブルスのツァン/ツァオ組は全英オープン、マレーシアオープン、シンガポールオープン、韓国オープン、チャイナオープンに続き、今シーズンSS6勝目。SSランク1位で来月、ドバイにおいてタイトル防衛に挑む

決勝の結果

【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界6位)〈21-16,21-15〉ティエン・ホウウェイ(中国、世界10位)

【女子シングルス】 カロリナ・マリン(スペイン、世界1位)〈21-17,18-21,22-20〉奥原希望(世界9位)

【男子ダブルス】 イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)〈21-7,18-21,21-18〉マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界4位)

【女子ダブルス】 ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界5位)〈21-15,21-12〉ユー・ヤン/タン・ユエンティン(中国、世界64位)

【混合ダブルス】 ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)〈21-17,17-21,21-17〉リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国、世界3位)

Advertisements

No comments yet... Be the first to leave a reply!

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out /  Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s

%d bloggers like this: