Being prepared for final against Spaniard,reigning World champ

SF-Nozomi2

Nozomi advanced to the final in Hong Kong again

香港オープンSS準決勝、女子シングルスの奥原希望選手は、前週に続いてタイのラッチャノク・インタノン選手に勝利し、今大会2年連続の決勝進出を決めた。ただ昨年と異なり、次に控える真の世界トップと認めるスペインのカロリナ・マリン選手との一戦を見据え、表情は緩まなかった

元世界ジュニアチャンピオンの2人の対戦は今シーズン4度目。今回は、第1ゲームの攻防がすべてだった。前週のチャイナオープンSSプレミアで勝っている奥原選手が先行する展開で20-18まで進むが、決め切れずに追いつかれる。その後手にした2つのゲームポイントも凌がれ、逆にゲームポイントを握られてしまい、終盤に大逆転を食らった欧州2大会の悪夢がよぎる。しかし奥原選手は崩れず、冷静かつ積極的にプレーを続け再び逆転に成功。最後はラッチャノク選手の放ったショットがアウトになるのを正確に見極め、26-24で競り勝つ。第2ゲームはラッチャノク選手の精神的なダメージが明らかで、奥原選手は次々と得点を重ね相手の集中力を削っていき、21-6の大差で勝ちを収めた

奥原選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、ラッチャノク選手に対し今シーズン3連勝と勝率が良かったことで、自信を持って試合に臨んでいたことを明かした。第1ゲーム終盤、リードしながら決め切れず逆に追い詰められた場面については、「途中、ミスもあったが、納得のいくミスだったので気持ちが大きく動揺したり、プレーが小さくなってしまうことはなかった。誰でもミスはするもの」と述べ、精神面での成長をうかがわせた

一方、勝利した後、喜びが控えめだった点を指摘すると、「(先に試合を行ったカロリナ・)マリン選手が当たり前のように、今シーズン6度目(SSと世界選手権)の決勝進出を決めるのを見ていた。勝てたのはもちろんうれしいが、決勝に進んだのを喜んでいる場合ではなく、次に切り替えなければ」と答えた。奥原選手は昨年、この大会の準決勝でマリン選手を破っている。ただ、「ケガをしていたことを知らなかった」と述べ、当時、過小評価していたことを認めた。その上で、「今年1年間、世界の上位選手と戦わせてもらって、マリン選手は間違いなく現在の世界トップと感じる。その選手と決勝で対戦できることは経験になる」とし、決勝への期待と意気込みを示した

SF-Naoko-Kurumi

Naoko / Kurumi learned difference from Olympic Gold medalists

女子ダブルスで準決勝に進んだ福万尚子・與猶くるみ組は、ロンドン五輪金メダル、世界選手権チャンピオンの中国ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン組に挑んだ。何度も対戦を繰り返している高橋礼華・松友美佐紀組と違い、初顔合わせのため、試合巧者の中国ペアに一方的に押し切られる展開も予想された。しかしふたを開けてみると、第1ゲームは福万・與猶組が前半を11-8とリードして折り返す。ただ終盤に振り切られて16-21でこのゲームを落とすと、第2ゲームは一度もリードを奪えぬまま15-21で試合を終えた

福万・與猶組に試合後、BadPaL が、実際に対戦してみた率直な感想を聞いたところ、「(いつもなら抜けるところを)ここまで取ってくるんだと驚いた。そのため2人とも準備が少しずつ遅れた」(福万)。「思ったよりいけたかなという思いと、もっと点数を取れたのではとの悔しい気持ちがある」(與猶)と答えた。さらに、「ここまで来られたのは自信になる」と話す福万選手が自ら「新たな発見」と呼ぶこの日の対戦を踏まえ、真のトップに近づいていくために今後やるべきことを尋ねると、福万選手は「何か新たなことに取り組むというより、自分たちが今持っているものを日々の練習の積み重ねで精度を高め、より良くしていく」と強調した。與猶選手は、「今大会のようなプレーが常にできるようになれば」と述べた

SF-LCW

ChongWei reached another final after stopping local boy

日本選手以外では、男子シングルスで地元香港の21歳ウン・カロン選手が会場の大声援をバックにマレーシアのリー・チョンウェイ選手に挑んだ。しかし実力差はいかんともしがたく跳ね返され、中国リン・ダン選手、台湾チョウ・ティエンチェン選手に次ぐ3人目の大物食いは果たせなかった

準決勝もう一つの山からは、中国最後の砦ティエン・ホウウェイ選手が、今大会、桃田賢斗選手を含む日本勢3人を連破したインドネシアの19歳ギンティン・アンソニー選手をフルゲームの末に下し、決勝に進んだ

インドネシア勢は、男子ダブルスのヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン組と女子ダブルスのグレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ組もこの日敗れ、1人も決勝に残れなかった

準決勝の結果

【男子シングルス】

リー・チョンウェイ(マレーシア、世界6位)〈21-19,21-14〉ウン・カロン(香港、世界22位)

ティエン・ホウウェイ(中国、世界10位)〈18-21,21-11,21-6〉ギンティン・アンソニー(インドネシア、世界54位※予選勝ち上がり)

【女子シングルス】

カロリナ・マリン(スペイン、世界1位)〈21-18,21-16〉ワン・イーハン(中国、世界7位)

ラッチャノク・インタノン(タイ、世界8位)〈24-26,6-21〉奥原希望(世界9位)

【男子ダブルス】

イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)〈22-24,21-11,30-28〉ホン・ウェイ/チャイ・ビヤオ(中国、世界6位)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界2位)〈21-14,12-21,16-21〉マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界4位)

【女子ダブルス】

ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界5位)〈21-16,21-15〉福万尚子・與猶くるみ(世界11位)

グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界3位)〈20-22,11-21〉ユー・ヤン/タン・ユエンティン(中国、世界64位)

【混合ダブルス】

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)〈22-20,21-17〉ユ・ヨンソン/チャン・イエナ(韓国、世界73位)

リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国、世界3位)〈17-21,21-15,21-16〉シン・ベクチョル/ユ・チェジョン(韓国、世界21位)

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決勝の対戦カード

【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界6位)対ティエン・ホウウェイ(中国、世界10位)

【女子シングルス】 カロリナ・マリン(スペイン、世界1位)対奥原希望(世界9位)

【男子ダブルス】 イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)対マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界4位)

【女子ダブルス】 ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界5位)対ユー・ヤン/タン・ユエンティン(中国、世界64位)

【混合ダブルス】 ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)対リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国、世界3位)

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