Aya becomes the first Japanese girl ever to win Asia Junior

Asian Champ Aya
17 years old Aya made a history to be Asian Junior queen

アジアジュニア選手権女子シングルス決勝、大堀彩選手は、同じ1996年生まれの第1シード、タイのブサナン・ウンバンルンパン選手と対戦し、ゲームカウント2対1で勝ち、日本の女子選手(個人戦)で初めて、アジアジュニアチャンピオンの称号をつかんだ

男子では2006年に田児賢一選手、12年に桃田賢斗選手がそれぞれ優勝しているが、女子はこれまで昨年の奥原希望選手の準優勝が最高成績。大堀選手は今回、過去、日本で誰も到達できなかった頂に立った

Play with team mates
Aya shared this joyful moment with team mates who cheered her up during the match

第1ゲーム、国際大会初の決勝ということで出だしが心配されたが、そんな懸念を完全に払しょくする落ち着いたプレーで、ミスなく着実に点数を重ね21-11と世界ランク17位を圧倒する。続く第2ゲームは、ブサナン選手にヘアピンやドロップでシャトルを前に集められ、リズムを崩した大堀選手が16-21で落とす。迎えたファイナルゲーム、前半は競り合いとなり11-10で折り返すが、後半に入ると大堀選手の積極的な姿勢が奏功。局面を打開するスマッシュも効果的に決まり、じりじりと点差を広げる。終盤は相手のミスも誘発して、最後はブサナン選手の放ったシャトルがアウトとなり、21-13で勝利。背後から声援を送り続けてくれていたチームメイトに向け、ガッツポーズを見せた

試合直後に行われた表彰式を終え、BadPaL の取材に笑顔で応じた大堀選手は、「言葉で表現できないほどうれしい。色んな人に支えられて勝つことができたと思っている」と喜びの第一声を挙げた

数日前の団体戦で敗れていたブサナン選手との再戦となったこの試合、第1ゲームを先取しながら、過去の対戦同様、ファイナルゲームまでもつれたが、「きのう(準決勝)までは負けられない試合だったが、きょう(決勝)は相手の方が格上と認識しており、最後まで向かっていけた」と説明した

エースとして臨んだ今大会、プレッシャーはなかったのかとの問いには、「山口茜選手がケガをして来られず、メンバーの中で唯一、ナショナルチームの選手として戦うことへのプレッシャーは確かにあった」と答えた。ただプレーに影響するようなことはなく、「来られなかった選手の分までがんばりたいと思い戦っていた」という

昨年は1回戦負けに終わったが、今年は一転して優勝。対戦相手をはじめ、とりまく状況は異なるものの、この1年で自分が一番変わったと思う点を尋ねると、「試合前の心構えが違う。昨年はまだ自分にそれほど自信がなく、負けてもしようがないという気持ちがあったことが1回戦負けという結果になったと思う。今年は、何が何でも勝つ、という気持ちで臨んだ」と述べた

Will be meeting again at Bangkok in World Junior
Busanan and Aya will meet again in World Junior Championships at Bangkok

通過点と位置付けていたアジアジュニアを制したことで、大堀選手の次の目標は10月の世界ジュニア選手権に移る。ブサナン選手とも再び、今度は彼女のホームコート、タイ・バンコクで対戦することが予想される。意気込みを聞くと、「優勝したといっても、今回は格上の選手に1回たまたま勝っただけ、と考えている。世界ジュニアでは、自分が本当に世界で一番強いことを証明したい」と力強く答えた

大堀選手はまた、世界ジュニア選手権より前、9月17~22日に東京で行われるジャパンオープンについて、「ジュニアの大会が終われば、シニアの世界で勝っていくのが最終目標」と強調。その上で、「世界ランクが低い(世界103位)ため出場のチャンスをもらえない上位大会、スーパーシリーズ(SS)の中で唯一、自国開催により与えられる機会を活かしたい」と抱負を語った

Korean XD
Korean Mixed pair defended Asian Junior title

ほかの種目では、混合ダブルスで第1シードの韓国チェ・ソルギュ/チェ・ユジョン組が第2シードの中国ペアを下し、アジアジュニア2連覇を達成した

中国はダブルス3種目制覇こそ逃したものの、金メダルゼロに終わった昨年に比べ、今年は、団体戦と男子ダブルス、女子ダブルスの3つの金メダルを持ち返った

男子シングルスは、ホスト国マレーシアの2番手ながら決勝まで勝ち上がってきた、スー・テクジー選手がフルゲームの末に勝ち、会場を訪れた観衆や地元メディアを沸き立たせた

決勝の結果

【男子シングルス】 スー・テクジー(マレーシア、第5シード)〈21-17,13-21,21-15〉チョン・ヒョクチン(韓国、第9シード)

【女子シングルス】 ブサナン・ウンバンルンパン(タイ、第1シード)〈11-21,21-16,13-21〉大堀彩(第3シード)

【男子ダブルス】 リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(中国、第7シード)〈21-15,21-14〉ホワン・カイシアン/ツェン・シウェイ(中国)

【女子ダブルス】 チェン・チンチェン/へ・ジアシン(中国、第4シード)〈19-21,16-21〉ジア・イーファン/ホワン・ドンピン(中国)

【混合ダブルス】 チェ・ソルギュ/チェ・ユジョン(韓国、第1シード)〈21-11,19-21,21-13〉リュウ・ユーチェン/ホワン・ドンピン(中国、第2シード)

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