Musica denies Malaysian to take a championship away from Indonesia

Musica Champion : Men's champion
Musica Champion becomes a real champion

インドネシアスーパーリーガ最終日、男子決勝が行われ、ムシカ・チャンピオンが最強の助っ人、世界ランク1位のリー・チョンウェイ選手を擁しながら一次リーグ初戦で敗れたマレーシアタイガースに競り勝ち、前日の女子決勝に続いて、タイトルの海外流出を阻止した。既に戦列を離れ帰国したリー選手に代わって、第1シングルスの重責を任されたトミー・スギアルト選手が、リー選手を破ったダレン・リュー選手をフルゲームの末に倒し、先勝する。続く第1ダブルスは一次リーグと同じ顔合わせとなったが、ライアン・スクマワン/レンドラ・ウィジャヤ組がリベンジに成功。優勝まであと1勝と迫る。次に控えるのは、今大会ここまで5戦負けなしの韓国イ・ヒョンイル選手。この時点で勝負ありと思われた

Malaysia Tigers : 1st runner-up
Malaysia Tigers : 1st runner-up

しかし、ここからマレーシアタイガースが巻き返しを図る。まずチョン・ウェイフェン選手が意地を見せ、北京、ロンドンと2度のオリンピックでいずれも4位になったイ選手にストレート勝ち。続く第2ダブルスでは、リム・キムワー/ゴー・ウェイシェム組がギリギリの接戦(22-20,21-19)を制して試合を振り出しに戻す

迎えた最終第3シングルス、リー・チョンウェイ、イ・ヒョンイル両選手に比べると見劣りするが、ムシカ・チャンピオンが若手の成長株と認め、3人目の助っ人として白羽の矢を立てた台湾のチョウ・ティエンチェン選手が期待に応え、マレーシアタイガースのモハマド・アリフ・アブドゥル・ラティフ選手の追い上げにあいながらも21-18,21-19で競り勝ち、チームを勝利に導いた

2007、2011年に続く3回目の開催となったインドネシアスーパーリーガだが、今回は初めて、インドネシア以外の3カ国(日本、韓国、マレーシア)のクラブチームを招いて行われた。大会運営者は BadPaL に対し、今後はさらに多くの国・地域のクラブチームに参戦を呼び掛け、毎年の開催を目指していきたい意向を示した

ムシカ・チャンピオン3-2マレーシアタイガース

【第1シングルス】 トミー・スギアルト(インドネシア)〈11-21,21-14,21-16〉ダレン・リュー(マレーシア)

【第1ダブルス】 ライアン・スクマワン/レンドラ・ウィジャヤ(インドネシア)〈16-21,21-19,21-11〉フーン・ティエンハウ/タン・ウィーキョン(マレーシア)

【第2シングルス】 イ・ヒョンイル(韓国)〈15-21,19-21〉チョン・ウェイフェン(マレーシア)

【第2ダブルス】 フラン・クルニアワン/ハディ・サプトラ(インドネシア)〈20-22,19-21〉リム・キムワー/ゴー・ウェイシェム(マレーシア)

【第3シングルス】 チョウ・ティエンチェン(台湾)〈21-18,21-19〉モハマド・アリフ・アブドゥル・ラティフ(マレーシア)

JayaRaya Suryanaga : 3rd place
JayaRaya Suryanaga : 3rd place

3位決定戦では、開催地スラバヤを拠点とするジャヤラヤ・スルヤナガが、第1シングルスのソニー・ドゥイ・クンチョロ選手と第1ダブルスのアルベン・ユリアント・チャンドラ/ライアン・アグン・サプトラ組で、相手チームのタンカスがポイントゲッターとして招き入れた外国人選手を粉砕。途中棄権した第2シングルスを挟んで、インドネシアペア同士の対戦となった第2ダブルスを制し、第3シングルスに配した助っ人、香港のウォン・ウィンキ選手を残して3対1で勝利し、3位を確保した。一方、一次リーグを唯一負けなしで勝ち上がったタンカスは、決勝トーナメントに入って2連敗し、4位に沈んだ

◆タンカス1―3ジャヤラヤ・スルヤナガ

【第1シングルス】 グエン・ティエンミン(ベトナム)〈7-21,21-13,14-21〉ソニー・ドゥイ・クンチョロ(インドネシア)

【第1ダブルス】 マニーポン・ジョンジット/ニピトポン・プアンプアペク(タイ)〈21-17,18-21,16-21〉アルベン・ユリアント・チャンドラ/ライアン・アグン・サプトラ(インドネシア)

【第2シングルス】 アラムシャ・ユヌス(インドネシア)〈11-2棄権〉フ・ユン(香港)

【第2ダブルス】 ギデオン・マーカス・フェルナルディ/ワヒュ・ナヤカ・アルヤ・パンカルナリヤ(インドネシア)〈14-21,18-21〉クリストファー・ルスディアント/トリクスマ・ワルドハナ(インドネシア)

【第3シングルス】 エバート・スカムタ(インドネシア)〈打ち切り〉ウォン・ウィンキ(香港)

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