High Five to China Men

China’s 5th consecutive victory in Thomas Cup

男子国・地域別対抗戦トマス杯決勝、シングルス、ダブルスともに世界トップ3を揃えた中国が、ダブルスのエースの1人、チョン・ジェソン選手を欠く韓国に3対0で快勝。5連覇を達成するとともに、自国開催の今大会でウーバー杯を制した女子とともにアベック優勝を果たした。なおトマス杯5連覇はインドネシアに次いで2カ国目で、中国ヘッドコーチのリ・ヨンボ氏は、2年後にインドネシア超えを狙う考えを示した

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シングルス世界ランク2位のリン・ダン選手が、いつものように中国の先陣を切った。シャトルコントロールに苦しむ韓国のベテラン、イ・ヒョンイル選手をストレートで下し、チームならびに観衆の期待にこたえ、まず1勝をもたらした

続いてダブルス世界1位のツァイ・ユン/フー・ハイファン組が、同2位の23歳イ・ヨンデ選手が22歳のキム・サラン選手と組んだ韓国若手ペアの挑戦を受ける。キム選手は準決勝のデンマーク戦の時ほどナーバスになっていないもようで、序盤から自分らしいプレーを随所に見せて健闘する。ただ世界トップでしのぎを削りあっているほかの3人に比べて、すべての面で見劣りする感は否めず、中国ペアの集中攻撃を浴びてミスする場面が増え、韓国ペアが第1ゲームを落とす

LEE Yong-Dae keeps encouraging younger partner

攻撃力が絶対的に不足している韓国ペアだが、第2ゲームに入ると得意とする堅いディフェンスが機能し、中国ペアのミスも誘い接戦に持ち込み、20-19と先にゲームポイントを握る。ところがここから、実績、経験ともに勝る中国ペアが高い集中力を発揮。勢いに乗る韓国ペアに最後の1点を決して渡さないまま23-23まで持ちこたえると、最後は連続得点を決め韓国ペアを振り切った

優勝に王手をかけた中国が次に送り込んだのが、シングルス世界3位のチェン・ロン選手。オリンピックレース最終戦のインドオープンスーパーシリーズ(SS)で優勝して、最後の最後に五輪切符を自らつかみ取ったソン・ワンホ選手が相手だったが、現時点における実力差を見せつけるかのようにほぼ一方的な展開で勝ち、チームメイトらとトマス杯優勝の喜びを分かち合った

◆中国〈3-0〉韓国

(第1シングルス)リン・ダン〈21-14,21-17〉イ・ヒョンイル

(第1ダブルス)ツァイ・ユン/フー・ハイファン〈21-16,25-23〉イ・ヨンデ/キム・サラン

(第2シングルス)チェン・ロン〈21-9,21-13〉ソン・ワンホ

トマス杯の最終順位は以下の通り

【1位】中国【2位】韓国【3位】日本、デンマーク

Thomas-Japan goes home with Bronze medal
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