マレーシアナショナルチームのダブルスコーチを務めていた韓国のユ・ヨンソン氏が、今月初めにマレーシアバドミントン協会(BAM)へ辞表を提出したことが分かった
16日付地元報道によると、シドニー五輪、アテネ五輪の男子ダブルスで2大会連続の銀メダルを獲得したユ氏は、辞意表明の事実を認めた上で、選手を指導する機会を与えられなかったと主張。マレーシアに招へいされた当初から大きく変化したBAMの対応への不満を口にしているという
マレーシアでは先月、同じくダブルスコーチとして長年チームに貢献してきたインドネシアのアトランタ五輪金メダリスト、レキシー・マイナキー氏が、契約期間の途中にもかかわらず辞意を伝え、活動の場をフィリピンに移したばかり
関係者の間では、BAMが、外国人コーチを減らして、マレーシア人コーチを増やす方向へ方針転換したとの話も聞かれる