TAGO goes to SS Final again without playing

‘I really wanted to play’ TAGO insists

マレーシアオープンSS準決勝、男子シングルスの田児賢一選手が、対戦相手の中国チェン・ジン選手の負傷棄権により決勝に進んだ

チェン・ジン選手は第1ゲーム開始早々、右足首の異常をコーチに訴え、チームドクターならびに世界バドミントン連盟(BWF)の役員、大会オフィシャルドクターらが集まり、治療を開始。いったんはコートに戻り試合を再開したものの、田児選手が3-2とリードしたところで、チェン・ジン選手自ら主審に歩み寄り、棄権を伝え、田児選手の決勝進出が決まった

ただ田児選手はBadPaL に対し、「この結果(棄権)がどうというより、自分としては準決勝を戦って決勝に進みたかった」と強調。その上で、もう1つの準決勝の結果を待たずに、「決勝の相手はリー・チョンウェイ選手だと思う」と明言し、「彼のホームコートにふさわしい試合をしたい」と地元メディアに伝えた。田児選手は昨年10月のフランスオープンSSでも、中国リン・ダン選手の途中棄権により決勝に進んだ経緯がある

Against BWF regulations?

なお田児選手のコーチ席についていた日本チームのパク・ジュボン氏と舛田圭太氏は、治療のためのインジュリータイムが長すぎること、規則に反して中国のチームドクターがチェン・ジン選手に接触した点などをアピール。アンパイヤの対応に疑問を呈した

男子シングルス準決勝のもうひと試合は、田児選手の読み通り、地元期待の世界1位リー・チョンウェイ選手が大声援をバックに21-18,17-21,21-13で世界3位の中国チェン・ロン選手に競り勝ち、決勝進出を決めた。田児選手とリー選手がSSの決勝で顔を合わせるのは、2010年全英オープン、2011年フレンチオープンに次いで3度目。この2試合を含め、2人の通算対戦成績はリー選手の10戦全勝となっている

女子ダブルスでは、日本ペアで唯一勝ち残った松尾静香・内藤真実組が、前週の韓国オープンSSプレミアで難攻不落の世界1位、中国ユー・ヤン/ワン・シャオリ組を破る快挙を遂げ勢いに乗る韓国のエース、キム・ミンジョン/ハ・ジョンウン組と対戦した

Lost again but gained confidence

松尾・内藤組にとって過去5戦5敗と一度も勝ったことのない難敵だったが、第1ゲームは序盤から着実に得点を重ねて、一時は18-8と大きくリードする。その後、追い上げにあうも、21-17でこのゲームを取り、幸先の良いスタートを切る。ところが第2ゲームに入ると形勢逆転。韓国ペアの攻撃が冴え、15-21でこのゲームを落とす。ファイナルゲームも韓国ペアに向いた流れは変わらず、松尾・内藤組のミスも誘って12-21で敗退した

松尾・内藤組は試合後、BadPaL の取材に応じ、「風が強く、これまでとは逆に吹いていてとまどった」と語った。第2ゲームでエンドが変わると、「ロブが奥まで飛ばなくなり、そこを相手につけこまれた」と振り返った。ただ、これまでの対戦では、打ち分けがうまいキム/ハ組の思い通りに振り回されバテるなどして負けていたが、今回は風の影響もありお互い打ち合わざるを得ない状況の中、互角に打ち合いができ、相手にそうした印象を植え付けられたのではと指摘。「次回の対戦では、より自信を持って臨める」とこの試合の成果も口にした

今大会のベスト4という結果については、松尾選手が「決勝に進んだデンマークペアには前週の韓国オープンで勝っていたので、(優勝できる)チャンスがあっただけにくやしい」とコメント。内藤選手は「自分たちがこれまでなかなかできなかった、チャンスをものにする戦いが準々決勝までできたことは自信につながる」とした

世界3位のキム/ハ組は、世界6位の松尾・内藤組のほか、世界5位の末綱聡子・前田美順組に3勝1敗と勝ち越し。ただ、世界4位の藤井瑞希・垣岩令佳組には2勝3敗と1つ負け越している

5th consecutive loss to Taiwanese

男子ダブルスの平田典靖・橋本博且組(世界8位)の相手は、世界ランクは下位ながら、過去4戦していまだ勝ちのない台湾ペア、ファン・チエミン/リー・シェンム組(世界13位)。第1ゲーム前半は良いリズムで試合を進め11-6とリードして折り返す。しかし中盤以降、何度か連続得点を与えてしまい18-18で追いつかれると、19-19からミスが2つ続いてこのゲームを落とす。第2ゲームは、日本ペアが序盤から積極的に仕掛けて11-7でインターバル。中盤に連続得点を許す場面はあったが、終盤も攻撃による得点を重ね21-18で逃げ切る。1対1で迎えたファイナルゲームは、逆に台湾ペアが効果的な攻撃を見せ、11-7とこの試合で初めて前半をリードする。その後も着実に加点していった台湾ペアが21-12で勝ち、昨年のインドオープンに続くSS2勝目を狙った日本ペアの決勝進出を阻んだ

平田・橋本組は、試合後のドーピング検査に向かう直前、 BadPaL の取材に応じ、「守りに回った時間がこちらの方が多かった。そのことが勝敗を分けたと思う」(橋本選手)と試合の感想を短く語った

世界ランク上位4人が顔をそろえた女子シングルス準決勝では、足首のケガに起因する一時期のスランプから、昨年12月のSSファイナルで復調を果たしたインドのサイナ・ネワル選手(世界4位)が、世界ランク1位の中国ワン・イーハン選手に挑んだ。しかし競り合いには持ち込むものの攻略するには至らず、ストレート負け。もう1つの山では世界2位のワン・シン選手と世界3位のワン・シーシャン選手が激突。最近好調のワン・シン選手が勝ち、決勝は世界1位と2位の頂上対決となった

準決勝の結果

【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)〈21-18,17-21,21-13〉チェン・ロン(中国、世界3位)、チェン・ジン(中国、世界5位)〈2-3棄権〉田児賢一(世界12位)

【女子シングルス】 ワン・イーハン(中国、世界1位)〈21-15,21-16〉サイナ・ネワル(インド、世界4位)、ワン・シン(中国、世界2位)〈21-12,25-23〉ワン・シーシャン(中国、世界3位)

【男子ダブルス】 グオ・ツェンドン/チャイ・ビアオ(中国、世界5位)〈24-26,21-23〉チョ・グンウ/クォン・イグ(韓国、世界15位)、平田典靖・橋本博且(世界8位)〈19-21,21-18,12-21〉ファン・チエミン/リー・シェンム(台湾、世界13位)

【女子ダブルス】 クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界10位)〈21-14,21-13〉バオ・イーシン/ツォン・チエンシン(中国、世界33位)、キム・ミンジョン/ハ・ジョンウン(韓国、世界3位)〈17-21,21-15,21-12〉松尾静香・内藤真実(世界6位)

【混合ダブルス】 ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)〈21-13,21-16〉チャン・ペンスーン/ ゴー・リュウイン(マレーシア、世界11位)、シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界2位)〈21-17,21-14〉タントウィ・アーマ ド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界4位)

 

決勝の組み合わせ

【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)対田児賢一(世界12位)

【女子シングルス】 ワン・イーハン(中国、世界1位)対ワン・シン(中国、世界2位)

【男子ダブルス】 ファン・チエミン/リー・シェンム(台湾、世界13位)対チョ・グンウ/クォン・イグ(韓国、世界15位)

【女子ダブルス】 キム・ミンジョン/ハ・ジョンウン(韓国、世界3位)対クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界10位)

【混合ダブルス】 ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)対シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界2位)

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