昨年から今年にかけて取材した国際大会の会場内で見かけた、日本にはなかなか伝えられない事がらの一端を紹介する 【羽球交換】 李寧(Li-Ning)が昨年12月のスーパーシリーズ(SS)ファイナルで導入したのが、「ボール・チェンジャー(Ball Changer)」。その名の通り、選手にシャトル交換を求められた際、副審が操作するもので、ふたを外したシャトルの筒内を底から自動的に押し上げ、次のシャトルを取り出しやすくする。1ダース入りの筒を3本同時にセットできる。李寧は2010年のシンガポールオープンSSでは、ノックなどの練習時に使用する自動球出し機「シャトルランチャー(Shuttle Launcher)」を、試合会場に併設された特別スペースで一般向けに公開した〈https://badpal.wordpress.com/2010/07/04/shuttle-launcher/〉