Winner needs to control match and wind in Malaysia SS

マレーシアオープンSS2日目、各種目の1回戦が行われ、日本選手は男子シングルス3人、女子シングルス1人、男子ダブルス3組、女子ダブルス2組が勝ち、2回戦に進んだ

Eriko aiming at SS Title

このうち女子シングルスの廣瀬栄理子選手(世界18位)は、試合開始早々、風のコントロールに苦しみ0-5とリードされる。ただ、ロングサーブをショートサーブに切り替えるなど徐々に対応し、11-10と逆転してインターバルを迎える。その後、世界ランク上位の台湾タイ・ツーイン選手(世界16位)の追い上げにあうが、主導権は譲らず21-16で振り切る。第2ゲームは一進一退の攻防ながら廣瀬選手が11-10とリードして折り返す。13-14でいったん逆転されるが、すぐに追い付き、最後は21-17で勝利した

廣瀬選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、「(試合前から)風があるのは分かっていたが、思ったよりも強くてコントロールに苦しんだ」と認めた。徐々に慣れてきた後半も、実はコントロールに苦慮していたという。さらに相手は風のコントロールがうまかったが、コーチの的確なアドバイスもあり勝つことができたと述べた

一方、ここまでのオリンピックレースについて、「全英オープンSSプレミアで準優勝した後、研究され勝てなくなった。どうして勝てないのか分からず、正直と まどっていた」と明かした。ただコーチと対策を練っていく中、昨年10月以降、勝率が上がり、つかめてきているものがあるという。直近の目標としては、「スーパー シリーズ(SS)で優勝すること」その上で、「ロンドン五輪に出場してメダルを取りたい」と力強く語った

Hard to control even for World No.6

女子ダブルスは、日本の3ペアすべてがファイナルゲームに突入する接戦となり、昨年末のSSファイナルに出場した2ペアが勝ちを収めた

日本選手の先陣を切って登場した松尾静香・内藤真実組は、攻守に相手を圧倒し第1ゲームを21-9と簡単に取る。しかしエンドの変わった第2ゲームは、逆に出だしからリードを許す展開。後半に追い上げ19-19でようやく追いつくが、このゲームを19-21で落としてしまう。迎えたファイナルゲームは中盤までもみ合いが続いたが、松尾・内藤組が14-13から抜け出し、21-15で試合を決めた

松尾・内藤組は BadPaL に対し、「エンドが変わって(風が強く)シャトルが飛ぶので上げないように、と話して第2ゲームに入ったが、ロブが甘くなるなど裏目に出た」と明かした。また、こちらが望まない形でロブを上げさせられたり、第1ゲームでは決まった攻撃やレシーブに相手が慣れ、前で捕まるなど機能しなくなってしまったと指摘。「レシーブで違う展開がほしい」と自ら、次に向けての課題を示した

FUJII/KAKIIWA’s first win in 2012

今大会、初めてSSの第1シードに入った藤井瑞希・垣岩令佳組は、昨年9月のチャイナマスターズSSで優勝した中国タン・ジンフア/シア・フアン(世界38位)組と対戦した。第1ゲームは終始リードを保ち21-18で取るが、第2ゲームは終盤追いつかれて逆転される嫌なパターンで落としてしまう。ファイナルゲームは、先行する中国ペアを日本ペアが追いかける展開で8-8までもつれるも、ここから世界ランク3位の藤井・垣岩組が徐々に点差を広げ、終盤に少しもたつくが、21-17で勝利。チャイナマスターズでのリベンジを果たすとともに、前週の韓国オープンSSプレミアで果たせなかった、今年初勝利を挙げた

藤井・垣岩組は、第1ゲームと第3ゲームでいずれも先に19点を取った後に4連続得点を許し追い上げにあってしまった点について、「チャイナマスターズで負けている相手をどこかで意識して、引いて構えてレシーブに回ってしまったのだと思う」と振り返った

今大会の目標を尋ねると「第1シードであることは関係なく、初戦で敗れた韓国(オープン)でできなかった自分たちのプレーを1つでもできれば」と答えた

男子シングルスは、佐々木翔(世界6位)、田児賢一(世界12位)、山田和司(世界29位)の日本代表3選手がそろって1回戦を勝ち上がった

Sho SASAKI

Kenichi TAGO

3人の中でこの日、最も苦戦を強いられた佐々木選手は、ドイツのマーク・ツイブラー選手(世界15位)に先取された第1ゲームについて、「あえて選んだ風上のコートだったことに加えて、マーク選手(のプレー)が思った以上にキレていた」と振り返った。ただコーチから、相手は第1ゲーム好調でも第2、3ゲームに崩れることがある、とのアドバイスを受け、気持ちを切らさずに戦ったというオリンピックイヤーの初戦、韓国オープンSSプレミアでベスト4と上々の滑り出しとなった今年の目標を問うと、「ロンドン五輪は出るだけでなくその先(メダル)を見ているため、今日の試合にもプレッシャーをもって臨めた」とコメント。「下位選手に負けない確実性を高めた上で、上位選手に挑戦していきたい」と語った

1回戦の相手、ポーランド選手をまったく寄せ付けずに快勝した山田選手は、2回戦で初めて対戦する世界1位のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)に関し、「一度は戦ってみたかった相手なので楽しみ」と述べた。オリンピックレースも3分の2を過ぎ、現時点で日本3番手と五輪出場は厳しい状況にあるが、「上位大会であるSSに出場できるこのチャンスを最大限に生かしたい」と前向きなコメント。当面の目標としては、今年末に引退する世界4位のベテラン、ピーター・ゲード選手(デンマーク)に勝ちたいと語った

そのゲード選手と2回戦でぶつかる田児選手は、1回戦でタイの実力者、ブーンサック・ポンサナ選手と対戦。第1ゲームを先取し、第2ゲーム前半も11-6とリードして折り返した時点で、ポンサナ選手が棄権した

男子ダブルスも、平田典靖・橋本博且(世界8位)、佐藤翔治・川前直樹(世界10位)、早川賢一・遠藤大由(世界13位)の3組すべてが2回戦に進んだ。とりわけ早川・遠藤組は世界4位の韓国コ・ソンヒョン/ユ・ヨンソン組を接戦(19-21,21-18,21-19)の末に下す金星を挙げた

HASHIMOTO-HIRATA

KAWAMAE-SATO

HAYAKAWA-ENDO

一方、女子シングルスの佐藤冴香選手、女子ダブルスの末綱聡子・前田美順組、混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子組と佐藤翔治・松尾静香組は、1回戦突破を果たせなかった

SATO

SUE-MAE

SATO-MATSUO

IKEDA-SHIOTA

このうち池田・潮田組は BadPaL に対し、「風上風下がある中、簡単にロブを上げたくなかったが、風でコントロールが難しく、プレーが小さくなってしまった。どんな状況にも対応できる柔軟さも必要」(池田)。「勝てるチャンスはあったし、くやしい。ただ負けはしたものの、サーブはよくなり、第2ゲームの追い詰められた場面でも男子相手にしっかり打てていたと 思う。タイの男子選手の強力なスマッシュに対しては、カットボールがより効果的に使えて連打を避けられていれば」(潮田)と試合後、話した

日本選手の1回戦の結果

【男子シングルス】 佐々木翔(世界6位)〈12-21,21-12,21-14〉マーク・ツイブラー(ドイツ、世界15位)、田児賢一(世界12位)〈21-11,11-6棄権〉ブーンサック・ポンサナ(タイ、世界18位)、山田和司(世界29位)〈21-9,21-13〉シュミツワフ・バハ(ポーランド、世界36位)

【女子シングルス】 佐藤冴香(世界15位)〈13-21,13-21〉ピ・ホンヤン(フランス、世界23位)、タイ・ツーイン(台湾、世界16位)〈16-21,17-21〉廣瀬栄理子(世界18位)

【男子ダブルス】 平田典靖・橋本博且(世界8位)〈21-16,21-8〉チェン・フンリン/リン・ユーラン(台湾、世界23位)、佐藤翔治・川前直樹(世界10位)〈21-14,19-21,21-10〉インゴ・キンダーバーター/ヨハネス・シュートラー(ドイツ、世界17位)、コ・ソンヒョン/ユ・ヨンソン(韓国、世界4位)〈21-19,18-21,19-21〉早川賢一・遠藤大由(世界13位)

【女子ダブルス】 藤井瑞希・垣岩令佳(世界3位)〈21-18,19-21,21-17〉タン・ジンフア/シア・フアン(中国、世界38位)、末綱聡子・前田美順(世界5位)〈21-15,19-21,17-21〉ウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン(マレーシア、世界21位)、松尾静香・内藤真実(世界6位)〈21-9,19-21,21-15〉リネ・ダムケーア・クルス/マリー・ロープケ(デンマーク、世界16位)

【混合ダブルス】 池田信太郎・潮田玲子(世界8位)〈18-21,24-22,19-21〉マニーポン・ジョンジット/サビトリー・アミタパイ(タイ、世界21位)、佐藤翔治・松尾静香(世界22位)〈18-21,11-21〉ビタリジ・ダーキン/ニナ・ビスロバ(ロシア、世界36位)

日本選手の2回戦の対戦カードは以下の通り

【男子シングルス】 佐々木翔(世界6位)対パブロ・アビアン(スペイン、世界22位)、ピーター・ゲード(デンマーク、世界4位)対田児賢一(世界12位)、リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)対山田和司(世界29位)

【女子シングルス】 ワン・シン(中国、世界2位)対廣瀬栄理子(世界18位)

【男子ダブルス】 平田典靖・橋本博且(世界8位)対マイケル・フックス/オリバー・ロス(ドイツ、世界30位)、ヘンドラ・アプリダ・グナワン/アルベン・ユリアント・チャンドラ(インドネシア、世界9位)対佐藤翔治・川前直樹(世界10位)、早川賢一・遠藤大由(世界13位)対シェン・イエ/ホン・ウェイ(中国、世界18位)

【女子ダブルス】 藤井瑞希・垣岩令佳(世界3位)対シンタ・ムリア・サリ/ヤオ・レイ(シンガポール、世界13位)、松尾静香・内藤真実(世界6位)対パン・パン/チェン・シュウ(中国、世界35位)

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