シンガポールオープン決勝、女子シングルスで今大会の第1シード、インドの20歳、サイナ・ネワル選手が、この日誕生日を迎え16歳になった台湾のタイ・ツーイン選手をストレート(21-18,21-15)で下し、優勝した
ネワル選手は試合後、4歳年下のタイ選手の急躍進に驚いたとその実力を認めた上で、自身も含め、各国・地域で若い世代が台頭してきていると指摘した。また、かつてのような圧倒的強さを誇る中国選手はいないとして、体力とスタミナでは十分勝負できると今後の大会に向けての自信を示した。その上で「多くの選手は中国選手と対戦するとすぐにあきらめてしまう傾向があるように見受けられるが、私は決してそうではない」と強調した
一方で、今大会で活躍の目立ったインド選手を取り巻く国内の競技環境について、スポンサーなどから十分な支援を得られているのは自身を含め2人ぐらいしかおらず、全体として厳しい状況は依然変わっていないと説明した
女子ダブルスは、シンガポールのシンタ・ムリアサリ、ヤオ・レイ組が地元の期待に見事こたえ、韓国のイ・ヒョジョン、キム・ミンジュン組を(21-17,22-20)で下し、1990年にスタートしたシンガポールオープン史上初めて、地元プレーヤーによる勝利をもたらした
男子ダブルスは、台湾のファン・チーミン、リー・ シェンム組が、格上の米国のハワード・バック、トニー・グナワン組を(21-14,21-15)で 退け、スーパーシリーズ(SS)初優勝を果たした
このほか、男子シングルスはインドネシアのソニー・ドゥイ・クンチョロ選手、混合ダブルスはデンマークのトーマス・レイバーン、カミラ・リター・ユール組と、ともに有力選手が勝利を収めた
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