
シンガポールオープン準決勝。女子シングルスは、今大会予選から参加し、本戦1回戦で廣瀬栄理子選手をストレート(21-17,21-16)で破った台湾の15歳、タイ・ツーイン選手(世界ランク118位)が、韓国のベ・ヨンジュ選手(世界28位)をストレート(21-16,21-18)で下し、20日の決勝に進んだ
決勝の相手は、中国のルー・ラン選手を(8-21,21-17,21-8)で退けたインドのサイナ・ネワル選手。同選手は観衆からイン ドコールが沸き起こったファイナルゲーム、時折笑みを浮かべる余裕を見せ、試合後「ラリーをつなげることで相手のミスも誘えた」と述べ、落ち着いてプレーできたことを強調した

一方、「勝てたのに……」試合後、苦々しくこう語ったのは、男子シングルス準決勝、ソニー・ドゥイ・クンチョロ選手に僅差(19-21,20-22)で敗れたインドのカシャップ・パルパリ選手。スーパーシリーズ(SS)で自身初の4強入りを果たしたものの、出てくるのは悔しさのみ。自ら敗因を分析した結果は「勝ち急ぎすぎた」。強烈なスマッシュとスピードゲームを自らのスタイルと語る同選手は、準決勝での粘り不足を認めた
男子シングルス決勝は、ソニー・ドゥイ・クンチョロ選手と、ピーター・ゲード選手との接戦(20-22,21-17,21-16)を制したブーンサック・ポンサナ選手が戦う
このほか男子ダブルスでは、台湾のファン・チーミン、リー・シェンム組(世界20位)が第2シードのマルキス・キド、ヘンドラ・セティアワン組にストレート勝ち(21-19,21-9)。決勝で米国のハワード・バック、トニー・グナワン組(世界13位)と対戦する

また開催国、シンガポールのシンタ・ムリアサリ、ヤオ・レイ組が、女子ダブルスの決勝に進み、地元優勝の可能性に期待が高まっている。決勝の相手は、韓国のイ・ヒョジョン、キム・ミンジュン組
Singapore Open semi finals ; Nobody can stop this amazing Taiwanese girl, TAI Tzu Ying, who is just 15 years old !
In this tournament, she went through qualification round. Then during main draw, world ranking No.118 teenager beat Eriko HIROSE of Japan (No.12), Salakjit PONSANA of Thailand (No.19), Linda ZECHIRI of Bulgaria (No.34) and BAE Youn Joo of Korea (No.28) respectively
Tomorrow, she challenges Saina NEHWAL of India (No.6) who overcame LU Lan of China (8-21,21-17,21-8) in semi. And it’s TAI‘s 16th birthday