Former World Jr.champ Nozomi not satisfied with another GP title

韓国・全州市で4~9日に開催された韓国オープングランプリ(GP)で、前世界ジュニアシャンピオンの奥原希望選手が今季GP3勝目をあげた。ただ、膝のケガで昨シーズンの大半と今シーズンの一部を棒に振り、シニアに上がって国内外のライバルに大きく後れを取った同選手にとってはあくまで通過点。既に視線は、約1年ぶりに出場機会を得た上位大会スーパーシリーズ(SS)の今季最終戦である香港オープン、そして真の正念場となる12月1日開幕の全日本総合選手権に向いている

Nozomi gets her revenge over Aya at Vietnam Open GP

ベトナムオープングランプリ(GP)が、9月1~7日にベトナム・ホーチミンで行われ、奥原希望選手と大堀彩選手が女子シングルスの表彰台に立った この種目、日本勢の中でそれぞれ9番手、13番手につける2人だが、ともにGPでは既に2度優勝している。今回、3つ目のGPタイトルを手にしたのは、初戦から1ゲームも落とさずに勝ち上がった奥原選手。決勝でも大堀選手をストレートで下し、7月のロシアオープンGP準決勝での敗戦のリベンジを果たした

Nozomi wins her second GP title since 2012

ニュージーランドオープングランプリ(GP)は19日、オークランドで各種目の決勝を行い、女子シングルスで国際大会復帰4戦目の奥原希望選手が、伊東可奈選手を破って優勝した 奥原選手がGPのタイトルを手にするのは、2012年カナダオープン〈https://badpal.net/2012/07/16/canada-open-dominated-by-japanese-except-mens-singles/〉以来2回目。ただ同じ10代のライバルは、次々と1つ上のGPゴールドを制し、さらに上位のスーパーシリーズ(SS)、世界選手権で頂点に立った選手もいる。2013年1月に膝を故障してから1年3カ月、さらなる飛躍が待たれる

Shizuka/Mami and Nozomi to prepare for Osaka Int’l after semifinal loss

マレーシアオープンGPゴールド準決勝、奥原希望選手と松尾静香・内藤真実組はともに敗れ、決勝進出の好機を逃した。ただ、ともに世界ランクがないに等しいゼロに近い状態から2016年リオデジャネイロ五輪の出場資格獲得に向けたオリンピックレースに加わるための戦いをスタートさせた3人にとって、今大会でベスト4に入り、上位大会スーパーシリーズ(SS)のベスト8(5,040点)にほぼ匹敵するランキングポイント(4,900点)を獲得できたのは、最低限の課題をクリアしたと言える。次は帰国後すぐの4月2日に開幕する大阪インターナショナルチャンレンジで、優勝(4,000点)を目指す

Nozomi back on track by defeating Chinese who beats Akane in NZ

マレーシアオープンGPゴールド準々決勝、前日に第1シードとの対戦を乗り越えた女子シングルスの奥原希望選手と女子ダブルスの松尾静香・内藤真実組がこの日も揃って勝ち、ベスト4入りを果たした とりわけ奥原選手の相手は、昨年4月のニュージーランド(NZ)オープンGP決勝で、山口茜選手を破って優勝した中国デン・シュエン選手。しかしこの日は、奥原選手が序盤から相手を完全に抑え込み、21-11,21-14と快勝した 奥原選手は、今年の初戦となった2月の国際クラブ対抗リーグ戦「インドネシアスーパーリーガ」に所属チームの一員として参戦した際、出場した5試合すべてに勝利し自信を得ていた