独ビットブルガーオープングランプリ(GP)ゴールドで、女子ダブルスの第1シードに入った藤井瑞希・垣岩令佳組が、いずれも世界ランク下位の相手に1ゲームも落とさない圧倒的な内容で優勝した。3月に行われたドイツオープンGPゴールドでも勝っており、今年ドイツ2勝目となった 藤井・垣岩組は現在、世界3位で、日本のトップペア、末綱聡子・前田美順組(世界6位)を上回る位置に付けている。ただ、世界選手権に続く上位大会スーパーシリーズ(SS)プレミアでは、いいところまで勝ち上がっていくものの、全英オープンSSプレミア決勝やインドネシアオープンSSプレミア準決勝のように、注目を集める試合で、プレッシャーからか普段では考えられないような崩れ方をするもろさものぞかせる。今年最後のSSプレミアとなるチャイナオープン(11月22~27日)で、その真価が問われる
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Sho and Fujii/Kakiiwa in Semifinals of SS Premier
インドネシアオープンSSプレミア準々決勝、男子シングルスの佐々木翔選手が前日の北京五輪金メダリスト、リン・ダン選手(世界ランク2位)に続いて、中国トップ選手で世界選手権チャンピオンのチェン・ジン選手(世界6位)をフルゲームの末に倒し、準決勝に進んだ 第1ゲーム、佐々木選手が序盤リードするも、前週のシンガポールオープンSSで優勝したチェン選手も譲らず、佐々木選手のミスも出て終盤抜け出され18-21で落とす。しかしエンドが変わった第2ゲームは、佐々木選手がゲームを支配。着実に点数を重ね21-12で取ると、続くファイナルゲームも佐々木選手が序盤に確保した点差を維持したたまま、21-15で勝ち切った 佐々木選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、互いに体調が良い中、いいパフォーマンスで勝てたのがうれしいと率直に喜びを示した。
Sho sends Olympic Gold medalist home
インドネシアオープンSSプレミア2回戦、男子シングルスの佐々木翔選手(世界ランク16位)が、4月以降、2つ惜しい試合を落とした中国リン・ダン選手(世界2位)との一戦に完勝。ベスト8入りを果たした 4月のアジア選手権、5月のスディルマンカップに続く3度目の対決となった今回、佐々木選手は序盤から、丁寧な球回しで試合を完全に支配。第1ゲームは、北京五輪金メダリストのリン選手にほとんど何もさせないまま、21-12で圧勝した。続く第2ゲームは、出だしこそリン選手にリードされるも、3-8から9連続得点で一気に逆転し、その勢いのままマッチポイントを握る。そこから少しもたつき、逆に4連続得点を許して20-18と追いすがられるが、総じて危なげない試合運びで、最後は21-18でリン選手を抑え込んだ 佐々木選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、
Play for cheering up people in Japan
全英オープンSSプレミア決勝、日本の廣瀬栄理子選手と藤井瑞希・垣岩令佳組はいずれも中国のシード選手に敗れ、優勝を逃した。ただ、今年101回目を迎えた伝統あるこの大会での準優勝は、日本選手にとって女子シングルスで32年ぶり、女子ダブルスで20年ぶりという快挙となった