Japan still relies on Kento alone

マレーシアマスターズ(SUPER500)準決勝、世界チャンピオンの桃田賢斗は開催国期待のリー・ヅージアの挑戦を退け、決勝で前世界チャンピオンと2020年最初のタイトルを争う

休みなく酷使してきた身体のコンディション不調を抱えつつも、桃田の強さは底堅い。リー・チョンウェイの後継者と目されるマレーシアの21歳を問題にせず、ストレート勝ちで、昨年1回戦負けに終わったこの大会、今年は最終日まで残った

リー・ヅージアについては、「第2ゲーム17-12とリードした場面でも、目が死んでいなかった。将来、脅威になる(可能性がある)」と、その潜在性を評した

一方、敗れたヅージアは、数多くの部分で桃田との間に明白な力の差があることを率直に認め、追いついていかなければ、と述べた

準決勝もうひと試合は、ビクター・アクセルセン(デンマーク)がウン・カロン(香港)にストレート勝ちし、決勝に進んだ

アクセルセンは試合後、2020年最初の大会で久しぶりに決勝まで進めてうれしい、と述べるとともに、この数週間、大きなケガなくトレーニングを継続してこなし好調であることをアピールした

2017年世界チャンピオンのアクセルセンが「SUPER500」以上の大会で決勝に進むのは、優勝した昨年3月のインドオープン以来。18-19年世界チャンピオンの桃田と決勝で対峙するのは、準優勝に終わった同月全英オープン以来となる

桃田は、アクセルセンとの決勝について、互いに認め合っている相手だからこそ、「勝ったら自信になる、負けたらまたがんばる」と指摘。勝敗よりも、全力でぶつかり合うことの意義を強調した

女子ダブルス日本4番手の志田千陽・松山奈未は今大会、第1シードのチェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国)、第5シードのシン・スンチャン/イ・ソヒ(韓国)から、いずれも初勝利を挙げるなど躍進を見せ、ここまで勝ち上がってきた

準決勝の相手、第7シードのリ・インフェイ/ドゥ・ユエ(中国)には昨年9月の韓国オープン(SUPER500)で初白星を挙げており、連勝を狙った。しかし1ゲームずつ取り合い迎えたファイナルゲーム、前半はしっかり競り合うが、後半に入るとリズムを作れなくなり、最後は11-14から7連続得点を決められ、あっけない幕切れ。自身初の「SUPER500」決勝進出は果たせなかった

志田・松山は試合後、BadPaL の取材に応じ、「ファイナルゲーム後半になって、サーブ周りで精度のよい球がきて、前で触れなくなった。準備はしていたが、(相手の制度が)上回っていた」(松山)と述べ、相手の強さを認めた

シーズン開幕戦をベスト4という結果で終えた2人に、A代表として挑む2020年の目標を聞くと、「年内に世界ランク8位内、早ければ半年で」(志田)と答えた。とりわけ前半、4月末まで続く五輪レース中には、「現在の世界のトップと対戦できることは幸せ。1つ1つ(の試合から)吸収したい」(志田)と述べた。トップペアの中には五輪レース後または東京五輪後に一線を退く選手もいることを指摘すると、「(彼らが一線を退く前に)数多く試合がしたい。そして勝ちたい」(松山)と強調。そのためにも、次週以降の大会でもなるべく多く勝ち上がりたい意向を示した

女子ダブルスもうひとつの山からは、五輪後にペアを解消することが確実視されるグレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ(インドネシア)に競り勝ったツェン・ユー/リ・ウェンメイが勝ち上がり、決勝は中国勢同士の対戦となる

男子ダブルスでは、予選繰り上がりの韓国のベテラン、イ・ヨンデ/キム・ギジョンが、第5シードのムハンマド・ライアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア)との接戦を制し、久々の決勝進出を決めた

インドネシアからはもう1ペア、第2シードのヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサンが準決勝に臨んだ。しかし、昨年末のワールドツアーファイナルを含め、このところ3大会の準決勝で3連勝中だった第3シードのリュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(中国)にファイナルゲーム22-24で競り負け、最終日には残れなかった

女子シングルスは、第1シードのタイ・ツーイン(台湾)と第2シードのチェン・ユーフェイ(中国)が順当に勝ち残った

チェン・ユーフェイにストレート負けしたカロリナ・マリン(スペイン)は試合後、「ミスが多く、簡単に点を与えてしまった」と、淡々と敗因を語った。ただ、この大会を通じ自身のプレーは改善したと強調。次週のインドネシアマスターズ(SUPER500)でもベストを尽くすと述べた

混合ダブルスも、第1シードと第2シードによる決勝となり、女子ダブルス同様、同国対決のため中国勢によるタイトル獲得が確定している

 

準決勝の結果

【男子シングルス】

桃田賢斗(第1シード)<21-10,21-19>リー・ヅージア(マレーシア)

ビクター・アクセルセン(デンマーク、第5シード)<21-14,21-18>ウン・カロン(香港)

【女子シングルス】

タイ・ツーイン(台湾、第1シード)<21-17,21-12>ホー・ビンジャオ(中国、第7シード)

チェン・ユーフェイ(中国、第2シード)<21-15,21-14>カロリナ・マリン(スペイン)

【男子ダブルス】

ムハンマド・ライアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア、第5シード)<21-14,19-21,15-21>イ・ヨンデ/キム・ギジョン(韓国※予選繰り上がり)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第2シード)<20-22,21-19,22-24>リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(中国、第3シード)

【女子ダブルス】

リ・インフェイ/ドゥ・ユエ(中国、第7シード)<21-14,19-21,21-11>志田千陽・松山奈未

グレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ(インドネシア、第8シード)<19-21,21-18,19-21>ツェン・ユー/リ・ウェンメイ(中国)

【混合ダブルス】

ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第1シード)<21-13,21-12>ハフィズ・ファイザル/グロリア・エマヌエル・ウィジャジャ(インドネシア)

ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第2シード)<21-10,21-13>チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、第6シード)

 

決勝の対戦カード

【男子シングルス】桃田賢斗(第1シード)対ビクター・アクセルセン(デンマーク、第5シード)

【女子シングルス】タイ・ツーイン(台湾、第1シード)対チェン・ユーフェイ(中国、第2シード)

【男子ダブルス】リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(中国、第3シード)対イ・ヨンデ/キム・ギジョン(韓国※予選繰り上がり)

【女子ダブルス】リ・インフェイ/ドゥ・ユエ(中国、第7シード)対ツェン・ユー/リ・ウェンメイ(中国)

【混合ダブルス】ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第1シード)対ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第2シード)

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