Another no.1 born from Japan after French Open final

フレンチオープン(SUPER750)決勝、韓国の17歳アン・セヨンの優勝で幕を閉じた今大会の結果を踏まえ、29日に更新される世界ランキングで、新たに奥原希望が1位に立つことが確定した

Another milestone for Nozomi

2015年スーパーシリーズファイナル(現在のワールドツアーファイナル)、16年全英オープン、17年世界選手権と、主要タイトルを獲得してきた奥原が、またひとつ、マイルストーンを達成した

日本選手が女子シングルスで世界ランク1位を獲るのは、山口茜に次いで2人目。全種目を通じて見ると、◆高橋礼華・松友美佐紀(2014年10月<https://badpal.net/2014/11/04/world-no-1-eyeing-world-title-glory-at-jakarta-2015-and-rio-2016/>)◆山口(18年4月)◆福島由紀・廣田彩花(18年6月)◆桃田賢斗(18年9月)◆永原和可那・松本麻佑(19年4月)――に続き、6番目となる

現在の世界ランキングで奥原の上に立つ2人、1位タイ・ツーイン(台湾)と2位山口が今大会、準決勝で敗退し、ともに決勝に進んだ昨年よりポイントを減らすため。奥原はベスト16どまりだったが、昨年と同じ結果でポイントを維持した

五輪レースの年ということもあり、プレッシャーを抱えて数多くの試合を消化することで、故障なども出て成績が安定しない選手が少なくない中、奥原が今シーズンここまで、優勝からは遠ざかっているものの、上位大会でコンスタントに好成績を積み重ねてきた結果。ほかと一緒ではない自身の体に必要なケアに配慮し昨年12月、実業団を離れプロ化に踏み切った「成果」ともいえる

なお、フレンチオープン女子シングルスで優勝したアン・セヨンは16位から11位、準優勝のカロリナ・マリンは17位から10位へ、それぞれランクアップしてくる

◆29日付女子シングルス世界ランキング(速報暫定値)

【Women’s Singles】

1←3)  奥原希望 (Japan-1)                    91586 pts

2←1)  タイ・ツーイン (Taiwan)                    91395 pts

3←4)  チェン・ユーフェイ (China-1)                    90965 pts

4←2)  山口茜 (Japan-2)                    88650 pts

5)  ラッチャノク・インタノン (Thailand-1)                    80285 pts

6)  プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ (India-1)                    79324 pts

7)  ホー・ビンジャオ (China-2)                    71420 pts

8)  ミッシェル・リ (Canada)                    60305 pts

9)  サイナ・ネワル (India-2)                    59887 pts

10←17)  カロリナ・マリン (Spain)                    58680 pts

11←16)  アン・セヨン (Korea-1)                    56977 pts

12←10)  高橋沙也加 (Japan-3)                    55727 pts

13←11)  ソン・ジヒョン (Korea-2)                    55370 pts

14←12)  ツァン・ベイウェン (USA)                    54360 pts

15←14)  ハン・ユエ (China-3)                    53376 pts

16←15)  ポーンパウィー・チョチュウォン (Thailand-2)                    53176 pts

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フレンチオープン女子シングルス決勝は、アン・セヨンが、初めて対戦した前週デンマークオープン準々決勝で、ファイナルゲーム18-21と惜敗したカロリナ・マリンに再び挑んだ。前回と同じくフルゲームを戦う試合になるが、今回は第2ゲームで主導権を奪い返したアン・セヨンがファイナルゲーム、五輪金メダリストを5点に抑え、圧倒した

AN SeYoung leads new team Korea

アン・セヨンはこれで、ワールドツアー4勝目。「SUPER500」以上の上位大会は初制覇(17歳8カ月)となる

躍進著しい韓国の17歳は、5月にロンドン五輪金メダリスト(リ・シュエリ)と現世界1位(タイ・ツーイン)から初勝利を挙げた後、この2週間で、◆現世界チャンピオン(プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ)◆前世界1位(山口)◆リオデジャネイロ五輪金メダリスト(マリン)――を連破した。ただ、これまで対戦したトップの中で、チェン・ユーフェイ(中国)と、あこがれの存在と語るソン・ジヒョン(韓国)にはともに3連敗で、一度も勝てていない

一方、男子シングルスでは、復調してきたリオデジャネイロ五輪金メダリスト、30歳チェン・ロン(中国)が、過去負けなしの22歳ジョナタン・クリスティ(インドネシア)にストレート勝ちで大会2連覇。1年ぶりのワールドツアー優勝を決め、ベテラン健在をアピールした

インドネシアは混合ダブルスで中国に反撃。デンマークオープン優勝のプラビーン・ジョーダン/メラティ・ダエバ・オクタビアンティが、前週、7度目の対戦(準々決勝)で初めて勝利した世界1位ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオンを、今度は決勝で破り、「SUPER750」2週連続優勝を遂げた

これに男子ダブルス世界1位のマルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョが続き、シラグ・シェッティ/サトウィクサイラジ・ランキレディ(インド)を退け、同じく2週連続優勝でインドネシアに今大会2つ目のタイトルをもたらした

準決勝で第1、2シードの日本ペアを降した韓国ペア同士の対決となった女子ダブルス決勝は、1番手シン・スンチャン/イ・ソヒが逆転勝ち。2番手キム・ソヨン/コン・ヒヨンに9月の韓国オープン(SUPER500)決勝で負けた借りを返した

 

決勝の結果

【男子シングルス】チェン・ロン(中国、第5シード)<21-19,21-12>ジョナタン・クリスティ(インドネシア、第6シード)

【女子シングルス】カロリナ・マリン(スペイン)<21-16,18-21,5-21>アン・セヨン(韓国)

【男子ダブルス】マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、第1シード)<21-18,21-16>シラグ・シェッティ/サトウィクサイラジ・ランキレディ(インド)

【女子ダブルス】シン・スンチャン/イ・ソヒ(韓国、第5シード)<16-21,21-19,21-12>キム・ソヨン/コン・ヒヨン(韓国、第8シード)

【混合ダブルス】ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第1シード)<24-22,16-21,12-21>プラビーン・ジョーダン/メラティ・ダエバ・オクタビアンティ(インドネシア、第6シード)

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