Kento reaches three consecutive finals by overcoming Olympic champ

中国オープン(SUPER1000)準決勝、桃田賢斗は、ホスト国のチェン・ロンに苦しめられながらも勝ちをつかみ、出場3大会連続となる決勝に進んだ

世界チャンピオンと五輪金メダリストの対決は、両者ともに風のある会場でシャトルコントロールに苦慮した。まず桃田、第1ゲーム19-15とリードした場面から、サイドライン際へのショットをアウトにしたのをきっかけに6連続失点。逆転を許し落としてしまう

World champ beat Olympic Gold medalist ~photo courtesy of SportsPix360

ただ、より致命的だったのはチェン・ロンの方。ファイナルゲーム、一進一退で16-16まできた緊迫した場面から、スマッシュ、ロブをアウトにするミスを連発。立て直せないまま続けて5点を献上し、自滅した

過去4度の優勝実績を誇る自国開催の上位大会。「競技と家族のバランスを取るのが難しかった」と認める今シーズンの中では高いモチベーションで臨んでいると語っていたチェン・ロン、ここまでいいパフォーマンスを見せてきただけに、最後は悔いの残る負け方になってしまった

一方、桃田はこれで、7月のジャパンオープン(SUPER750)、8月の世界選手権に次ぐ、出場3大会連続の決勝進出。最終日は3大会連続優勝を目指し、昨年決勝で敗れたディフェンディングチャンピオン、アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア)に挑む

シードの日本2ペアによる同国対決となった女子ダブルスは、高橋礼華・松友美佐紀が第1ゲーム、福島由紀・廣田彩花が第2ゲームを取り合い、ファイナルゲームへ。高橋・松友が前半を11-4と大きくリード。エンドの変わった後半も17-10と優勢に進めていたが、ここから追い上げられ17-15。潮目は変わりつつあった。それでも次の1点を松友がサーブレシーブ1本で奪い流れを断ち切ると、そのまま押し切った

高橋・松友は、6月オーストラリアオープン(SUPER300)、7月インドネシアオープン(SUPER1000)と連敗していた福島・廣田に、今シーズン3度目の対戦で初勝利。決勝は、大会2連覇をかけ、開催国期待のチェン・チンチェン/ジア・イーファンと対戦する

女子シングルスでは、日本3番手の高橋沙也加が決勝進出をかけ、カロリナ・マリン(スペイン)と対峙した。第1ゲーム、今大会勢いのあるところを見せるマリンが序盤からリードするが、高橋も大きく離されずについていき、12-16から6連続得点を決めて逆転。そのまま20-18とゲームポイントをつかむ。ここは凌がれいったん20-20で並ぶが、攻撃姿勢を緩めることなく続く2点をもぎ取り、先制する

Sayaka lost to Carolina in the semis, still good achievement ~photo courtesy of SportsPix360

第2ゲームは前半10-6とリードするが、中盤8連続得点を決められ10-14と逆転される。その後も点差を広げられて13-21で落とす。ファイナルゲームに入ると再び、勢いを取り戻したマリンに高橋がついていく展開で、前半を7-11で折り返す。後半、連続得点ができなくなった高橋は少しずつおいていかれる格好となり、マッチポイント(14-20)。ここから4点を返す粘りを見せたが届かず、敗戦となった。ただ、今大会で得た結果と自信は、次戦以降につながることが期待される

マリンは試合後、復帰2大会目で上位大会「SUPER1000」の決勝まで来られたことを素直に喜んだ。昨年のこの大会以来となる国際タイトル奪取に向けた障壁は、準決勝もうひと試合で、中国のエース、チェン・ユーフェイを降したタイ・ツーイン(台湾)を残すのみ

男子ダブルスは、中国のエースペア、リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイとの新旧世界チャンピオン対決をヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサンが制し、決勝は、世界1位マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョとのインドネシア対決となった

一方、混合ダブルスでは、韓国とタイのペアの挑戦を難なく退けた、第1シードのツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオンと、第2シードのワン・イーリュ/ホワン・ドンピンが、自国開催の大会で頂点を争う

 

準決勝の結果

【男子シングルス】

桃田賢斗(第1シード)<19-21,21-18,21-16>チェン・ロン(中国、第6シード)

アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア、第7シード)<18-21,21-5,21-14>アンダース・アントンセン(デンマーク、第8シード)

【女子シングルス】

高橋沙也加<22-20,13-21,18-21>カロリナ・マリン(スペイン)

タイ・ツーイン(台湾、第2シード)<6-21,21-13,22-20>チェン・ユーフェイ(中国、第3シード)

【男子ダブルス】

マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、第1シード)<21-8,21-16>ムハンマド・ライアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア、第7シード)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第2シード)<22-20,21-11>リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(中国、第3シード)

【女子ダブルス】

チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、第4シード)<21-13,23-25,21-16>チャン・イエナ/キム・ヘリン(韓国)

高橋礼華・松友美佐紀(第2シード)<21-17,15-21,21-16>>福島由紀・廣田彩花(第3シード)

【混合ダブルス】

ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第1シード)<21-14,21-15>ソ・スンジェ/チェ・ユジョン(韓国、第7シード)

ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第2シード)<21-16,21-10>デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ、第4シード)

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決勝の対戦カード

【男子シングルス】桃田賢斗(第1シード)対アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア、第7シード)

【女子シングルス】タイ・ツーイン(台湾、第2シード)対カロリナ・マリン(スペイン)

【男子ダブルス】マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、第1シード)対ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第2シード)

【女子ダブルス】高橋礼華・松友美佐紀(第2シード)対チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、第4シード)

【混合ダブルス】ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第1シード)対ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第2シード)

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