Akane,Kento win 2nd title in Tokyo to secure dual singles World no.1

ジャパンオープン(SUPER750)決勝、山口茜桃田賢斗は自国開催の上位大会で2度目の優勝を成し遂げた。この結果、男女シングルス同時に日本選手が世界ランク1位に立つ

女子シングルス世界2位の山口は、同3位の奥原希望との同国対決を制した

第1ゲームは前半、ラリーが続く展開で一進一退。しかし山口が中盤以降、避けたかった長いラリーにつきあいながら、好機を待ってスピードを上げるなど、奥原も試合後に認めた「かけひき」で上回り、先制する

第2ゲーム序盤は奥原が主導権を握るが、山口は11-10と逆転して前半を折り返す。後半に入ると逆に奥原が追いかける展開となり、15-15まで食らい付くが、ここからシャトルコントロールにミスが出て連続失点。結局、山口がストレート勝ちで、16歳で初優勝した2013年以来6年ぶりに2度目のジャパンオープンタイトルを手にした

山口選手は優勝会見で、自分の動きが良く自信をもってできていたことが、精神的な余裕も生み、長いラリーの中、気持ちを切らさず我慢してできた、と勝因のひとつに触れた。インドネシアオープンに次ぎ2週連続優勝できたことについては、「達成感がありうれしい」とした上で、色々な人に支えてもらったと強調し、この気持ちを忘れずにこれからもやっていきたい、と述べた

ジャパンオープンの結果を受け、山口は世界バドミントン連盟(BWF)が30日に更新する世界ランキングで、タイ・ツーインを抜いて再び1位になる

山口選手は前週、インドネシアオープンの会場で BadPaL の取材に応じ、「最近は、ランキングもポイントも見ていない」と話していた。この点も踏まえ、今回、前回とは違う形で世界ランクトップに立つことへの感想を尋ねると、自分で計算はしておらず、SNSなどを通じて知り、「そうなんだ」ぐらいの気持ち、と明かした。前回の(相手)ポイント消滅による1位に比べ、優勝しての1位は違った嬉しさがあるとしながらも、ランキング1位よりトーナメント優勝を喜んでいる、と率直な思いを明かした

2連覇を目指す男子シングルス世界1位の桃田は、今大会、全試合ストレート勝ちと好調のジョナタン・クリスティ(インドネシア)と対戦。4月のマレーシアオープン(SUPER750)で敗れていることもあり、厳しい戦いが予想された

第1ゲーム、前半はクリスティにリードを許すなどもみ合うが、8-8から抜け出し、そこからじりじりと点差を広げ21-16で取る。第2ゲームは、精神的に優位に立った桃田が9-8から8連続得点を挙げて試合を決め、21点目を奪った直後は、喜びを爆発させるのではなく、しばし思いにふけり、状態が万全とはいえない中、期待とプレッシャーののしかかるホームで挙げることのできた勝利をかみしめた

桃田選手は試合後の会見で、前週、大きい大会(インドネシアオープン=SUPER1000)で勝ちたいと力が入り、空回り。早い段階で負け、自信を無くしていたと認めた

しかし今大会に入り、応援が力になり、試合をする機会の少ないホームで優勝する姿を見せたい、と強い気持ちで臨んでいたと明かした。決勝のプレーに関しては、ネット際の攻防で相手に(優位となる)上で取られても、コートの後ろまで返せば、後ろから打たれたショットは取れるという自信があった、と説明した

それでも最後には、日本で2連覇を達成できたものの、このままではだめと強調。2回戦負けした前週インドネシアオープンなどの現状を真摯に受け止め、自らを戒めさらに精進する覚悟を示した

一方、敗れたクリスティは試合後、桃田が粘り強いプレーをし、攻守を切り替えるタイミングをよくわかっていたと指摘した。ただ、決勝では思うようなプレーができなかったが、今大会準決勝までの自分のパフォーマンスには満足している、と前向きなコメントを残した

日本からもうひと種目、決勝に進んだ女子ダブルス第1シードの永原和可那・松本麻佑は、韓国のキム・ソヨン/コン・ヒヨンの攻勢に押し込まれる形でストレート負け。ジャパンオープン初優勝はならず、この種目、日本ペア3年連続制覇も果たせなかった

昨年9月のジャパンオープンから国際大会参戦をはじめ、攻撃的なプレースタイルにより1年足らずの間に世界ランクを13位まで上げてきたキム・ソヨン/コン・ヒヨンに、この先1年で韓国1番手となって東京五輪を迎えたいか尋ねると、「世界ランク上位の先輩を押しのけて(1番手で)というより、韓国から2ペアそろって出たいと思っている」と答えた

混合ダブルスでは、中国勢唯一の勝ち残り、ワン・イーリュ/ホワン・ドンピンが「勝たなきゃいけないプレッシャー」を跳ね除け、ストレート勝ち。大会通じて1ゲームも落とさず、2017年以来2年ぶり2度目の優勝を遂げた

世界2位、中国2番手ペアは今シーズン、ベスト8に終わった全英オープンの後、出場した6大会(個人戦)すべてで決勝進出(うち優勝4回)と好調を維持している。この要因を尋ねると、全英の後、ワン・イーリュが体調を崩し、そこから体調回復とトレーニングに努めたことが結果的にうまくいき、自信もついていった、と話した

男子ダブルスは2週連続同一カード、インドネアペア同士の対決となったが、第1シードのマルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョがインドネシアオープン(SUPER1000)に続いてヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサンに勝利。ジャパンオープン3連覇を達成した

今シーズン国際大会5勝目を挙げたのを踏まえ、次に控える、未だ勝てていない世界選手権への意気込みを聞くと、「優勝したい気持ちはもちろんあるが、考えすぎず1戦1戦」(スカムルジョ)と慎重に答えた

 

決勝の結果

【男子シングルス】桃田賢斗(第1シード)<21-16,21-13>ジョナタン・クリスティ(インドネシア、第6シード)

【女子シングルス】奥原希望(第3シード)<13-21,15-21>山口茜(第4シード)

【男子ダブルス】マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、第1シード)<21-18,23-21>ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第4シード)

【女子ダブルス】永原和可那・松本麻佑(第1シード)<12-21,12-21>キム・ソヨン/コン・ヒヨン(韓国)

【混合ダブルス】ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第2シード)<21-17,21-16>プラビーン・ジョーダン/メラティ・ダエバ・オクタビアンティ(インドネシア、第7シード)

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