B-shuttlers still need to learn more to catch up with world

スイスオープン(SUPER300)決勝、女子2種目に残った日本のB代表3選手は、実績で上を行く韓国と中国のライバルに力及ばず。この大会、昨年に続く日本勢の優勝はならなかった

Chiharu / Nami lost in SUPER300 final twice in two months, Spain and Switzerland ~photo courtesy of Marco Kunz

女子ダブルスの志田千陽・松山奈未は今年、ワールドツアー出場3大会で2度目の決勝進出。今シーズン初優勝を狙い試合に挑んだが、初めて顔を合わせた韓国のベテラン、チャン・イエナ(29)/チョン・ギョンウン(28)に力負けし、キム・ソヨン/コン・ヒヨンに敗れた2月のスペインマスターズに次いで、またも韓国ペアに優勝を阻まれた

21歳志田と20歳松山の2人、実績ある世界上位陣との対戦ではまだ力不足は否めない。ただ、1月タイ(ベスト8)、2月スペイン(準優勝)、3月スイス(準優勝)と、日本でB代表に無条件で出場が認められる「SUPER300」の大会では、安定したパフォーマンスと結果を残せるようになってきている

As of now, Yufei is simply too good for Saena ~photo courtesy of Marco Kunz

女子シングルスの川上紗恵奈は、第1シードのチェン・ユーフェイ(中国)と対戦。オープニングゲームを9-21と圧倒される。続く第2ゲームは、前半10-11まで食らいつくが、後半に入るとじりじり差が開いて12-18まで引き離される。ここから3連続得点で点差を詰めたが、反撃もここまで。前週、上位大会、全英オープン(SUPER1000)を制したばかりの中国のエースの前に16-21で屈した

川上は、このレベルの大会では2017年台湾オープン以来となる通算3つ目のタイトル奪取を目指したが、叶わず、準優勝に終わった。それでもケガの影響で大きく後退を余儀なくされた昨シーズンに比べると、復調の兆しをうかがわせた

一方、ヨーロッパ遠征2週連続優勝を果たしたユーフェイ(1998年3月生まれ)は、川上(97年12月生まれ)と同じ21歳。ジュニア時代は、やはり同世代の山口茜(97年6月生まれ)に力及ばなかったが、ここにきて、実力、世界ランクともにきっちり肩を並べてきた

日本勢は昨年、この大会で高橋沙也加と櫻本絢子・髙畑祐紀子で女子2種目を制覇した<https://badpal.net/2018/02/26/ayako-yukiko-and-sayaka-claim-super300-tournament-titles/>。しかしプレ五輪イヤーの今年は、中国勢をはじめ世界ランク上位陣のエントリーもあり、優勝なしに終わった

 

このほかの種目では、混合ダブルスで、国際的にはまだ広く名前の知られていないデンマークの若き長身ペア、マシアス・ベイ・スミット(191cm)/リケ・スービー(178cm)が、予選繰り上がりで出場機会を得て、一気に頂点まで上り詰めた。とりわけ準決勝で、第2シードのルー・カイ/チェン・ルー(中国)とのギリギリの接戦に競り勝ち(20-22,21-19,23-21)、勝負強さを見せた

前週の全英オープンを終えた後、国際舞台からの引退を決めてこの大会に臨み、そのルー・カイ/チェン・ルーに準々決勝で敗れたクリスティナ・ペダーセン(178cm)。彼女がマシアス・クリスチャンセン(188cm)と組んで到達したこの種目デンマークトップの座を継ぐ、大型ペアとして今後に期待がかかる

 

男子シングルスでは、第1シードのシー・ユーチ(中国)が、準決勝でチェン・ロン(中国)をストレートで降し上がってきたB.サイ・プラニース(インド)にオープニングゲームを奪われる。しかし、続く2ゲームを取り返して、出場4大会目で今シーズン初優勝を遂げた

男子ダブルスは、第4シードのムハンマド・ライアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア)が勝利。準々決勝でヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア)、準決勝でイ・ヨンデ/キム・ギジョン(韓国)というビッグネームを続けて倒したリー・ヤン/ワン・チリン(台湾)を止め、大会通じて1ゲームも落とさず頂点に立った

 

なお、今大会の会場であるバーゼルは2017年3月18日、翌年に五輪を控える東京を破り、19年世界選手権/パラ世界選手権の開催都市に選ばれた<https://badpal.net/2017/03/19/tokyo-loses-bid-to-host-2019-world-championships-to-basel/

そのため今回、インドのB.サイ・プラニースとカシャップ・パルパリ、ホスト国スイスからサブリナ・ジャケとカリン・ズーター・イーラス(車いす選手)を、ヘリコプターとロープウェーを用いて雪深いアルプス山脈に招き、標高3,000メートル超のティトリス山に設置したバドミントンコートで、5カ月後に迫った大舞台のプロモーションを実施した

See you in Summer at World C’ships / Para World C’ships in Basel ~photo courtesy of Roger Gruette

 

決勝の結果

【男子シングルス】シー・ユーチ(中国、第1シード)<19-21,21-18,21-12>B.サイ・プラニース(インド)

【女子シングルス】チェン・ユーフェイ(中国、第1シード)<21-9,21-16>川上紗恵奈

【男子ダブルス】ムハンマド・ライアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア、第4シード)<21-19,21-16>リー・ヤン/ワン・チリン(台湾、第8シード)

【女子ダブルス】志田千陽・松山奈未(第3シード)<16-21,13-21>チャン・イエナ/チョン・ギョンウン(韓国、第4シード)

【混合ダブルス】リノブ・リバルディ/ピサ・ハニントヤス・メンタリ(インドネシア、第8シード)<18-21,21-12,16-21>マシアス・ベイ・スミット/リケ・スービー(デンマーク※予選繰り上がり)

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