Akane overcomes same generation Chinese rival, Kanta fails

全英オープン(SUPER1000)準々決勝、同世代の中国のライバルと対戦した山口茜常山幹太。山口は勝って3年連続のベスト4入りを決めたが、今大会躍進を遂げた常山は敗れ、ベスト8で2度目の全英を終えた

Akane YAMAGUCHI ~photo courtesy of BadmintonPhoto (BadmintonEngland)

世界ジュニア選手権とユース五輪の決勝を戦うなど、ジュニア時代からトップで競い合う山口とホー・ビンジャオは現在ともに世界ランク1ケタで、日本と中国の2番手につける。ただ、シニアに上がってからの対戦成績は山口の4勝1敗。この日も、第2ゲームを終盤の逆転で奪われながら、ファイナルゲームは前半を粘り強く凌いで、相手のペースが落ちた後半、一気に引き離し、山口が勝利した

山口の全英準決勝進出は、2017年から3年連続

一方、アジアジュニア選手権のタイトルを争った常山とシー・ユーチはシニアに上がって差がつき、シー・ユーチが、五輪金メダリストのリン・ダン、チェン・ロンを抜いて中国1番手に躍り出たのに対し、常山は桃田賢斗、西本拳太に次ぐ日本3番手にとどまる

Kanta TSUNEYAMA ~photo courtesy of BadmintonPhoto (BadmintonEngland)

しかし昨年、5月男子国・地域別対抗戦トマス杯で第3シングルスとして出場した試合にすべて勝ち、日本の準優勝に貢献。7月タイオープンでは上位大会「SUPER500」初優勝と結果を残し、頭角を現した。今大会も、ノーシードながら初戦で全英6度優勝のリン・ダンから初勝利。2回戦では昨年1回戦で敗れた西本にストレート勝ちし、2度目の出場でベスト8入りを果たす

そして迎えた、先をいくライバルとのシニアになって3度目の対決だったが、第1ゲーム前半こそ競り合うも、その後は「差」が浮き彫りになる形でストレート負け。全英ベスト8という結果は十分評価に値するが、既に昨年、伝統あるこの大会を制しているシー・ユーチとの現時点における力量の違いは明確で、差を埋めるにはさらなる精進と時間を要しそうだ

一方、山口、常山の1つ上の世代では、桃田賢斗がキダンビ・スリカンス(インド)、奥原希望がリ・シュエリ(中国)をともにストレートで退け、日本のエースとして強さを見せた。なお、この世代の中国トップにいたシュエ・ソンとスン・ユはケガに起因して戦線離脱(※スン・ユは競技からの引退を表明済み)。この世代のエース欠落が、現在の中国低迷の要因の1つになっている

日本選手はほかに、混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗が、リリアナ・ナッチル引退後、タントウィ・アーマドが20歳のウィニー・オクタビナ・カンドウと組むペアとの初対戦に勝利。山口と同じく、3年連続で準決勝に進んだ。今シーズンに入ってみられる、追い詰められても崩れない強さが出て、17-20の劣勢をひっくり返しオープニングゲームを取れたのが大きかった

女子ダブルスは、昨年と同じ日本3ペア、福島由紀・廣田彩花永原和可那・松本麻佑米元小春・田中志穂がベスト4に入った。準決勝で永原・松本と米元・田中が直接対戦するため、昨年準優勝の福島・廣田に次ぐ、この種目2年連続の日本勢決勝進出は確定している

準決勝残り1枠には、チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国)がグレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ(インドネシア)を下して入り、決勝進出をかけ、第1シードの福島・廣田に挑む。両ペアのこれまでの対戦成績は5勝5敗。直近の2試合は福島・廣田が勝っている

男子ダブルスは、第3シードの園田啓悟・嘉村健士が第7シードのツォウ・ハオドン/ハン・チェンカイ(中国)を退け、初めて準々決勝の壁を突破。2015、17年のベスト8を上回った。準決勝では、14年優勝のヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア)と対戦する

準々決勝の結果

【男子シングルス】

桃田賢斗(第1シード)<21-12,21-16>キダンビ・スリカンス(インド、第7シード)

トミー・スギアルト(インドネシア)<21-16,14-21,15-21>ウン・カロン(香港)

ビクター・アクセルセン(デンマーク、第6シード)<23-21,21-18>ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク)

シー・ユーチ(中国、第2シード)<21-14,21-7>常山幹太

【女子シングルス】

タイ・ツーイン(台湾、第1シード)<21-15,21-19>サイナ・ネワル(インド、第8シード)

山口茜(第4シード)<21-16,19-21,21-12>ホー・ビンジャオ(中国、第6シード)

チェン・ユーフェイ(中国、第3シード)<21-12,21-16>ソン・ジヒョン(韓国)

奥原希望(第2シード)<21-17,21-14>リ・シュエリ>リ・シュエリ(中国)

【男子ダブルス】

ツァン・ナン/リュウ・チェン(中国)<19-21,21-17,12-21>ソー・ウーイイク/アーロン・チア(マレーシア)

ムハンマド・ライアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア、第8シード)<22-20,21-12>ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア)

園田啓悟・嘉村健士(第3シード)<21-12,21-17>ツォウ・ハオドン/ハン・チェンカイ(中国、第7シード)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第6シード)<21-12,21-13>マーク・ラムスファス/マルビン・エミル・シーデル(ドイツ)

【女子ダブルス】

福島由紀・廣田彩花(第1シード)<17-21,21-15,21-19>ステファニ・ストエバ/ガブリエラ・ストエバ(ブルガリア、第8シード)

グレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ(インドネシア、第4シード)<19-21,17-21>チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、第5シード)

永原和可那・松本麻佑(第3シード)<21-17,17-21,21-18>ツェン・ユー/リ・ウェンメイ(中国)

米元小春・田中志穂(第7シード)<21-16,21-17>リズキ・アメリア・プラディプタ/ニ・ケトゥット・マハデウィ・イスティラニ(インドネシア)

【混合ダブルス】

ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第1シード)<21-16,21-12>クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、第6シード)

デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ、第4シード)<21-16,12-21,17-21プラビーン・ジョーダン/メラティ・ダエバ・オクタビアンティ(インドネシア)

渡辺勇大・東野有紗(第3シード)<24-22,21-19>タントウィ・アーマド/ウィニー・オクタビナ・カンドウ(インドネシア)

ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第2シード)<21-13,20-22,18-21>ゴー・スーンフアト/シェボン・ジェミー・ライ(マレーシア)

 

準決勝の対戦カード

【男子シングルス】

桃田賢斗(第1シード)対ウン・カロン(香港)

シー・ユーチ(中国、第2シード)対ビクター・アクセルセン(デンマーク、第6シード)

【女子シングルス】

タイ・ツーイン(台湾、第1シード)対山口茜(第4シード)

奥原希望(第2シード)対チェン・ユーフェイ(中国、第3シード)

【男子ダブルス】

ムハンマド・ライアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア、第8シード)対ソー・ウーイイク/アーロン・チア(マレーシア)

園田啓悟・嘉村健士(第3シード)対ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第6シード)

【女子ダブルス】

福島由紀・廣田彩花(第1シード)対チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、第5シード)

永原和可那・松本麻佑(第3シード)対米元小春・田中志穂(第7シード)

【混合ダブルス】

ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第1シード)対プラビーン・ジョーダン/メラティ・ダエバ・オクタビアンティ(インドネシア)

渡辺勇大・東野有紗(第3シード)対ゴー・スーンフアト/シェボン・ジェミー・ライ(マレーシア)

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