
オランダジュニアインターナショナルが2月28日~3月4日に開催され、日本勢は混合ダブルス緑川大輝・齋藤夏組の準優勝が最高成績だった
緑川・齋藤組は2回戦から中国勢を3ペア続けて破るなど、全試合ストレート勝ちで決勝まで勝ち上がった。決勝でも、第3シードの中国ペアから第1ゲームを奪い幸先の良いスタートを切る。しかし続く2ゲームを僅差で取り返され、頂点には一歩届かなかった
日本はこの大会、◆2015年:女子シングルス(川上紗恵奈)、男子ダブルス(渡辺勇大・三橋健也)、女子ダブルス(志田千陽・松山奈未)◆16年:女子シングルス(仁平菜月)、男子ダブルス(小野寺雅之・岡村洋輝)、女子ダブルス(松山奈未・保原彩夏)、混合ダブルス(岡村洋輝・松山奈未)――で優勝。しかし、昨年は混合ダブルス準優勝(久保田友之祐・岩永鈴)と女子シングルス3位(水井ひらり)に終わり、今年も優勝なしに終わった

男子ダブルスでは中山裕貴・緑川大輝組が、2回戦で世界ジュニア選手権準優勝、第1シードの中国ディー・ヅ―ジエン/ワン・チャン組を破る番狂わせを演じるなどてベスト4入りを果たした。しかし、準決勝で第3シードのインドペアにストレート負けを喫し、決勝進出を逃した
この大会、出場してきた中国勢が5種目すべての決勝に進んだ。しかし、男子シングルスは世界ジュニアチャンピオン、タイの16歳クンラウット・ウィティサン選手、女子ダブルスではマレーシアのトー・イイウェイ/パーリー・クーン・レタン組がそれぞれ勝利し、中国の全種目制覇を防いだ
準決勝の結果
【男子シングルス】
クンラウット・ウィティサン(タイ、第1シード)<21-18,21-12>イクサン・レオナルド・イマヌエル・ルンベイ(インドネシア、第3シード)
チェン・シャウチェン(台湾、第5シード)<12-21,21-19,18-21>リ・シーフォン(中国、第16シード)
【女子シングルス】
パッタラスダ・チャイワン(タイ、第1シード)<16-21,15-21>ヤシン・ウェイ(中国、第9シード)
ワン・ジューイ(中国、第2シード)<19-21,21-17,21-11>チャシニーコレパプ(タイ、第4シード)
【男子ダブルス】
ドゥルブ・カピラ/クリシュナ・プラサド・ガラガ(インド、第3シード)<21-16,21-8>中山裕貴・緑川大輝
シャン・イーチェン/リアン・ウェイケン(中国、第2シード)<21-10,21-17>フェルディアン・マハルディカ・ラニアルディ/ギファリ・アナンダファ・プリハルディカ(インドネシア)
【女子ダブルス】
シア・ユーティン/リュウ・シュアンシュアン(中国、第1シード)<21-14,21-17>イ・チョンヒョン/チャン・ウンセオ(韓国)
トー・イイウェイ/パーリー・クーン・レタン(マレーシア、第3シード)<21-13,21-12>ツァン・シュシアン/チェン・インイン(中国、第7シード)
【混合ダブルス】
チャン・イージュン/パーリー・クーン・レタン(マレーシア、第1シード)<16-21,11-21>グオ・シンワ/リュウ・シュアンシュアン(中国、第3シード)
レオ・ロリー・カルナンド/ダニエル・マーシン(インドネシア)<18-21,11-21>緑川大輝・齋藤夏
決勝の結果
【男子シングルス】クンラウット・ウィティサン(タイ、第1シード)<21-18,21-14>リ・シーフォン(中国、第16シード)
【女子シングルス】ワン・ジューイ(中国、第2シード)<21-15,21-5>ヤシン・ウェイ(中国、第9シード)
【男子ダブルス】シャン・イーチェン/リアン・ウェイケン(中国、第2シード)<22-20,21-16>ドゥルブ・カピラ/クリシュナ・プラサド・ガラガ(インド、第3シード)
【女子ダブルス】シア・ユーティン/リュウ・シュアンシュアン(中国、第1シード)<19-21,19-21>トー・イイウェイ/パーリー・クーン・レタン(マレーシア、第3シード)
【混合ダブルス】グオ・シンワ/リュウ・シュアンシュアン(中国、第3シード)<16-21,21-18,21-19>緑川大輝・齋藤夏