TAGO wins for people supporting him during tough times : Day 6 of Purple

tago-weinan
Kenichi TAGO shows his appreciation for his teammates and supporters by winning opening match

SSパープルリーグ6日目、プタリンBCの2戦目に田児賢一選手が先鋒として登場。国際大会で長く活躍する香港ウェイ・ナン選手にストレート勝ちし、今シーズン初戦を白星で飾った。ただクラブは最終5種目目までもつれた接戦に敗れ、2敗目を喫した

パープルリーグ参戦の機会を提供するため尽力してくれた関係者に感謝し、自ら招いたことながら、厳しい状況下に置かれた自分のことを信じて支援してくれている人たちのために勝ちたい、と話す田児選手。「緊張していて、試合直前はチームメイトらの呼びかけもシャットアウトしていたほど」と明かしたが、その効果は、試合開始早々の高い集中力として現れた。試合巧者のウェイ・ナン選手からいきなり6点のリードを奪うと、その後も集中力を切らすことなく11-2の大差でオープニングゲームを取る。第2ゲームは9-3とリードしながら追い上げられ3点差まで詰められるも、粘り強いレシーブを見せるなどして11-7。第3ゲームは9-8と終盤もつれるが、試合時間残り1分の時点までに最後の2点を取り、しっかり勝ち切った

田児選手は、11×5ゲーム制、しかも30分の時間制限がある試合のため、「大事なのは第1ゲームと思って臨んだ」と説明した。第2ゲーム以降、徐々に詰め寄られた点については、「強い相手なので(そうなるのは当然)。競り合いになっても勝ててよかった。今日は自分がラッキーだった。あす試合をしたら(同じように勝てるか)分からない」と述べ、同じクラブの絶対エース、世界ランク1位のリー・チョンウェイ選手に過去2勝2敗と五分の対戦成績を残している32歳のベテラン、ウェイ・ナン選手の強さをあらためて強調した

プタリンBCは、続く女子シングルスもインドネシアのヘラ・デシアナ・ラクマワティ選手で取り、第2種目まで終えたところで6対1とリードを広げた

ssfinals-mdchamps
SS Finals’ champs GOH V Shem (L) and TAN WeeKiong fought each other at Purple League

第3種目では、決勝で園田啓悟・嘉村健士組を倒しSSファイナルのタイトルを手にアラブ首長国連邦・ドバイから凱旋帰国したばかりのゴー・ウェイシェム、タン・ウィーキョン両選手が敵、味方に分かれ、それぞれ若手と組んで対決。タン選手のペアが勝って、BUドラゴンズが1対6から4対7に差を詰める

続く第4種目の混合ダブルスは、コートに入った4選手中、インドネシアからの助っ人が3人を占める対戦。インドネシアのベテラン、マルキス・キド選手がマレーシアのチョウ・メイクアン選手と組むBUドラゴンズのペアが快勝した

tomy-iskandar
Tommy SUGIARTO of Indonesia earned the last point in overtime

ゲームカウント7対7で迎えた最終第5種目、両クラブのエースが雌雄を決する戦いに臨み、BUドラゴンズの外国人助っ人、トミー・スギアルト選手が2ゲームを先取し、クラブの勝利に王手をかける。しかし、後のないプタリンのイスカンダー・ズルカマイン・ザイヌディン選手は第3ゲームを奪い返し、残り時間がわずかとなる中、第4ゲームに突入し、4-4となったところでタイムアップに。ここで主審が最後のワンプレーを認め、微妙なラインジャッジを味方につけたスギアルト選手が勝ち、BUドラゴンズに勝利をもたらした

この日のもうひと試合は、パープルリーグ初参戦のクランシティBCが最初の2種目を落とす劣勢を挽回して、3戦目で初勝利を挙げた

6日目の結果

BUドラゴンズBC(2勝)10―8プタリンBC(2敗)

【男子シングルス(第2)】 ウェイ・ナン(香港)0〈2-11,7-11,8-11〉3田児賢一(日本)

【女子シングルス】 チアン・メイフイ(台湾)1〈11-7,9-11,5-11,2-7※30分打ち切り〉3ヘラ・デシアナ・ラクマワティ(インドネシア)

【男子ダブルス】 タン・ウィーキョン/チューイ・カーミン(マレーシア)3〈11-9,10-11,11-8,11-7〉1ゴー・ウェイシェム/チェン・タンジエ(マレーシア)

【混合ダブルス】 マルキス・キド/チョウ・メイクアン(インドネシア/マレーシア)3〈11-5,11-7,11-8〉0アグリピンナ・プリマ・ラマント/デビ・ティカ・ぺルマタサリ(インドネシア)

【男子シングルス(第1)】 トミー・スギアルト(インドネシア)3〈11-7,11-6,5-11,5-4〉1イスカンダー・ズルカマイン・ザイヌディン(マレーシア)

 

◆バングサホークスBC(3敗)7―11クランシティBC(1勝2敗)

【男子シングルス(第2)】 ワン・チアシン(台湾)3〈8-11,11-9,11-4,11-2〉1ムハンマド・ウマール・アルカタブ(マレーシア)

【女子シングルス】 リー・インイン(マレーシア)2〈11-6,11-10,9-11※30分打ち切り〉1キソナ・セルバドゥレイ(マレーシア)

【男子ダブルス】 ツォウ・ボーウェイ/ガオ・シアンチェン(中国)0〈6-11,7-11,10-11〉3ヤン・ポーハン/ロウ・ハンイー(台湾/マレーシア)

【混合ダブルス】 モハマド・シャズミル・イドハム/ジョイス・チューン(中国/マレーシア)1〈9-11,7-11,11-4,5-11〉3オン・ジアングオ/フー・ビビアン・カームン(マレーシア)

【男子シングルス(第1)】 ドゥ・ユーハン(中国)1〈5-11,11-8,5-11,5-7※30分打ち切り〉3リョン・ジュンハオ(マレーシア)

Advertisement

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out /  Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out /  Change )

Connecting to %s