Japan U19 to face Great Wall in semis for three consecutive years

世界ジュニア選手権・男女混合団体戦準々決勝、日本は、欧州勢で唯一ベスト8に残ったデンマークを3対0で退け、準決勝進出を決めるとともに、団体戦メダルの連続獲得記録を5年に伸ばした。ただこれはあくまで通過点。大会4日目(5日)に3年続けて準決勝でぶつかる王者中国を打ち破り、自国開催の2012年に果たして以来4年ぶりとなる決勝進出を狙う

Japan's vanguard ~photo courtesy of WJCBILBAO2016/SERGIO LÓPEZ
Japan’s vanguard ~photo courtesy of WJCBILBAO2016/SERGIO LÓPEZ

今大会既に3試合目となる混合ダブルス、岡村洋輝・松山奈未組は第1ゲームを先取。第2ゲームは終盤、20-17から1点差まで追い上げられるが振り切り、先鋒の役割をきっちり果たす

第2種目の男子シングルスには、前日に続いてエースの渡邉航貴選手が登場。難なく勝って日本に2勝目をもたらし、次につないだ

第3種目の女子シングルスは仁平菜月選手。実力、実績ともに相手より上だが、今大会最初の試合ということも影響したか、18-13と優位に試合を進めながら、20-18から合わせて4つのゲームポイントを活かせず、逆転を許しオープニングゲームを落としてしまう。それでも、第2ゲーム以降しっかり立て直し、ファイナルゲームは21-9と快勝。2種目を残して、日本の勝利を確定させた

このほかの準々決勝3試合は、第1シードの中国が台湾に3対0と快勝したが、第2シードのタイはインドにねばられ最終種目までもつれての辛勝だった。また、第3シードのインドネシアは、世界ジュニア女子シングルスのタイトルホルダー、16歳のゴー・ジンウェイ選手を擁するマレーシアに敗北。2013年から3年連続準優勝の強豪が、今年はメダルなしに終わった

日本は準決勝で、3連覇を狙う中国と対戦する。世界ジュニアの団体戦では、◆2012年決勝◆13年3位決定戦◆14年準決勝◆15年準決勝――と4年続けて敗れている相手だが、何とか壁を打ち破り、千葉大会以来となる4年ぶりの決勝進出を果たし、悲願の初優勝へ近づきたいところだ

準々決勝の結果

中国(A組1位※第1シード)3-0台湾(B組1位)

【混合ダブルス】 ホー・ジティン/ドゥ・ユエ〈21-16,21-7〉ス・リエイ/フ・リンファン

【男子シングルス】 リュウ・ハイチャオ〈21-17,21-16〉リー・チアハオ

【男子ダブルス】 ツォウ・ハオドン/ハン・チェンカイ〈21-13,21-16〉ルー・チェン/リン・シェンチエ

【女子シングルス】 チェン・ユーフェイ〈打ち切り〉ジョウ・シージュン

【女子ダブルス】 シュー・ヤ/フー・シュエ〈打ち切り〉フ・リンファン/リー・チーチェン

 

日本(C組1位※第4シード)3-0デンマーク(D組1位)

【混合ダブルス】 岡村洋輝・松山奈未〈21-11,21-19〉ダニエル・ルンゴー/アマリー・マゲルン

【男子シングルス】 渡邉航貴〈21-4,21-11〉マッズ・ミュールホルム

【女子シングルス】 仁平菜月〈23-25,21-17,21-9〉リネ・クリストファーセン

【男子ダブルス】 小野寺雅之・岡村洋輝〈打ち切り〉マッズ・ミュールホルム/ダニエル・ルンゴー

【女子ダブルス】 松山奈未・保原彩夏〈打ち切り〉リネ・クリストファーセン/マティルデ・クラメール

 

マレーシア(E組1位)3-1インドネシア(F組1位※第3シード)

【混合ダブルス】 ウーイ・ジヘン/タン・パーリー・クーンレ〈21-18,14-21,14-21〉リノヴ・リヴァルディ/アプリアニ・ラハユ

【男子シングルス】 リー・ヅージア〈21-15,21-11〉チコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨ

【女子シングルス】 ゴー・ジンウェイ〈21-15,21-14〉グレゴリア・マリスカ

【男子ダブルス】 チェン・タンジエ/マン・ウェイチョン〈21-19,21-17〉ムハンマド・ファクリカル/バガス・マウラナ

【女子ダブルス】 ゴー・ジンウェイ/M.ティナー〈打ち切り〉アプリアニ・ラハユ/タニア・オクタヴィアニ・クスマー

 

インド(G組1位)2-3タイ(H組1位※第2シード)

【混合ダブルス】 サトウィクサイラジ・ランキレディ/マヒマ・アガルワル〈21-15,21-16〉パキン・クナ・アヌビット/クワンチャノク・スジャイプラパラト

【男子シングルス】 ラクシャ・セン〈17-21,20-22〉カンタポン・ワンチャロン

【男子ダブルス】 サトウィクサイラジ・ランキレディ/クリシュナ・プラサド・ガラガ〈21-15,21-16〉パナチャイ・ウォラサクトヤナン/ワリト・サラパット

【女子シングルス】 アアカルシ・カシャップ〈9-21,10-21〉ポーンパウィー・チョチュウォン

【女子ダブルス】 マヒマ・アガルワル/U.K.ミスラ〈19-21,18-21〉アリサ・サプニティ/ルータイチャノク・ライスアン

 

準決勝の対戦カード

①中国(A組1位※第1シード)対日本(C組1位※第4シード)

②マレーシア(E組1位)対タイ(H組1位※第2シード)

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