Ayaka/Misaki’s 3rd and Akane’s 1st SS Premier victories

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Ayaka / Misakiat finally made it at third attempt

デンマークオープンSSプレミア決勝、女子2種目に登場した高橋礼華・松友美佐紀組と山口茜選手はともに優勝した。ダブルスは、末綱聡子・前田美順組が日本勢SS初優勝を遂げた2010年以来6年ぶり、SSプレミアに格上げされた11年以降では初めて。一方、男女通じて日本人がシングルスを制するのは、SSとなった07年よりずっと前、故湯木博恵氏が通算4度目のタイトルをつかんだ1976年から実に40年ぶりとなる

高橋・松友組は試合開始早々スタートダッシュを決め、一気に11-2と点差を開く。ただ、リオデジャネイロ五輪で銅メダルを手にした第2シードの韓国チョン・ギョンウン/シン・スンチャン組が黙って引き下がるわけはなく、後半どんどん差を詰められ14-14で追いつかれる。このあと1点を取り合う接戦となるが、第1ゲームを競り勝ったのは、絶望的な点差にもひるまなかった韓国ペアの方だった。ただ、続く第2ゲームも日本ペアが前半を11-6とリード。後半も点差を広げて21-11で奪い返し、試合はふりだしへ

Ayaka/Misaki ~photo courtesy Badminton Denmark (BadmintonPhoto)

Ayaka/Misaki ~photo courtesy of Badminton Denmark (BadmintonPhoto)

準決勝までの4試合すべてストレート勝ちの高橋・松友組にとって今大会初めてのファイナルゲームは、先行する韓国ペアを追いかける展開に。しかし7-7で並ぶと、そのまま抜け出し19-12とする。ここから韓国ペアに4連続得点を許してしまうが、シン選手がおかした致命的なサーブミスでマッチポイントをもらい受けると1発で仕留め、初のSS決勝進出でリオ五輪金メダル獲得に向け実質的な起点となった2012年、決勝で中国ユー・ヤン/ワン・シャオリ組に跳ね返されるも自分たちの成長を実感できた14年に続く、3度目の挑戦でようやくデンマークオープンのタイトルを手にした

高橋・松友組はこれで、◆1月マレーシアマスターズグランプリ(GP)ゴールド◆3月全英オープンSSプレミア◆3月インドオープンSS◆4月アジア選手権◆6月インドネシアオープンSSプレミア◆8月リオデジャネイロ五輪――に続く今シーズン7勝目。とりわけ、年5大会あるSSプレミアはここまで4戦して3勝と抜群の強さを誇り、11月に開催される最終戦チャイナオープンでの活躍も期待される。なお、SSの優勝回数は、初優勝を飾った2014年ジャパンオープンから数えて通算7回(プレミア3回、ファイナル1回を含む)にのぼる

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Akane has been unstoppable in Odense

山口選手は第1ゲーム、インドネシアオープンに次ぐ今シーズンSSプレミア2勝目を狙う台湾タイ・ツーイン選手と、互いに足を使いながらの正確なショットにディセプションなどを交えた、質の高い打ち合いを見せる。最後までどちらに転んでもおかしくない展開となるが、タイ選手が21-19で先制する。第2ゲームは出だしでもみ合うが、山口選手が徐々に点差を広げ、途中、ミスの出だしたタイ選手も次のゲームでの勝負に気持ちを切り替えたか、そのまま21-14で山口選手に軍配

山口選手にとって2日連続、タイ選手には3日連続となるファイナルゲームは、ミスの少なさで山口選手が優位に立ち、前半を11-5で終える。後半に入っても得点を重ね、相手の得意とするディセプションを入れた前方に落とす絶妙なショットを地面すれすれで拾いながら、ネットの上をかすめて返すというタイ選手もお手上げのプレーでマッチポイントを握ると、最後はタイ選手のショットがアウトになり、山口選手が韓国オープンに次ぐSS2大会連続優勝を決めた

Akane and TAI TzuYing ~photo courtesy of Badminton Denmark (BadmintonPhoto)

Akane and TAI TzuYing ~photo courtesy of Badminton Denmark (BadmintonPhoto)

山口選手は試合後、勝ち負けを意識せず楽しんでやろうと思ったのがよかったと勝因を語り、フランス、中国、香港と残り3つのSSでもいい結果を残し、年末のSSファイナルに臨みたいと抱負を語った

山口選手は今回、初めてのSSプレミア優勝でランキングポイント11,000点を獲得。2回戦負けに終わった昨年のポイント(4,320点)と入れ替わる形で6,680点を上乗せ。持ち点を現在の61,129点から67,809点に上げ、27日更新の世界ランキングでは、韓国ソン・ジヒョン、インドのプサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ、中国スン・ユの3選手を抜いて、シード圏内の7位に浮上する

男子シングルスは、4年前にナショナルチームを離れ、コーチの帯同もなく1人で決勝に臨んだ世界18位、タイのタノンサク・センソンブーンサック選手が、世界7位の韓国ソン・ワンホ選手に競り勝ち、SS初制覇。今月初めに行われたタイオープンでのグランプリ(GP)ゴールド初優勝に続く、2大会連続優勝となった。表彰式では、いみじくも同選手の26歳の誕生日である今月13日に亡くなったバドミントンを愛したプミポン・アドゥンヤデート国王の肖像を持ち、記念すべき勝利を国王に捧げた

男子ダブルスも同じタイのボディン・イサラ/ニピトポン・プアンプアぺト組が第1ゲームを先取し、第2ゲームも20-19とマッチポイントをつかみ勝利まであと1点に迫る。しかし今大会、安定感を増したリオ五輪銀メダリスト、マレーシアのゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン組が踏ん張り、土壇場の逆転でこのゲームを奪い返すと、ファイナルゲームは後半14-16から抜け出し悲願のSS初優勝を遂げた

混合ダブルスでは開催国デンマーク唯一の勝ち残り、ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン組が、ジャパンオープン優勝の中国の19歳ペア、ツェン・シウェイ/チェン・チンチェン組をストレートで下し、2008、09、11年に次ぐ通算4度目の自国優勝を果たした。一方、中国は、2005年以来11年ぶりにデンマークオープンをタイトルなしで終えた

決勝の結果

【男子シングルス】 ソン・ワンホ(韓国、世界7位)〈13-21,21-23〉タノンサク・センソンブーンサック(タイ、世界18位)

【女子シングルス】 タイ・ツーイン(台湾、世界6位)〈21-19,14-21,12-21〉山口茜(世界10位)

【男子ダブルス】 ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア、世界7位)〈14-21,22-20,21-19〉ボディン・イサラ/ニピトポン・プアンプアぺト(タイ、世界27位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈19-21,21-11,21-16〉チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(韓国、世界3位)

【混合ダブルス】 ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク、世界7位)〈21-16,22-20〉ツェン・シウェイ/チェン・チンチェン(中国、世界13位)

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