Day 6 of TUC : Japan misses Uber final with no.1 pair’s first loss in team events

Akane-SFトマス・ユーバー杯準決勝、日本女子は韓国に敗れ、2大会連続の決勝進出を逃した。ユーバー杯(アジア予選含む)、スディルマン杯、アジア大会と、ここまで出場した代表団体戦で負けなしだった高橋礼華・松友美佐紀組が初めて星を落としたのが響き、日本は山口茜選手の1勝のみ。中国に匹敵するメンバーを揃え、35年ぶりの金メダルも期待された今大会だったが、結果は銅メダルに終わった

第1シングルスの奥原希望選手は、韓国のエース、ソン・ジヒョン選手の的確なスピードと高さを狙ったショットに終始、揺さぶられ、押し込まれて、いいところなく敗れた

Ayaka-Misaki-SF2番手に登場のエースペア、高橋・松友組への期待が高まるが、韓国チョン・ギョンウン/シン・スンチャン組が世界ランク下位の挑戦者として、序盤より真っ向勝負の打ち合いを仕掛けてきて、第1ゲームを19-21の僅差で落とす。第2ゲームに入ると、リズムをつかみゲームカウントを1対1のタイに戻す。ファイナルゲームも競り合いになるが、前半を11-10とリードして折り返す。しかしエンドの変わった後半早々、「アグレッシブな攻撃を仕掛けた」という韓国ペアの勢いを止められず、5連続得点を決められ11-15と逆転を許す。ここから何とか追い上げようとするが、点を取っては取り返されるの繰り返しで差は縮まらず、最終的に16-21で敗れた

高橋選手に試合後、ファイナルゲーム後半、さらに攻めの姿勢に転じた韓国ペアの変化に対応できなかったのか問うと、「相手は前衛も強い。ドライブで強く返せればよかったが、上げるだけになってしまった」と回答。総じて、自分らしいプレーができなかったことを反省点として挙げた

高橋・松友組はこれで、◆2012年ユーバー杯(1勝)◆13年スディルマン杯(2勝)◆14年ユーバー杯(6勝)◆14年アジア競技大会(2勝)◆15年スディルマン杯(4勝)◆16年アジア団体選手権(5勝)◆16年ユーバー杯(4勝)――と続いてきた日本代表として臨む団体戦の連勝がストップした。ただ2人はかねて、「いつかは負けるもの」と淡々と話していた

BAE-SF頼みのエースペアが敗れたことで、日本は0対2と後のない状況に追い込まれ、最年少の山口選手にバトンを託す。山口選手は、「自分が負ければチームも負ける」状況に、プレッシャーを感じるというより、「腹をくくってがんばる」と覚悟を決め、コートに立つ。この種目、韓国2人目の五輪代表であるベ・ヨンジュ選手がサウスポーから繰り出す多彩なショットに足を使って食らいつく一方、好機と見れば即座に打って出る戦略が徐々に機能し、第1ゲームを21-17で取る。第2ゲームに入ると、べ選手が疲れからか、小休止をとる機会が増え、山口選手が9-7とリードしたところでコートにしゃがみこむと立ち上がれず、コーチ陣が棄権を申請。そのまま担架で運ばれた

Kurumi-Naoko-SF日本が1勝2敗として4種目目の第2ダブルスに入る。対戦するのは、五輪レースで最後まで出場権を争った世界9位の複万尚子・與猶くるみ組と同8位の韓国チャン・イエナ/イ・ソヒ組。因縁の顔合わせとなったが、直接対決は初めて。普段通りの力を出せば互角の競り合いとなると予想されるが、この日の試合に関しては、五輪出場権を逃したばかりの日本ペアがモチベーションと勢いに欠けるのは明白。ともにレースを競い合った高橋・松友組や松尾・内藤組に盛り立ててもらったというが、レース終了から間もないこともあり、どこか心ここに非ずといった感じを最後までぬぐえぬまま敗退。同時に、日本の2016年ユーバー杯挑戦も終わった

五輪イヤーのトマス・ユーバー杯は五輪レース終了直後に開催されることもあり、五輪出場権を得た選手、得られなかった選手に分かれるため、メンバー全員の気持ちを1つにまとめるのが難しい。福万・與猶組も「自分たちだけがつらいわけではない」との認識を持って、チームのために何とか気持ちを奮い立たせようとしたが、やはり準備の時間が短く、気持ちを切り替えるのは容易でないのが現実だ

IND v CHN準決勝もう一つの試合は、中国がインドを3対0と完封し、1984年以来17大会連続(このうち優勝13回)となる決勝進出を決めた

この対戦の注目は、総合力で劣るインドが、エースのサイナ・ネワル選手で一矢報いることができるかの一点だった。しかし、中国男子がメダルなしに終わり、さらなるプレッシャーを背負い込む形になりながら、リ・シュエリ選手がファイナルゲームまでもつれる接戦を制して勝利。あらためてメンタル面の強さを証明した

◆ユーバー杯準決勝の結果

中国(A組1位)3―0インド(D組2位)

【第1シングルス】 リ・シュエリ(世界3位)〈21-15,12-21,21-17〉サイナ・ネワル(世界8位)

【第2シングルス】 ワン・シーシャン(世界6位)〈21-13,23-21〉プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(世界10位)

【第1ダブルス】 ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(世界4位)〈21-6,21-5〉ジュワラ・グッタ/ネラクリヒ・シキ・レディ(世界ランクなし)

【第3シングルス】 ワン・イーハン(世界4位)〈打ち切り〉ガデ・ルスビカ・シバニ(世界113位)

【第2ダブルス】 タン・ユエンティン/チェン・チンチェン(世界ランクなし)〈打ち切り〉アシュウィニ・ポンナッパ/プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(世界ランクなし)

 

韓国(B組1位)3―1日本(D組1位)

【第1シングルス】 ソン・ジヒョン(世界7位)〈21-13,21-13〉奥原希望(世界5位)

【第1ダブルス】 チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(世界7位)〈21-19,15-21,21-16〉高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)

【第2シングルス】 ベ・ヨンジュ(世界14位)〈17-21,7-9棄権〉山口茜(世界11位)

【第2ダブルス】 チャン・イエナ/イ・ソヒ(世界8位)〈21-15,21-14〉福万尚子・與猶くるみ(世界9位)

【第3シングルス】 キム・ヒョミン(世界41位)〈打ち切り〉佐藤冴香(世界12位)

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トマス杯準決勝では、欧州勢唯一の勝ち残りデンマークが、リー・チョンウェイ選手率いるマレーシアに競り勝ち、2006年東京大会以来10年ぶりに、決勝へ駒を進めた。第2シングルスを務めてきたヤン・ヨルゲンセン選手が負傷のため出場メンバーから外れ、第1シングルス、第1ダブルスを続けて落とし後のなくなった状況から、準々決勝の日本戦で勝利を決めたハンス・クリスチャン・ビッティングス選手、さらに日本戦で園田啓悟・嘉村健士組に敗れたアンダース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプ・ソレンセン組が奮起。試合をふりだしに戻して最終種目、第3シングルスにつなぐ

Holst-SF第3シングルスには、マレーシアが前回大会準優勝の立役者の1人、チョン・ウェイフェン選手。対するデンマークはエミル・ホルスト選手。実績、経験の点でマレーシア優位が予想された。しかしふたを開けてみると、ホルスト選手が安定したプレーで次々に得点を重ね、前日の日本戦同様、地元観客を味方に付けたデンマークチームの応援も後押しして、見事にストレート勝ち。この試合のラッキーボーイとなり、デンマークを決勝の舞台に押し上げた

◆トマス杯準決勝の結果

インドネシア(B組1位)3―1韓国(C組2位)

【第1シングルス】 クリスティ・ジョナタン(世界19位)〈10-21,16-21〉ソン・ワンホ(世界9位)

【第1ダブルス】 ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(世界2位)〈21-15,21-12〉イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(世界1位)

【第2シングルス】 ギンティン・アンソニー(世界23位)〈21-18,21-18〉イ・ドンクン(世界16位)

【第2ダブルス】 リッキー・カランダ・スワルディ/アンガ・プラタマ(世界8位)〈21-15,21-18〉キム・サラン/キム・ギジョン(世界4位)

【第3シングルス】 イーサン・マウラナ・ムストファ(世界31位)〈打ち切り〉チョン・ヒョクチン(世界28位)

 

マレーシア(C組1位)2―3デンマーク(D組1位)

【第1シングルス】 リー・チョンウェイ(世界2位)〈23-21,21-18〉ビクター・アクセルセン(世界4位)

【第1ダブルス】 ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(世界14位)〈21-18,21-18〉マシアス・ボー/マッズ・コンラド・ペダーセン(世界ランクなし)

【第2シングルス】 イスカンダー・ズルカルナイン・ザイヌディン(世界36位)〈18-21,18-21〉ハンス・クリスチャン・ビッティングス(世界13位)

【第2ダブルス】 クー・ケンケット/タン・ブンヒョン(世界17位)〈21-10,8-21,13-21〉アンダース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプ・ソレンセン(世界23位)

【第3シングルス】 チョン・ウェイフェン(世界67位)〈15-21,18-21〉エミル・ホルスト(世界47位)

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