Akane regains smile and confidence after beating World champ in QF

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Akane’s first victory over Spaniard

シンガポールオープンSS準々決勝、女子シングルスの山口茜選手が世界ランク1位、世界選手権2連覇のスペイン、カロリナ・マリン選手を打ち破って、準決勝に進んだ。山口選手は BadPaL に対し、「久しぶりに楽しめた」と語り、足を故障する前に見せていた笑顔を取り戻した

昨年11月の香港オープンSSに続き2度目の対戦だったが、第1ゲームをマリン選手、第2ゲームを山口選手が取り合い迎えたファイナルゲーム、前半はマリン選手のリードで進む。後半に入ると山口選手が連続得点を決めて逆転、17-12まで点差を広げる。実力、実績ともに勝るマリン選手がここから反撃に転じ6連続得点で試合をひっくり返すが、山口選手は再度切りかえして、21-18で世界チャンピオンから初勝利をもぎとった

山口選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、「勝てたことはうれしいが、それより、久しぶりに試合を楽しめた」と笑顔を見せた。「前週のマレーシア(オープンSSプレミア)は全然ダメだったが、こっちに入ってから動きが良くなった。トップ選手のスピードにもついていけるようになり、長いラリーもできた。マリン選手の速い球も取れた」と述べ、あらためて足の故障で戦線離脱してからの復調を確認。ベストのプレーに近づいてきたか、との問いかけにもうなずいた

この日、試合に臨むに当たっては、「マリン選手は世界女王。前回対戦時は第1ゲームは競ることができたが、第2ゲームは小さい点数(8点)に抑え込まれたので、勝ち負けより、1点でも多く取ることを心掛けた」という。今回、世界1位に勝利できたことの意味については、「もちろん自信にはなる、ただ、もっと高いところ、準決勝や決勝で対戦できるようにならなければ」と指摘し、さらに自分を高めていきたい意向を示した

一方、今月から正式に所属となった企業のおひざ元である熊本での地震発生に関し、「まだ住んでいないが、これからお世話になる場所なので、少しでも明るいニュースを届けられてよかった」とのメッセージを送った

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Takeshi / Keigo has nothing to lose

男子ダブルスでは園田啓悟・嘉村健士組がこの日も魅せた。世界5位、第3シードの中国ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ組が相手でもまったく臆さず、得意とする低く速い展開で圧倒。とりわけ第2ゲームは、気迫のこもった隙のないプレーで相手の戦意を喪失させ、完勝した

園田・嘉村組は試合後、BadPaL に対し、「ドライブ勝負に付き合ってくれる相手で、ミスも出る。低空戦になれば負けない自信があった」と勝因を語った。準決勝に向けては、「これまでと変わらず一戦一戦」(嘉村)との姿勢を確認しながらも、「モチベーションは高い。準決勝は、ものにできるようなプレーをしたい」(園田)と、タイトル獲得への意欲ものぞかせた

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Ayaka and Misaki never lowered their guard

女子ダブルス準々決勝最初の試合は、高橋礼華・松友美佐紀組と松尾静香・内藤真実組の同国対決。結果は、高橋・松友組の順当勝ちに終わった

戦前より、今大会第1シードに入った高橋・松友組の優位が予想された。しかし日本のエースペアは2回戦を終え対戦が決まった時から、「試合はやってみなければ分からない」と繰り返し強調。中国のトップペア2組を倒してベスト4に入るなどマレーシアオープンSSプレミアで調子のよかった松尾・内藤組を警戒し、気の緩みを一切見せなかった

準決勝で対戦する中国ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン組についても、「3月の全英オープンSSプレミアで勝っていて、前週、マレーシアオープンでは別の日本ペア(松尾・内藤組)にも負けていることから、今度こそはという気持ちでくる」と指摘し、気を引き締めて臨む姿勢を確認した

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Naoko / Kurumi missed their opportunity

この種目、日本ペアが出場するもう1つの試合は、韓国チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(世界6位)対福万尚子・與猶くるみ(世界9位)。福万・與猶組が五輪レース出場権獲得につながる世界8位に上がるには、現在、世界6位と8位につける韓国ペア2組は倒さなければならない相手。逆に韓国ペアにとっては、五輪出場権を失わないために負けられない試合だ

互いに譲れない気持ちが激突したこの試合、期待に違わぬ接戦となり、とりわけファイナルゲームに入ってからはどちらに転んでもおかしくない展開のまま、19-19までもつれる。しかし、最後は韓国ペアに軍配。日本の2番手は惜しくも敗れ、大きなチャンスを逸した

福万、與猶両選手は BadPaL に対し、「プレーとしては良かったと思うが、結果は申し訳ない気持ち」(福万)。「やりたいことはできたが、あそこまで競り合いながら勝てなかった」(與猶)と、試合直後の感想を述べた。五輪レース残り2大会(チャイナマスターズ、アジア選手権)、ともににエントリーしているが、所属企業が拠点を置く熊本での前夜の地震発生を踏まえ、「出るからには、試合をできることの幸せをかみしめながらやりたい」と言葉を絞り出した

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Ayane / Kenta failed to reach last 4

混合ダブルスの数野健太・栗原文音組は、中国の21歳ワン・イーリュ選手と18歳チェン・チンチェン選手が組むペアから幸先よく第1ゲームを奪う。しかしその後、若い相手を勢いに乗せてしまい、続く2ゲームを落として逆転負け。第2シードを破った前日の勝利を、五輪レース期間中初のSSベスト4入りにつなげることはできなかった

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NG KaLong of Hong Kong upset CHEN Long this time

この日は、山口選手に敗れた女子シングルス第1シードのカロリナ・マリン選手以外に、男子シングルスでも第1シードの中国チェン・ロン選手が姿を消す波乱があった。金星を挙げた香港の21歳ウン・カロン選手は昨年11月の香港オープンSSで中国リン・ダン選手も破っている

準々決勝の結果

【男子シングルス】

チェン・ロン(中国、世界1位)〈14-21,18-21〉ウン・カロン(香港、世界16位)

ティエン・ホウウェイ(中国、世界7位)〈21-11,15-21,19-21〉ソン・ワンホ(韓国、世界10位)

ワン・ツェンミン(中国、世界12位)〈22-24,21-12,16-21〉ソニー・ドゥイ・クンチョロ(インドネシア、世界56位※予選勝ち上がり)

リン・ダン(中国、世界4位)〈21-18,21-14〉トミー・スギアルト(インドネシア、世界9位)

【女子シングルス】

カロリナ・マリン(スペイン、世界1位)〈21-13,18-21,18-21〉山口茜(世界11位)

ラッチャノク・インタノン(タイ、世界2位)〈21-12,21-18〉ポーンティップ・ブラナプラサーツク(タイ、世界19位)

ホー・ビンジャオ(中国、世界15位)〈21-16,21-15〉ツァン・ベイウェン(米国、世界36位)

ソン・ジヒョン(韓国、世界7位)〈15-21,21-19,19-21〉スン・ユ(中国、世界14位)

【男子ダブルス】

イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)〈21-17,21-16〉リッキー・カランダ・スワルディ/アンガ・プラタマ(インドネシア、世界9位)

フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、世界4位)〈21-15,21-19〉ギデオン・マルクス・フェルナルディ/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、世界14位)

ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国、世界5位)〈15-21,8-21〉園田啓悟・嘉村健士(世界18位)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界2位)〈11-21,11-21〉リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフイ(中国、世界13位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈21-15,21-11〉松尾静香・内藤真実(世界10位)

ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界4位)〈18-21,21-16,21-12〉デラ・デスティアラ・ハリス/ロシタ・エカ・プトリ・サリ(インドネシア、世界47位)

チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(韓国、世界6位)〈21-12,8-21,21-19〉福万尚子・與猶くるみ(世界9位)

グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界3位)〈21-19,20-22,21-12〉チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、世界14位)

【混合ダブルス】

タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界2位)〈21-15,21-15〉クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、世界7位)

コ・ソンヒョン/キム・ハナ(韓国、世界3位)〈21-13,12-21,24-22〉リュウ・ユーチェン/タン・ジンフア(中国、世界82位※予選勝ち上がり)

シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界5位)〈21-17,21-18〉プラビーン・ジョーダン/デビー・スサント(インドネシア、世界8位)

数野健太・栗原文音(世界19位)〈22-20,7-21,14-21〉ワン・イーリュ/チェン・チンチェン(中国、世界77位)

 

準決勝の対戦カード

【男子シングルス】

ソン・ワンホ(韓国、世界10位)対ウン・カロン(香港、世界16位)

リン・ダン(中国、世界4位)対ソニー・ドゥイ・クンチョロ(インドネシア、世界56位※予選勝ち上がり)

【女子シングルス】

ラッチャノク・インタノン(タイ、世界2位)対山口茜(世界11位)

スン・ユ(中国、世界14位)対ホー・ビンジャオ(中国、世界15位)

【男子ダブルス】

イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)対フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、世界4位)

リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフイ(中国、世界13位)対園田啓悟・嘉村健士(世界18位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)対ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界4位)

グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界3位)対チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(韓国、世界6位)

【混合ダブルス】

タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界2位)対コ・ソンヒョン/キム・ハナ(韓国、世界3位)

シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界5位)対ワン・イーリュ/チェン・チンチェン(中国、世界77位)

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