Day 6 of WC : Disappointing losses will make Japanese tougher, or not

HAYAKAWA-ENDO SF

Kenichi HAYAKAWA / Hiroyuki ENDO missed once in a life time opportunity

世界選手権6日目、決勝進出に挑んだ桃田賢斗選手、早川賢一・遠藤大由組、福万尚子・與猶くるみ組はいずれも敗れ、快挙達成はならなかった。ただ、五輪と並ぶ世界最高峰の大会で銅メダルという明確な結果を残した5人、試合後に見せた悔しさをプラスのエネルギーに変えさらなる高みに進めるか、今大会の真の評価は、来月のジャパンオープンから来年4月のアジア選手権まで続く、残りの五輪レースで明確になる

「今大会のドローが出た時、チャンスはあると思った」と認めた早川選手と遠藤選手のペアは、その言葉通り、準々決勝でインドネシアペアを破って順当にメダルを確定させた。準決勝の相手、中国リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン組は、2013年全英オープンSSプレミア決勝で優勝を阻まれた難敵だが、対戦成績はほぼ互角。直近のSSファイナルでは勝っていることもあり、「戦えるという自信を持って試合に臨む」と話していた

試合は一進一退の展開ながら、第1ゲームを失った後、第2ゲームも終盤に逆転され18-20とマッチポイントを握られる。万事休すと思われたが、この窮地に日本ペアが集中力を見せ逆転に成功し、試合を振り出しに戻す。ファイナルゲームも競り合いとなるが、流れをつかんだ日本ペアが徐々に抜け出し、18-14と終盤で4点差をつける。ところが次の1点を遠藤選手のサーブミスで献上してしまうと、中国ペアが息を吹き返して5連続得点を決め逆転。日本ペアも何とか食らいついていくが、このゲーム1つ目のマッチポイントを凌ぐのが精一杯。2つ目は止めきれずに、20-22で1時間25分に及んだ熱戦を終えた

早川・遠藤組に試合直後、銅メダルという今大会の結果に対する自己評価を聞くと、「(メダル獲得は)もちろんうれしい」(遠藤)。「狙ってメダルが取れたので評価できる」(早川)とする一方、「より良い色(のメダル)に変えられる機会を自分たちのミスで逸してしまった。評価はなし、としておいた方がよい」(遠藤)と悔しさを隠さずに語り、笑顔はなかった

一方、中国ペアは序盤、日本ペアのスピードに圧倒され、いったんは、どうしていいか分からない状態に陥ったことを認めた。またファイナルゲーム終盤、リードされながら、追いつき追い抜いた場面は、「点数のことなど何も考えずに、プレーを続けることだけに集中していた」という。さらに、試合中は、2013年スディルマン杯決勝で男子ダブルスに抜擢され、韓国のトップペアを破ってチームの優勝に貢献した良いイメージを思い浮かべていたと説明した

Kento in SF

There is a gap between Kento and CHEN Long

男子シングルスで日本初のメダル獲得、という新たな記録を既に打ち立てた桃田選手。決勝進出をかけ、連覇を狙う第1シードの中国チェン・ロン選手に挑んだが、この日は、チェン・ロン選手が1枚も2枚も上手だった。現時点における格の違いを見せつけるかのように、第1ゲームは21-9と圧倒。第2ゲームに入ると桃田選手も徐々に持ち味を発揮して、1点差まで詰め寄る場面は作ったが、大きな流れを変えるまでには至らず。とりわけ、準々決勝までは機能していた桃田選手の攻撃がチェン・ロン選手には効かなかった

桃田選手は試合後、「チェン・ロン選手の重圧から、挑戦者のはずが引いてしまった。思うような良いラリーができず、ミスが多くクオリティの低いプレーになってしまい悔しい」と反省の弁を述べた。今大会の結果については、「銅メダルは今後の自信になる」としたが、「ベスト4に入っていながら、きょうのような試合しかできないようでは」と述べ、あらためて悔しさをにじませた。最後は、この敗戦を踏まえ、格上の選手に近づけるよう、さらに真摯にトレーニングに取り組んでいく、と前を向いた

桃田選手は前日、自ら格上と認めるトップ選手と対戦するに当たって、「体力は上がってきている。自分に必要なのはさらなる我慢強さ」と BadPaL に語っていた。この点について舛田圭太コーチは、桃田選手が、チェン・ロン、リン・ダン、リー・チョンウェイに次ぐポジションまで実力的に上がってきているとの認識を示した上で、これらトップに勝っていくためには、実戦を通じて経験値を積み重ねていくしかないと指摘。一方でナショナルチームでも、今後、これら選手を想定した対策をこれまで以上に講じていく用意があると説明した

YONAO-FUKUMAN in SF

This will be the beginning for Kurumi / Naoko

ノーシードから準決勝まで勝ち上がった福万・與猶組を迎え撃つ形となったデンマークのクリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール組は、試合序盤まで、第2シードの中国ルオ姉妹を破った日本ペアを警戒していたことを明かした。ただ、第1ゲーム途中で攻略法を見いだしたと述べた通り、その後は危なげなく試合を進め、ストレート勝で決勝進出を決めた

福万・與猶組は敗れはしたものの、今大会、周囲が予想しなかった活躍を見せ銅メダルを手にした。試合後の会見では、このコートに立てたうれしさの反面、負けてしまった悔しさがあると指摘。ただその悔しさゆえに、「次頑張ろうという強い気持ちになっている」と述べた。その上で、「世界選手権でベスト4に入ったことを自信に、五輪レースでがんばっていきたい。まずは来月のジャパンオープンで飛躍したい」と今後の抱負を語った

LCW in SF

Can LEE ChongWei make it tomorrow?

日本選手以外では、男子シングルスでノーシードの元世界1位リー・チョンウェイ選手(マレーシア)が圧倒的な攻撃力と鉄壁なディフェンスを見せて、第2シードのヤン・ヨルゲンセン選手(デンマーク)に快勝。とりわけ第1ゲームは文字通り、一蹴した。決勝でディフェンディングチャンピオンの中国チェン・ロン選手に勝って、初の世界タイトルを手にすることができるか、注目される

Marine in SF

Marin of Spain grabbed the ticket to the final again

女子シングルスは、ディフェンディングチャンピオンのカロリナ・マリン選手(スペイン)がソン・ジヒョン選手(韓国)にファイナルゲーム、8-13の劣勢から10連続得点を決めるなどして逆転勝ち。連覇のチャンスをつかみとった。決勝の相手は、準決勝で開催国インドネシアの観客の大声援とも戦ったサイナ・ネワル選手(インド)。全種目を通じて、唯一の第1シードと第2シードによる頂上対決となる

男子ダブルス注目の一戦、イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国)対ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア)は、インドネシアペアに軍配。開催国から唯一のファイナリストとなった。一方、優勝候補最右翼だった世界ランク1位の韓国ペアは、昨年の銀メダルを下回る銅メダルに終わり、今年も世界チャンピオンになれなかった

準決勝の結果

【男子シングルス】

チェン・ロン(中国、世界1位)〈21-9,21-15〉桃田賢斗(世界4位)

ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、世界2位)〈7-21,19-21〉リー・チョンウェイ(世界46位)

【女子シングルス】

カロリナ・マリン(スペイン、世界1位)〈21-17,15-21,21-16〉ソン・ジヒョン(韓国、世界8位)

サイナ・ネワル(インド、世界2位)〈21-17,21-17〉リンダウェニ・ファネトリ(インドネシア、世界30位)

【男子ダブルス】

イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)〈17-21,19-21〉ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界3位)

早川賢一・遠藤大由(世界6位)〈16-21,23-21,20-22〉リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン(中国、世界9位)

【女子ダブルス】

グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界5位)〈8-21,16-21〉ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界7位)

クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界4位)〈21-12,21-15〉福万尚子・與猶くるみ(世界17位)

【混合ダブルス】

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)〈20-22,23-21,21-12〉タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界3位)

シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界2位)〈13-21,21-15,19-21〉リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国、世界4位)

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決勝の対戦カード

【男子シングルス】 チェン・ロン(中国、世界1位)対リー・チョンウェイ(世界46位)

【女子シングルス】 カロリナ・マリン(スペイン、世界1位)対サイナ・ネワル(インド、世界2位)

【男子ダブルス】 ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界3位)対リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン(中国、世界9位)

【女子ダブルス】 クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界4位)対ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界7位)】

【混合ダブルス】 ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)対リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国、世界4位)

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